営業を英語で言うと?sales・business・operationの意味と使い分けを完全解説
「営業 英語」で検索している方は、メールの署名に書く肩書きが決まらない、営業時間をお知らせするアナウンスを英語で書きたい、外資系企業の面接で自分の職種を説明したい、など状況はさまざまです。
日本語の「営業」は多義語で、①販売・商談という行為、②営業部門という組織、③営業時間という時間帯、④「営業する」という動詞の4つの意味を持ちます。英語には1対1で対応する単語がなく、文脈によってsales・business・operationを使い分ける必要があります。
この記事でわかること:
- sales・business・operationそれぞれの意味と代表的な使い方
- 「営業する」「営業中」「営業時間」を英語で表現する方法
- 「営業職」「営業部門」「海外営業」などビジネス場面で使える具体的なフレーズ
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Contents
「営業」は英語で何と言う?まず3語の基本を押さえる
salesの意味と使い方
salesはOxfordの定義によると “the activity of selling things”(ものを販売する活動)と説明されています。”She works in sales.” のように部門名としても使われる、日常ビジネスで最も汎用的な「営業」の訳語です(出典: Oxford Learner’s Dictionaries)。
sales teamは営業チーム、sales repは営業担当者(sales representativeの略)を指します。”Our sales rep will send you the proposal by tomorrow.” のように商談の文脈で自然に使えます。また、sales pitchは営業トーク・売り込み、sales targetは営業目標を意味し、いずれも職場の会話でよく登場する表現です。
なお、英語の営業力と年収の関係については英語力と年収の関係も参考にしてください。
businessの意味と使い方
businessはsalesより広い概念で、Oxfordによると “the activity of making, buying, selling or supplying goods or services for money”(金銭を目的としたものの製造・売買・供給活動全般)と定義されています(出典: Oxford Learner’s Dictionaries)。
business hoursは「営業時間」を表す最も一般的な表現で、business tripは出張、do business withは「〜と取引する」を意味します。”We have been doing business with them for over ten years.” のように、継続的な取引関係を表現するときに適しています。
外資系や社内公用語を英語に切り替えた企業の情報は社内公用語が英語の企業一覧で詳しく解説しています。
operationの意味と使い方
operationはOxfordの定義では “a business organization; activities within a business”(企業組織・企業内の活動)とあります(出典: Oxford Learner’s Dictionaries)。salesやbusinessより硬い表現で、組織的な運営・稼働状態を指す場面で使われます。
overseas operationsは「海外事業」を指し、大企業のアニュアルレポートや決算説明資料でよく登場します。”The factory has been in operation since 2010.” のようにin operationは「稼働中」「運営中」を意味します。店や施設が「営業しています」と伝えるときは “We are open.” や “We are in operation.” が自然で、”We are doing business.” はやや形式的すぎます。
3語の違いを一目で確認する比較表
| 単語 | 主な意味 | 代表的な使用例 | フォーマル度 | 主な品詞 |
|---|---|---|---|---|
| sales | 販売行為・営業部門 | sales team, sales rep | 低〜中 | 名詞(不可算/複数可) |
| business | 事業活動全般・商取引 | business hours, business trip | 中〜高 | 名詞(不可算) |
| operation | 組織的運営・稼働状態 | overseas operations, in operation | 高 | 名詞(可算) |
3点だけ覚えておくと迷いが減ります。
- 「営業部門」はsales departmentが日常会話・ビジネスメールともに最も使われます。
- 「営業時間」はbusiness hoursが圧倒的に標準的で、店舗や施設ではopening hoursも使います。
- 「営業する(動詞)」は文脈によってbe open・operate・conduct businessと形が変わります。次のセクションで詳しく説明します。
「営業する」「営業中」など動詞・状態の表現
「営業する(動詞)」の英語
日本語の「営業する」は文脈によって英語の表現がいくつかに分かれます。
- do sales / make sales: 販売活動をするという意味で、営業担当者が商談・提案をするイメージ。
- be open / be in operation: 店舗・施設・企業が「営業している」状態を表す。
- operate (a business): 事業を運営する、フォーマルな場面や書き言葉で使う。
- conduct business: 取引・商取引を行うという意味で、契約書や公式文書でよく見られます。
「営業活動を活発に行っている」という文脈なら “We are actively doing sales in the Southeast Asian market.” が自然です。
プレゼンや商談でのフレーズは英語プレゼンの基本構成とフレーズも参考にしてください。
「営業中・営業時間外」の表現
店舗・オフィス・施設が営業しているかどうかを伝えるシンプルな表現を押さえておきましょう。
- Open / Closed: 最もシンプルな表記で、看板・Webサイト・Googleマップに広く使われます。
- Business hours: 9:00–18:00: オフィス・企業のウェブサイトでの標準形式。
- “We are currently closed.” / “We’re open Monday through Friday.”: メールやアナウンスで使える定型文。
- Out of office(OOO): 営業時間外・休暇中の自動返信メールに使うフレーズ。
- After business hours / outside business hours: 「営業時間外に」という意味で、対応時間を案内する際に便利です。
メールや商談で使う営業フレーズ
実際のビジネスシーンですぐに使える例文を確認しておきましょう。
- “Our sales team will follow up shortly.”: 「営業チームよりまもなくご連絡いたします。」という意味で、問い合わせへの返信や展示会後のフォローアップメールに使えます。
- “Please find the attached proposal from our sales department.”: 「営業部からの提案書を添付しましたのでご確認ください。」という定型文。
- “We’d like to discuss a potential business partnership.”: 「ビジネスパートナーシップについてお話できればと思っています。」という新規取引の打診に使えます。
- “Our business hours are 9:00 AM – 6:00 PM, Monday to Friday.”: 営業時間を英語で案内する最も標準的な形式です。
メールの書き出しや結び方は英語メール書き出しフレーズ60選も参考にしてください。
詳しいメール表現はビジネス英語メールの書き方でも解説しています。
営業職・営業部門・営業先を英語で言うと?
