昇進に関係するTOEICの点数は?基準や年収との関係について解説
グローバル化に必須のスキルが「英語力」であり、今やどの企業においても英語を使いこなせる人材は重宝される時代になっています。
日本で英語力を測る方法として「TOEICが一般的ですが、実際のところ昇進に必要なTOEICの点数についてよくわかっていないという方も多いのではないでしょうか?
もちろんTOEICスコアが高いに越したことはないのですが、目的に合わせて確実に必要な点数を獲得していくことが重要です。
この記事では、昇進を目指す方に関係するTOEICの点数について紹介します。また、TOEICの基準や年収との関係についても紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
Contents
TOEICの点数が高いと昇格のチャンスを掴める
TOEICの点数が高ければ昇格のチャンスを掴める可能性が高まります。
英語が話せることで仕事にどのような良い影響があるのでしょうか? 一昔前は「日本にいれば英語ができなくても仕事ができる」「英語力と昇進は関係ない」なんて言われていましたが、最近とても興味深い調査結果が発表されました。
転職エージェントなどを運営するエンワールド・ジャパン株式会社が2020年2月に発表した調査結果によると、英語力と年収には相関関係がみられることが明らかに。
流暢に英語が話せる「英語レベル上級者」のうち、年収1000万円以上の割合はなんと約60%に。対して、挨拶程度の英語が話せる「英語レベル初級者」ではその割合は約10%にとどまりました。
英語のレベルは、上級・ビジネス・中級・初級と4段階に分けられ、いずれにしても英語力が高いほど年収の高い割合が多くなるという相関関係が示されました。
それぞれのレベルをTOEICのスコアで表すと、上級が850〜990点、ビジネスが700〜849点、中級が550〜699点、初級が549点以下という目安になります。
※調査結果をもとに独自に作成
さらに「どのようなシーンで英語を使うか」という質問に対して、英語レベルがビジネス・上級の人では、電話対応や社内会議など人との対話が必要な業務を英語で対応している、ということが分かりました。
その一方で、英語レベル中級では、Eメールや資料作成など読み書きを中心に英語で業務をしているようです。
この結果から、英語力が高いほど業務の幅を広げ昇進・昇格のチャンスを手にし、最終的には年収アップにも繋がるということが推測できます。
グローバル化が加速するなか、英語を必要とする業務が必然的に増えていること。さらに日本の英語レベルは世界的にみても低く、英語を流暢に話せる人は貴重な存在であるため、英語力が高い人ほど市場価値が高い人材となり、昇進のチャンスが巡ってくる可能性は高いと言えるでしょう。
グローバルに働けないと昇進できない
外資系企業の影響力が増し、日系企業の海外進出も加速しています。ビジネスに国境はないのです。
加えて、日本には少子高齢化という大きな問題があり、労働力の確保に苦戦する日本は外国人労働者を急激に増やしています。2008年〜2017年にかけて外国人労働者は約2.6倍に急増しており、今後もさらに増えるのは間違いありません。
グローバル市場で勝ち残るために、企業は優秀なグローバル人材を必要としていくので、社員の採用においてもいずれ国境は無くなります。
英語ができない日本人と、英語も堪能で仕事もできる優秀な外国人がいれば、どちらのほうが市場価値が高いでしょうか? 勝敗は目に見えています。
これまで解説してきた通り社会は大きな変化を迎えており、英語力がなければ市場価値を高めることができず、昇進やビジネスチャンスを逃すことになるでしょう。
もちろん、英語ができるだけで昇進できるというわけではありません。間違いなく言えることは、英語ができなければ昇進やキャリアアップはできないということです。
「今の会社で昇進してビジネスチャンスを掴みたい」「大企業に転職してキャリアアップしたい」という人は、仕事のスキルと英語力の両方を伸ばしていきましょう。
昇進のために最低限必要なTOEICスコアとは?
