KIKOと申します。現在はアメリカのインディアナ州に住んでいます。夫の仕事の都合で渡米し、こちらでの生活はちょうど1年半ほど経ちました。現地の生活に少しずつ慣れてきた最近では、行動範囲も広がり、最初の頃に比べると毎日を楽しく過ごせる様になってきました。
もともと私は、英語に限らず勉強全般が苦手で、正直あまり前向きに取り組んできたことがありませんでした。ただ、英語が話せたらかっこいいなとか、アメリカの文化への憧れはずっとあって。とはいえ、学生時代から勉強を避けていたので基礎もまったく分からず、「今さら始めても…」という気持ちがずっとありました。
そんな私がイングリードを受講しようと思ったきっかけは、アメリカに来てからです。実際に英語が必要な環境になり、自然と英語への興味が強くなりました。自分なりに独学で英語学習を始めてみたんですが、やり方が正しいのかも分からず、成長を実感できなかったんです。
そんなとき、Instagramで「英語コーチング」という言葉を目にしたのが、最初のきっかけでした。周りの人に相談もしてみましたが、「お金をかけなくても英語の勉強はできるよ」と言われて、最初は受講を見送ったんです。その後、半年間がんばって独学を続けてみたものの、成果が見えなくて…。そんな時に、YouTubeでたまたま見たpecoちゃんが大きなきっかけになりました。
pecoちゃんはもともと英語が話せなかったのに、どんどん成長していく姿を見て、「こんな風になれるんだ」と夢がふくらんだんです。そこで「私もやってみよう!」と決意し、イングリードに相談をしました。
Hirokiコーチとのやり取りの中で、特に印象的だったのは「共感してくれる姿勢」と「気持ちの波を受け止めてくれる存在」でいてくれたことです。
私は元々、勉強が得意なタイプではなく、イングリードを始めてからも何度も気持ちが折れそうになりました。頑張っても思うように成果が出ず、自分を責めて落ち込む日々が続いていたんです。そんな時、Hirokiコーチは「もっと頑張りましょう」ではなく、「それだけ頑張っているからこそ、今しんどいのは当然ですよ」とまず共感してくれました。
特に印象的だったのは、「チートデイ」を提案してくれたことです。頑張りすぎて疲弊している私に、思い切って休む日をつくることで気持ちをリセットさせてくれました。常に「頑張らなきゃ」と自分を追い込んでいた私にはなかった発想で、本当に救われました。
毎週のカウンセリングでHirokiコーチと話すことで、翌日からまた前向きな気持ちで1週間をスタートさせられるようになっていて、私のメンタルのコントロールにも寄り添ってくれていると実感できましたね。
また、現地のマクドナルドで英語が通じず、店員さんからきつい言葉をかけられたときは本当に落ち込み、「もう受講を続けるメンタルがない」と思うほどでした。ただ、その時に思い浮かんだのがHirokiコーチの顔でした。「ここでやめたら後悔するかもしれない」と思えたのは、それまで二人三脚で頑張ってきた実感があったからです。
最終的に続けることを決め、結果を出せた今、あの時の判断は正しかったと思えます。Hirokiさんのようなコーチに出会えたことは、私にとって大きな財産ですし、イングリードを選んで本当によかったと、心から思っています。
学習の中で特に印象に残っているのは「瞬間英作文」でした。イングリードの週1回のカウンセリングでは、この瞬間英作文のテストがあって、それが毎回緊張の連続だったんです。
私はもともとかなりの上がり性で、最初の頃は本当にガチガチに緊張していました。でも、それが逆に緊張に慣れるトレーニングにもなっていて、回数を重ねるうちに自然と落ち着いて取り組めるようになっていきました。
瞬間英作文では、最初は英文の語順が全くわからなくて、何度も何度も同じテストに挑戦しました。ある時、ふと「あれ?なんとなく並び順が分かってきたかも」と感じる瞬間があって、そこで初めて英語を“組み立てる感覚”を体験できたんです。暗記ではなく、自分の中で文法の感覚が育ってきたという実感が持てた瞬間で、それが本当にうれしくて、そこから一気に英語が楽しくなりました。
