「確認する」は英語でcheck?confirmとの違いと使い分け
「確認する」を英語で表すとき、いつも check だけを使っていませんか。基本的には check で問題ありませんが、予約や日程を確定したいときは confirm、情報の正確性を確かめたいときは verify も使えます。
日本語では同じ「確認する」でも、英語では確認する目的や行為に応じて動詞を使い分けます。
この記事では、「確認する」ときに基本となる check を軸に、confirm・verify・make sure の使い分けを解説します。「確認してください」「確認しました」「確認させてください」など、表現ごとの使い方も、そのまま使える例文とともに紹介します。
メールや会議で、確認の英語表現に迷う方に役立つ内容になっています。
「確認する」は英語でcheckが基本、予約や日程の確定はconfirm
迷ったときは、check を使えば多くの場面で通じます。check は、何かが正しいか、安全か、問題がないかを調べることを表す語です。
資料を見直す、スケジュールを確認する、数字が合っているかを調べるなど、日常的な確認の多くは check で表現できます。
一方、「確認」には、調べるだけでなく、内容を確定させる、正しさを裏づける、念を押すといった意味もあります。
英語では、こうした行為の違いに応じて動詞を使い分けます。たとえば、confirm は予約や合意などの内容を確定するときに使います。
check・confirm・verify・make sureの早見表
次の表では、4つの動詞の意味と、それぞれに適した場面について整理しています。
| 動詞 | 中心の意味 | 向く場面 | 例文 |
|---|---|---|---|
| check | 中身を見て、正しいか問題ないかを調べる | 資料・数字・スケジュールを見る、見てもらう | Could you check the schedule?(スケジュールを確認していただけますか) |
| confirm | 本当・正しいと示す、予約や合意を確定したものにする | 予約・日程・出欠を確定させる | I would like to confirm the date of the meeting.(会議の日程を確定させていただきたいです) |
| verify | 本当か正確かを確かめる | 情報や数字の正しさを裏づける | We need to verify the information.(その情報の正確さを確認する必要があります) |
| make sure | 確実に起こるようにする、済んでいるかを確かめる | 抜け漏れがないようにする | I will make sure the file is attached.(ファイルが添付されているか確認します) |
verify は、何が事実か、正確かを確かめるときに使う、やや改まった表現です。check との明確な使い分けのルールがあるわけではありませんが、この記事では、情報の正確さを裏づけたいときの選択肢として紹介します。
一方、make sure は、何かが確実に起こるようにする場合と、事実かどうか、すでに済んでいるかを確かめる場合の両方に使われます。
checkとverifyは何が違うか
check は、対象の中身を調べ、問題がないかを確かめる幅広い語です。一方、verify は、何が事実か、正確かを確かめることを表し、事実や正確さを裏づけるという意味もあります。
語義の上では、verify は check の一種で、特に事実や正確さの確認に焦点を当てた表現といえます。
次に、こうした語義の違いをもとに、使い分けの目安を整理します。
請求先住所に問題がないか確認してもらうなら、Could you check the billing address?(請求先住所を確認していただけますか)と表現できます。
登録情報と照らし合わせて、正確性まで確かめてほしい場合は、Could you verify the billing address?(請求先住所が正しいか確認していただけますか)のように verify を使う方法もあります。
ただし、verify はやや改まった表現のため、日常的なメールでは check で十分なことも多くあります。正確さの裏づけを強調したいときに、verify を選ぶとよいでしょう。
confirmは「確定させる」寄りで、見るだけならcheckを使う
日本語の「確認」と同じ感覚で confirm を使うと、意図が伝わりにくくなることがあります。
confirm には、何かが確かに事実・正しいと述べたり、証拠によって示したりする意味と、予約や合意などを確定させる意味があります。
単に内容を見るだけでなく、正しいと認めたり、確定させたりすることが confirm のポイントです。
このため、予定の内容を見てほしいだけの場面でPlease confirm the schedule(スケジュールを確定してください)と書くと、「このスケジュールでよいと確定の返事をしてほしい」というように、確定に近い依頼として受け取られる可能性があります。
実際の受け取り方は相手や文脈によって変わります。見てほしいだけならPlease check the schedule(スケジュールを見てください)、返事として確定を求めたいならconfirmと分けると、依頼の意図が伝わりやすくなります。
