外資系金融でファイナンス部門に携わるAKさんは、会議で英語を使う日々の中で、欧州やインドの訛りが混ざる相手の発言に苦しんでいました。聞き取れても返せず、突然名前を呼ばれた瞬間には頭が真っ白になってしまう。そんな焦りを抱えたまま、業務と育児が回っていく日々が続いていました。
学習時間は1日2時間が限界でしたが、イングリードのオンライン英語コーチングで、生活に合わせた計画を淡々と積み上げていきました。その結果、Versantは37点から58点へと大きく上昇し、英語が「普通に聞こえる」瞬間が増えていき、会議でのプレッシャーが少しずつ手応えに変わっていきました。
8歳と4歳の娘を育てながら、忙しく働くワーキングママのAKさんに、英語を武器にするための現実的な道のりについて、良かったことも、難しかったことも含めて、すべてを語っていただきました。

AKです。40代前半で、東京在住、夫と娘2人の4人家族で、上の子は8歳、下の子は4歳です。子どもたちは週1回の英語スクールに通わせていますが、私自身は大学受験以降、英語にまともに触れてきませんでした。理系出身ということもあって、英語に自信がないまま大人になってしまったんです。
転機は5年ほど前のことでした。育児との兼ね合いで通勤しやすい職場を探していたところ、たまたま見つかったのが外資系の金融機関でした。ご縁で転職できた反面、入社後は会議も資料も英語が当たり前で、社内でも英語しか話せない方とのミーティングが入り、本社メンバーとのウェブ会議で説明や質疑応答を求められることも増えていきました。
特に困っていたのはリスニングでした。きれいな英語は聞こえるのに、欧州訛りやインド訛りになると急に難しくなる。内容は分かったつもりでも、自分の言葉で返せないんです。会議で黙ってしまう自分が悔しくて、何とかしたいと思っていました。
受講を決めた時点での一番の目的は、仕事で英語を使えるようになることでした。会議で質問を受けても、答えが頭の中で組み立たずに沈黙してしまう。マネージャーや部長が同席してくれて助かる一方で、「自分の番が来たらどうしよう」という不安が常にあったんです。聞き取れないのはビジネスでは致命的なので、まずはリスニングを立て直したいという思いが強かったですね。
もう1つは家族の将来です。受講当初は移住を強く意識していませんでしたが、子どもの英語教育を考える中で、マレーシアへの教育移住が現実味を帯びてきました。実際に行ってみると安全で過ごしやすく、時差も小さい。夫と上の娘はこの1月からマレーシアで学び始めることになり、私と下の娘は一旦は日本に残る形になっています。
ただ、現時点で一番の壁は仕事の忙しさでした。行きたいのに行けないからこそ、今のうちに英語力を底上げして、環境が変わってもブレない土台を作りたいと考えました。

