ピッチ上で数々の魔法をかけ、世界中のファンを魅了してきたファンタジスタ、小野伸二さん。
惜しまれつつ現役を引退した彼が、次なる挑戦として情熱を注いでいるのが「英語学習」だ。 実は、イングリードでの学習歴はすでに3年にも及ぶ。 海外リーグでの豊富な実績を持つ小野さんが、なぜこれほど長く、熱心に学び続けているのか。そして、パートナーに英語コーチング「イングリード」を選び続ける理由とは。 「英語もサッカーも、上達のプロセスは同じ」。
その言葉の裏にある3年間の手応えやコーチとの絆、そして見据える未来に迫った。

− まず、イングリードで英語学習を始めたきっかけを教えてください。
きっかけは、元チームメイトの田代有三という後輩がイングリードを受講していたことです。彼が学習している様子を見て、「あ、この内容は自分に合っているんじゃないかな」「こういう勉強がしたかったな」と直感的に感じたのがスタートでした。
− 海外クラブ在籍経験もある小野さんですが、以前から英語への必要性は感じていましたか?
そうですね。現役時代、海外に移籍した当初は本当に英語が何もわからない状態でした。もちろん通訳の方はいましたが、チームメイトや監督、スタッフと「通訳を介さずに、自分の言葉で、相手の言葉で会話ができたらどれだけ嬉しいか」と思っていました。
これまでは、会話の雰囲気や相手の表情を見ることで「伝わっているか、いないか」をなんとなく察して、ある程度のコミュニケーションは取れていました。でも、「それだけじゃ絶対にいけない」「もっとスキルを上げたい」という気持ちが、ずっと心の中にあったんです。

− 3年間も継続されているのは素晴らしいですね。挫折しそうになったことはありませんか?
元々できないので、諦めるということはありません(笑)。ただ、英語学習もサッカーと同じで、努力したからといってすぐに結果が出るわけではありません。「成長するためには“我慢”の時間が必要だ」 ということはサッカーで嫌というほど学んできました。だからこそ、英語学習で壁にぶつかっても、努力を積み上げる時間がいかに大事かを理解して取り組めています。
− 小野さん流の「学習を続けるコツ」はありますか?
「楽しむこと」 です。 楽しまないと、上達しないんですよ。サッカーも楽しいから「もっとうまくなりたい」と学んで、学んでできるようになるともっと楽しくなる。この繰り返しです。英語もなかなか上達しない苦しい時期もありましたが、「頑張った先に成果がある」と信じて、そのプロセス自体を楽しむようにしています。

− 普段はどのようなタイミングで学習していますか?
僕は移動時間がすごく多い生活をしているんですが、コーチは僕のライフスタイルに合わせて、「じゃあこの移動にはこれをやりましょう」と細かく提案してくれます。 電車や飛行機、車の中での移動中に音声を聞いたり、教材を開いたり。1日の中で使える時間を有意義に使っています。
− イングリードのコーチはどのような存在ですか?
一番は、自分に合わせてカリキュラムを作ってくれることですね。 苦手な部分は、どうしても「やりたくない」という気持ちになりがちですが、コーチはそれを細かくアレンジして、「どうすればやりたくなるか」を導いてくれます。「あ、これならやりたいな」という意欲を引き出してくれるんです。
また、時には学習が思うように進まずストレスを感じることもありますが、コーチに褒められると「また頑張ろう」と素直に思える。一方で、「ここはやってきてください」と課題をはっきり言ってくれる厳しさもある。このアメとムチのバランスというか、オンオフの切り替えが僕にはすごく合っていますね。

− 受講を続けて、ご自身の生活や英語力に変化はありましたか?
明確な変化を感じています。特にリスニングですね。先日ロンドンに行った際、以前よりも相手が言っていることがナチュラルに耳に入ってきて、「あ、聞こえる!」という感覚を得られました。
− 英語を使ってやりたいことは実現できていますか?
実は、かつてのチームメイトだったジェイ・ボスロイド選手がホテルまで遊びに来てくれたんです。以前なら深い話までは難しかったかもしれませんが、今回はコーヒーを飲みながら、英語でしっかりと会話ができました。 オーストラリア時代のチームメイトが来日した際も一緒に夕飯を食べたり。そうやってかつての仲間と、通訳なしで直接コミュニケーションが取れるようになったのは、本当に嬉しい成果ですね。
あとは、シカゴの大学に通っている長女との会話も変わりました。以前は娘が話す英語が早いなと感じることもあったのですが、最近はついていけるようになってきています(笑)。もっと勉強して、娘にも負けないように頑張っていきたいですね。

− 今後の目標について教えてください。
英語を話せるようになることで、「人を助けられる範囲」 が広がると思っています。 日本に来てくれる外国人選手や監督、その家族たちが住みやすい環境を作ってあげたい。彼らが困っている時に、僕が英語でサポートできれば、もっと日本を好きになってもらえるはずです。
また、将来的には海外に行った際に、現地の選手に直接インタビューをしたり、積極的に海外の案件に取り組んだりと、仕事の幅も広げていきたいですね。
− 最後に、受講を検討している方へメッセージをお願いします。
大人になると「今更やっても…」と制限をかけてしまいがちですが、夢や目標は、時間をかければかけるほど確実に近づいていくものです。 年齢は関係ありません。自分自身が動き出すかどうかです。 僕自身も、イングリードと出会って「英語を話したい」という昔からの夢に一歩ずつ近づいています。皆さんも一歩踏み出して、夢を掴んだ時の達成感を味わってほしいなと思います。








