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英語での会議等、意見を述べる場面で必要な機能フレーズのインプット・練習に最適なテキストです。
Chapter1では、「意見を述べる」「中立の立場で話す」「順序立てて述べる」といった英語でスピーチをする上で必要な機能フレーズのインプット教材として使用します。
Chapter2では、「生活」「仕事」「社会問題」など多岐にわたる分野のテーマについてのディスカッショントピックに対して、機能フレーズを使用しながら意見を述べるアウトプットの練習を行います。
本書の大きな特徴は、1つのテーマにつき、「賛成」「反対」「中立/別視点」の3つの観点からのサンプルスピーチが掲載されていることです。3つの観点が紹介されていることで、異なった視点や考え方を参考にして、自身の意見をより作りやすくなれるように工夫されています。
概念化とは、頭の中で言いたい内容を考えるプロセスのことです。
最終的には英語で考えて、英語で概念化できる状態を目指しますが、まだそのレベルに達していない場合、まずは日本語で概念化をすることになります。ポイントは、自分が使える語彙や文法で表現できる程度の簡単・シンプルな日本語で言いたい内容を思い浮かべることです。

概念化を鍛えることで、


✔️相手がいると仮定して話す
目の前に英語で説明する相手がいるとイメージして、意見をしっかりと伝えるようにしましょう。緊張感を持って疑似体験を繰り返すことで、実際の場でも発揮できる力になります。
✔️英語で言えないと思ったら、まずは日本語を見直す
複雑な文章や、難しい表現で概念化をしていないかを確認する癖をつけましょう。英語にできないような日本語的な表現を避けて、シンプルに考え、シンプルに英語で伝えることを意識しましょう。
✔️サンプルだけが正解ではない
言い回しや語彙のチョイスなどはサンプルに過ぎません。自分にとって言いやすい言い換えはどんどん取り入れ、自分のスピーキングを目指しましょう。
範囲のフレーズをひとつずつチェックして、意味を確認しましょう。
例文の日本語文を読み、フレーズを使用しながら英作をします。
英文の答えを確認して、フレーズの使用方法を理解しましょう。
細かいニュアンスの違いも把握しておきます。
会議や意見を述べる場で使っている場面をイメージしながら学習しましょう。実際にスピーキングで使いこなせるようにすることがゴールです。
スピーチのトピックを確認します。各トピックには、3つ主張(A, B, C)があるので、自分の主張に近いものを選びましょう。
「スピーチのポイント」で紹介されている機能フレーズを確認します。もし理解が不十分なフレーズがあれば、Chapter 1の該当部分に戻って復習しましょう。
日本語訳を見ながら、機能フレーズを使って口頭で英作します。
まず、1文ずつ日本語から英語にしていきましょう。模範解答を確認して、自分の英語が合っているかどうかを確認します。詰まらずにスムーズに言えるようになるまで、このステップを各5回から10回ほど繰り返しましょう。
次に、日本語の内容を見ながら、すべての文を通して英作します。このときは、録音することをお勧めします。余裕があれば1分程度で話せるように目指しましょう。
模範解答を見ながら、録音した自分のスピーキングを聞き返しましょう。
すべて同じ表現である必要はありませんが、文法のミスや不自然な表現がないか確認してください。
スピーチのトピックを確認し、自分の意見を箇条書きでまとめます。
トピックについて、日本語で1分程度のスピーチをし、その様子を録音します。
その理由は、「英語にしにくい複雑な表現」や「日本語特有の表現」を使って文章を作っていないかをあとから確認するためです。
日本語のスピーチと同じ内容・同じ情報量で、英語でスピーチを行い、再度録音します。
日本語と英語の録音を聞き比べます。必要に応じて文字起こしします。
日本語のスピーチでは、英語にしにくい表現や複雑な言い回しをシンプルな日本語に置き換えましょう。そのうえで、英語スピーチをより分かりやすい文章に改善します。
また、英語のスピーチに関しては、文法の間違い、重複した表現・単語を見直しましょう。この際、すぐに単語を調べるのではなく、可能な限り自力で英語をブラッシュアップしてください。自力で改善したほうが圧倒的に実際のスピーキングで生きる英語になります。
改善後のスピーチを、スムーズに言えるようになるまで繰り返し練習しましょう。
4/3/2 テクニックをご覧ください。
詳しくはコーチへ確認しましょう
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