「営業職」「営業担当」の英語の肩書き
日本の「営業」に相当する英語の役職名は複数あり、業界や企業の規模によって使い分けられます。
- Sales Representative(Sales Rep): 最も一般的な「営業担当者」の肩書き。製造業・商社・中小企業で広く使われます。
- Account Executive(AE): 顧客担当の営業職で、外資系企業や広告代理店でよく使われます。業界によって既存顧客管理に特化する場合と、新規クロージングを兼ねる場合があります。
- Business Development Manager(BDM): 新規開拓・パートナーシップ構築に特化した営業職に多い肩書き。
- Sales Manager / Sales Director: それぞれ営業マネージャー・営業部長に相当し、マネジメント層の役職です。
英語での自己紹介や職種説明は英語面接で使えるフレーズで詳しく確認できます。
「営業部門・営業チーム」の英語
- Sales Department / Sales Division: 会社の組織図や名刺に記載する正式名称として使います。
- Sales Team: 日常の会話やメールでカジュアルに使えます。
- Business Development Team: 提案型・新規開拓に特化したチームに使われることが多い表現です。
- Operations Team: 物流・施設管理系の企業では運営チームをこう呼ぶことがあります。
「営業先」「営業エリア」「海外営業」の英語
- Client / Customer: 営業先・取引先を指す最も基本的な単語です。Clientはサービス業、Customerは小売・消費財によく使います。
- Sales territory / Sales area: 担当エリア・営業区域を指します。”Who is in charge of the Kansai sales territory?” のように使います。
- Overseas sales / Global sales operations: 海外営業・グローバル営業を指す表現で、”We are expanding our business operations in Asia.” のように、海外事業の拡大を説明する場面で使えます。
海外出張や商談でのフレーズは海外出張・商談で使える英語フレーズも参考にしてください。
FAQ
Q1. “sales”と”business”はどちらを使えばいいですか?
用途によって明確に使い分けられます。「販売・売上」に関わる文脈ではsalesを選び、「事業・取引・会社活動全般」を指すときはbusinessが適切です。
たとえば、sales target(売上目標)はsalesの領域で、business goal(事業目標)はより広い経営レベルの話です。”We hit our sales target this quarter.” は「今四半期の営業目標を達成した」、”Our business goal is to expand into new markets.” は「新市場への参入が事業目標だ」というように、粒度が異なります。
Q2. 「営業時間」はbusiness hoursとopening hoursどちらが正しいですか?
どちらも正しく、文脈によって使い分けます。
business hoursはオフィス・企業の業務時間という意味合いが強く、メールの自動返信や企業サイトに向いています。
opening hoursは店舗・レストラン・美術館など一般客が利用する施設の「開館・開店時間」に多く使われます。
飲食店やショップなら opening hours、会社のコーポレートサイトなら business hours が自然です。
Q3. 「営業いたします」を英語のメールで書くにはどうすればいいですか?
状況に応じて3パターンがあります。
- “We will be open.”: 最もシンプルで汎用性が高い表現。
- “Our office will be operating normally.”: オフィスが通常通り業務を行うことを伝える、やや丁寧な言い方。
- “Open for business.”: 新規開業・リニューアルオープンの告知や、休暇明けに「通常営業を再開しました」と伝える場面に使えます。
Q4. 外資系で働くとき「営業職」の英語の肩書きはどれが適切ですか?
業界によって標準が異なります。
SaaS・IT企業ではAccount Executive(AE)が一般的で、既存顧客管理と新規クロージングを兼ねる役割に使われます。製造業・商社・BtoBメーカーではSales Representativeが最も通じます。
スタートアップや新規事業開発なら Business Development Managerやその略称BDMが使われることも多いです。転職先の求人票で使われている肩書きに合わせるのが最もスムーズです。
まとめ
「営業」を英語で表現するには、3語の使い分けが核心です。
- sales: 販売行為・営業部門・売上を指す最も汎用的な語。日常のビジネスメールや会話で積極的に使える。
- business: 事業活動全般・商取引を広くカバーする語。business hoursやbusiness tripのように複合語での活用が多い。
- operation: 組織的な運営・稼働状態を指すフォーマルな語。overseas operationsやin operationとして使われる。
4つの文脈別推奨表現も覚えておくと便利です。
- 営業する(行為): do sales / conduct business
- 営業中(状態): We are open. / in operation
- 営業職(肩書き): Sales Rep / Account Executive
- 営業時間: business hours(企業)/ opening hours(店舗)
営業英語の土台となるビジネス英語力の全体像はビジネスレベルの英語になるにはで解説しています。
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