年始に「今年は英語を頑張る」と決めたのがスタートでした。外資で働きながら自分なりに教材を試したり、リスニングを流したりもしてきましたが、独学には限界があると感じていたんです。弱点がどこで、何をどんな順番でやれば伸びるのか、そこが曖昧なままだと、時間だけが溶けていく。だから一度、英語コーチングを受けてみようと思いました。
他社との比較検討もしました。大手P社さんのような有名どころも含めて、体験談を読み込んだんです。その中で印象に残ったのが、イングリードの体験談でした。特にpecoさんのインタビューで「もともと英語をやっていなかった」のに、きれいに話せているのが衝撃的で、「私でも変われるかもしれない」と思えた瞬間でした。
もう1つ大きかったのは、生活に寄り添ってくれそうだと感じたことです。小さい子どもがいるので、毎日3時間を前提にされると続かない。イングリードのオンライン英語コーチングなら、現実的な時間で設計してくれそうだと思いました。申し込む決め手は、根性論ではなく、続けられる仕組みがありそうだったことに尽きます。
実際、カウンセリングで生活や仕事の状況を細かく聞いてくれると知り、「ここなら自分のペースを崩さずに走れる」と感じました。英語をやり直すこと自体より、続け切れる環境を買う。そんな意識でイングリードを選びました。
よかったことの1つ目は、生活スタイルに徹底的に合わせてくれたことです。最初に「確保できても1日2時間です」と正直に伝えたところ、その前提で学習計画を組み直してくれて、「2時間でできるプランを作りましょう」と迷いなく言ってくれたんです。できない理想を積むのではなく、できる現実に合わせてくれる。その姿勢がありがたかったですね。
学習内容も2時間を一気に取る前提ではありませんでした。シャドーイング30分、単語30分、瞬間英作文30分、多読10分、スピーキング教材20分という具合に、毎日4〜5つの小さなタスクに分かれていたので、「今30分空いたからこれだけやる」と動けるんです。朝に1つ、昼休みに1つ、子どもが寝た後に残りを、というように分割して回せました。
仕事が忙しい週もあります。そんな時は毎週の面談で「今週は最低これだけにしましょう」とラインを引いてくれました。完璧を求めずに継続できる形をつくる、英語コーチングの価値はここだと感じましたね。子育て中の社会人でも、続けられる形に落とし込めたのが最大の成功だったと思います。
家族の協力も引き出しやすかったです。「今日はここまでやればOK」と進捗が見えるので、夫にも子どもにも説明しやすい。夜10時になったら「ママは今から勉強」と宣言して、子どもたちだけで寝てもらう日もありました。無理なく回る設計が、結果的に家族全体のストレスも減らしてくれたんだと思います。
2つ目は成果が仕事に直結してモチベーションが落ちなかったことです。停滞感は正直あまりなくて、学習プランを信頼して乗っていくと、その通りに感覚が変わっていきました。たとえば「この人の英語は癖が強い」と感じていた相手が、ある時から普通に聞こえるようになったんです。会議中に置いていかれる怖さが減り、内容を追える時間が増えていきました。
伸びを一番感じたのはシャドーイングです。これが一番しんどかったんですが、イングリードで初めて本格的に取り組んで、「自分は聞けているつもりで聞けていなかった」と気づけました。続けるほど耳が開いていく感覚があり、最後のVersantテストは驚くほど聞き取りやすかったです。スコアも37点から58点まで上がり、体感と数字が一致しました。
スピーキングは今も課題ですが、瞬間英作文を積み重ねたことで、短い文なら正しい構文で出せるようになりました。会議で発言が必要になった時、長文は無理でも、短い回答を積み上げることができた。録画を聞き返して「ちゃんと喋っている」と思えたのは小さな自信です。リスニングが整うと、話す練習にも前向きになれました。
以前は欧州訛りやインド訛りが混ざると、単語が途切れて聞こえて焦っていました。今は「聞こえない」ではなく「意味が追える」側に寄ってきた感覚があります。仕事で使う英語は待ってくれないからこそ、この変化は本当に大きかったですね。
基本的に不満はないのですが、あえて挙げるなら休暇制度のルールです。
学習を一時停止できる仕組み自体はありがたい一方で、申請が1週間前まで必須という決まりがありました。子育てや仕事をしていると、急に「今週は本当に無理」という週が出てくるものなんです。
ある時、プライベートの用事が重なって1週間休みたいと相談したら、申請期限を過ぎているので対応できないことがありました。もう少し柔軟だと助かるなと思いましたが、致命的な問題ではありませんでしたし、全体としては前向きに走り切れたと思います。

短期目標は英語の会議で発言量を増やすことです。聞き取れるようになってきた分、次は返答のスピードを上げたい。急に質問が飛んできても、ペラペラと長く話せなくてもいいので、要点を短い英文で即答できる状態を目指しています。リスニングが整った今だからこそ、スピーキングを本気で伸ばすフェーズに入った感覚です。
家庭の面では、家族でマレーシアに行くことが大きなテーマです。現状は仕事が忙しすぎて動けず、ワクワクよりも「早く片付けなきゃ」が先に立っています。それでも、時差の小ささ、教育費のバランス、ビザの取りやすさ、多文化環境などを考えると、マレーシアは我が家にとって最適解に近いと感じています。
長期的には、せっかく海外に行くなら、現地の日系企業だけでなく英語環境で働いてみたいです。英語ができると選択肢が増える。イングリードで得たのはスコアだけではなく、忙しい社会人でも英語を積み上げられるという事実でした。ここから先も、自分のペースで伸ばし続けたいと思います。