それまでは「できない=自分には向いてない」と思ってすぐにあきらめてしまうタイプだったんですが、イングリードではテストがあるから「やらなきゃ」と思えたし、努力するきっかけをもらえたことで、自分の中の壁を越えられたと感じています。まさに「この景色を見るために頑張ってきたんだ」と思える瞬間でした。
今では、瞬間英作文が大好きになってしまって、他のトレーニングもしなきゃと思いつつ、ついそちらばかりやってしまうほどです。もちろん単語や文法も大事ですが、自分の中で一番印象深く、達成感を感じられたのは間違いなく瞬間英作文でしたね。英語学習における「大嫌いが大好きに変わる経験」をさせてもらえたことが、今でも大きな自信になっています。
イングリードを卒業した今でも、毎日2時間以上は英語学習を続けています。シャドーイングは引き続き取り組んでいて、あとは瞬間英作文や単語学習にも力を入れています。
また、今は特に会話の瞬発力を鍛えたくて、自分で1人英会話のような練習もしています。日常のテーマで自分なりに英語で話してみて、それをChatGPTに添削してもらい、修正点を復習するというサイクルを日課にしているんです。
こうした学習スタイルが自然と習慣になったのは、間違いなくイングリードのおかげです。以前の私だったら、自分ひとりでここまで継続できていなかったと思います。今では英語学習が、歯を磨くのと同じくらい日常の一部になっていて、たとえやる気が出ない日でも、完全にゼロで終わることはありません。例えばドラマを英語で観たり、車の中で単語を聞いたり、何かしら英語に触れる時間を必ずつくるようにしています。
イングリードを受講して一番良かったと感じているのは、この「習慣化」の力が身についたことです。決して安い投資ではなかったかもしれませんが、それ以上の価値があったと思っています。
自分にとって、これまでの努力が今後の人生を支える土台になってくれると確信していますし、何かに挫けそうになったとき、イングリードでの経験がきっと背中を押してくれる、そんな存在になっています。受講して本当によかったと、今でも家族に話すくらい、大切な時間でした。
私の目標は、特別に「この資格を取りたい」などの大きな目標というよりも、日常の中で自然に英語を使えるようになることです。たとえば、旅行先で困ることなく会話ができたり、現地の人とスムーズにやり取りができたりと、英語が特別なものではなく、当たり前に使える道具として身についている状態を目指しています。
そして、イングリード受講前から掲げていた目標のひとつに、「ディズニーランドでキャラクターに英語で気持ちを伝える」という夢がありました。pecoちゃんの動画を見たことがきっかけで、「私もやってみたい!」と思ったんです。
実際にそれを叶えたのが、なんとイングリードの最終日の前日。大好きなキャラクター「ミラベル」に会うために、自分の言葉で英文を作って練習し、当日しっかりと気持ちを伝えられました。その時、ミラベルが目に涙を浮かべてくれて。その姿を見た瞬間、自分の想いがしっかり伝わったんだと実感して、本当に嬉しかったです。
今後も、こういった英語でコミュニケーションを取って、相手に気持ちが伝わる体験をもっと増やしていきたいです。そのためにも英語の学習はずっと続けていきたいと思っています。
迷っている方にお伝えしたいのは、「まずは一歩踏み出してみてください」ということです。私自身、受講を決めるまでにたくさん悩みましたし、「続けられるかな」「効果はあるのかな」と不安もありました。ただ、振り返ってみると、イングリードを始めて後悔したことは一度もありません。
やってみて初めて見える景色や、得られる経験が確実にあります。英語力だけでなく、自分自身と向き合う時間や習慣が身についたことは、私にとって本当に大きな財産です。迷っている今こそ、少しでも興味があるなら、ぜひ一度チャレンジしてみてください。きっと「やってよかった」と思える日が来ると思います。