予約・日程・出欠はconfirmを使う
ホテルの予約を確定するために返信を求めるなら、Please reply to confirm your hotel booking.(ホテルの予約を確定するため、ご返信ください)と書けます。
また、全員の参加が決まったかを尋ねる場合は、Has everyone confirmed that they can join the workshop?(全員がワークショップに参加できると確定していますか)のように表現します。
予約や日程、出欠などについて、決定したことを伝えたり、相手に確定の返答を求めたりする場面では confirm が適しています。
- 出欠の確定を求める: Please confirm your attendance by Friday.(金曜日までに出欠をご確定ください)
- 日程の確定を伝える: I am writing to confirm our meeting on Monday.(月曜日の打ち合わせの件で、日程確定のご連絡をしています)
- 予約が確定したと伝える: Your reservation is confirmed.(ご予約は確定しました)
3つとも、「見ておいてください」ではなく「確定させる」「確定したと伝える」点が共通しています。
資料や数字の中身を見てほしいときはcheck
添付ファイル、スケジュール、名前のスペルなど、見て正しいかを調べてほしい場面ではcheckを使います。依頼するときは、Could you …?やPlease …の形に当てはめるだけで丁寧になります。
- 添付資料を見てもらう: Could you check the attached file?(添付ファイルを確認していただけますか)
- スペルを見てもらう: Please check the spelling of my name.(私の名前のつづりを確認してください)
- 自分で調べる: Let me check my schedule.(自分のスケジュールを確認させてください)
checkは、何かを見て、正しいかどうかや問題がないかを確かめるときに幅広く使える表現です。単に内容を見て確認するだけなら、checkで十分です。
文の形で選ぶ、確認してください・確認しました・確認させてください
実際にメールで書くのは、単語ではなく文です。
以下の表は、依頼する・結果を伝える・申し出るという3つの文の形ごとに、見るだけの場合と確定させる場合を並べています。
| 日本語 | 中身を見る・調べる(check) | 確定させる・確定を伝える(confirm) |
|---|---|---|
| 確認してください | Could you check the attached file?(添付ファイルを確認していただけますか) | Could you confirm your attendance by Friday?(金曜日までに出欠をご確定いただけますか) |
| 確認しました | I have checked the file.(ファイルを確認しました) | Your reservation is confirmed.(ご予約は確定しました) |
| 確認させてください | Let me check with my team.(チームに確認させてください) | I would like to confirm the date.(日程を確定させていただきたいです) |
同じ「確認する」でも、右の列は予約や予定などの確定を伴う表現です。
なお、Your reservation is confirmed. は、自分が内容を確認したと報告するのではなく、予約が確定したことを伝える表現です。「確認してください」と依頼するときは、内容に問題がないか見てほしいのか、返事をもって確定してほしいのかに応じて、左右の列を使い分けましょう。
「確認しました」は返信としてよく使われる一方で、相手への返事が「承知しました」に近い場合もあります。承知・了解の返信の言い方は、「承知しました」は英語で何と言う?場面別の言い換えと例文で確認できます。
確認できたら連絡します、確認が取れました
返信では、これから確認することを伝える表現と、確認した結果を報告する表現を使い分けます。
- これから確認する: I will check and get back to you.(確認して折り返しご連絡します)
- 確認できたら知らせる: I will let you know once I have checked.(確認できましたらお知らせします)
- 確認が取れたと伝える: We have confirmed that the delivery is on Friday.(配送が金曜日であることを確認しました)
- 確認できなかったと伝える: We have not been able to confirm the details yet.(詳細はまだ確認できておりません)
「確認が取れました」のようにこちらが確定した事実を伝えるときはconfirm、自分が調べた・見たと言うだけならcheckを選ぶと、意図が伝わりやすくなります。
確定できていないことを伝えるなら、We have yet to confirm the venue for the meeting.(会議の会場はまだ確定していません)のように、yetやnot been able toを添えて未確定と分かる形にします。
まだ内容を確認していない場合は、checkを使って「これから確認する」と伝えると、すでに確定したと誤解されにくくなります。
ここまでの動詞の選び方は、使う場面から選択することもできます。オンライン英語コーチングのイングリードでは、英語を使う場面によって必要な表現が変わると考えています。
確認の動詞も、依頼のメールなのか、会議での念押しなのかによって選びやすい語が変わるため、自分が使う場面や目的に合わせて、必要な言い方を見極めて学ぶことを勧めています。
念を押す・再確認するときはmake sure・double-check・ensure
確定や調査ではなく、念のために確かめたり、間違いがないように確認したりする場合もあります。
こうした意味で使われる3つの英語表現を、それぞれの語義とともに整理します。
| 動詞 | 中心の意味 | 例文 |
|---|---|---|
| make sure | 確実に起こるようにする、本当か、済んでいるかを確かめる | Just to make sure, the meeting starts at 3 p.m., right?(念のため確認ですが、会議は午後3時開始ですよね) |
| double-check | 2度目に、または細心の注意を払って確かめる | Could you double-check the figures?(数字をもう一度確認していただけますか) |
| ensure | 何かが起こること、確実になることを確かにする | We will ensure that all the data is backed up.(すべてのデータを確実にバックアップします) |
make sureは、確かめることと確実にすることの両方を表せるので、日常の依頼や念押しで使いやすい語です。
double-checkは、2度目に、または細心の注意を払って確かめることを表し、I’ll double-check the attendee list before I send it.(送る前に出席者リストをもう一度確認します)のように使います。数字や宛先など、間違えると困るものを見直してもらうときに向いています。
ensureは、何かが起こること、確実になることを確かにする語で、We are working to ensure that the new system runs smoothly.(新しいシステムが円滑に動くよう取り組んでいます)のように使います。
この例は、確実な状態にするための取り組みを表しています。日常的に相手へ確認を依頼する場合は、make sureやcheckを使うほうが自然なことも多いです。
make sureは、文のつなぎ方によって意味合いが少し変わります。Make sure (that) the client receives the revised quote.(顧客が修正後の見積もりを確実に受け取るようにしてください)のように、何かが確実に行われるよう依頼する使い方があります。
一方、I read the invoice again to make sure that the amount was correct.(金額が正しいか確かめるため、請求書をもう一度読みました)のように、間違いがないか確かめる使い方もあります。
- 確実にしてほしいと依頼する: Please make sure to reply by Friday.(金曜日までに必ず返信してください)
- 済んでいるかを確かめる: Please make sure that the file is attached.(ファイルが添付されているか確認してください)
- 自分が確かめる: I will make sure the room is ready.(部屋の準備ができているか確認します)
確認の依頼を短くまとめたいときは、Please make sure …が便利です。どの形でも、後ろに「何が確実になってほしいか」「何を確かめたいか」を続けるだけで文が作れます。
念のために確認するとき、文頭に置く2つの表現に、明確な使い分けのルールはありません。ここでは、それぞれの語義を踏まえた、この記事での使い分けの目安を紹介します。
- Just to make sure …: 勘違いがないかを念のため確かめるとき
- Just to confirm …: 決まった内容を確定させたいとき
どちらも「念のため」と訳せますが、確実な返答を得たいのか、認識の食い違いを防ぎたいのかによって使い分けるとよいでしょう。
ただし、相手や状況によって受け取られ方が変わるため、明確な使い分けのルールがあるわけではありません。
まとめ:確認したいことから動詞を選ぼう
「確認する」を英語で言うときのポイントは、次の3つです。
- 迷ったらcheckで、予約や日程を確定させるときはconfirmを使うこと
- 正しさの裏づけを強調するならverify、確実にするならmake sureを選ぶこと
- 念押しや再確認は、make sureやdouble-checkで伝えること
まずは、次に送るメールで「確認してください」と伝える際に、内容を見てほしいのか、返答をもって確定してほしいのかを意識して、表現を使い分けてみましょう。
参考