近年、多くの企業が社員の英語力を評価するためにTOEICスコアを参考にしています。
英語力をつけて昇進するためには、どのくらいのTOEICスコアが必要なのかみていきましょう。
昇進のために必要なTOEICスコア
TOEICを運営する国際ビジネスコミュニケーション協会が2019年に発表したアンケート調査の結果をみてみましょう。
回答があった企業のうち「昇進・昇格に必要なTOEICスコアの期待値」は、部長クラスで565点、役員クラスで600点でした。
一般的に英語で仕事ができる最低ラインがTOEIC600点と言われているので、これから昇進を目指して英語を勉強しようと計画している人は、まずTOEIC600点を目標にするといいでしょう。
ただし、TOEIC600点は英語の基礎力が身についた初中級レベル。自分の意思を簡単に伝えることはできますが、複雑なシーンでは的確な対応やコミュニケーションに苦労し、正確さや流暢さも不十分です。
昇進・昇格した先に英語を使う業務があったり、国際部門への異動などが待っているのであれば、TOEIC600点は通過点にすぎず、より高いスコアを目指すべきです。
また、将来的には部下として外国人が入社してくる可能性も大いにあるので、英語でマネジメントすることも視野にいれて、最終的にはTOEIC800点を目指すのが理想と言えるでしょう。
国際部配属に必要なTOEICスコア
国際部門に配属されるため、日系企業であればTOEIC700点を目安にしましょう。
TOEIC700点は一通りの英語の基礎を身につけた状態で、流暢に英語を話すことは難しくても、業務上大きな支障はないレベルです。読み書きを中心とした業務であれば問題なく対応できるはずです。
外資系企業の国際部門で働くなら最低でもTOEIC800点を目指しましょう。
TOEIC800点は、能動的に英語で仕事ができるレベルで、海外との電話会議に参加したり、英語でプレゼンできる土台はすでに身についています。とはいえ外資系企業では、帰国子女やバイリンガルも珍しくない時代で、英語ができて当然の環境になります。
そのため外資系企業に入社しても、昇進のチャンスを得るためにはTOEIC800点という肩書だけでは太刀打ちできず、グローバル市場で戦える総合的な英語力やコミュニケーション能力が必要になります。
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海外出張に選抜されるために必要なTOEICスコア
海外出張に選抜されるためには、最低でもTOEIC730点を取得しましょう。
どんな状況でも適切なコミュニケーションができる基礎を持っており、支障なく業務ができるレベルとみなされ、海外出張のチャンスがあるかもしれません。
もちろん仕事のスキルも重要なので、地道に実績を積み上げて海外出張を任せてもらえるだけのスキルと英語力を磨いていきましょう。
海外赴任者の選抜されるために必要なTOEICスコア
海外赴任を目指すなら、TOEIC860点を目標にしましょう。
TOEIC860点は、専門外の分野の話題に対して適切な表現ができたり、語彙や文法などを正確に使いこなし、流暢にコミュニケーションを取ることができるレベルです。
海外赴任すれば海外拠点で働く現地社員のマネジメントなども必要になったり、複雑な問題を議論することもあり、非常に高い英語力が必要です。
特に、競争が厳しい北米の国に赴任したいと考えているのであれば、ネイティブ相手に勝負していく必要があるため、TOEIC900点レベルの英語力が理想です。
英語ができないと昇進できない4つの理由
終身雇用や年功序列は過去のものとなり「会社に長く在籍していれば昇進できる」「年齢を重ねれば昇進して給料があがる」という時代は終わりました。
そしてこれからは英語ができないと昇給・昇格のチャンスがない、給料も上がらない、といった厳しい時代のはじまりです。
①昇進基準に英語力(TOEIC)が入ってきている
TOEICを運営する国際ビジネスコミュニケーション協会が2015年に発表したデータによると「TOEICスコアを昇進・昇格の要件にするか」という質問に対し、22.3%が「全社要件にしている」と回答しました。
さらに8.8%が「特定の部署で昇進・昇格の要件にしている」と回答し、ふたつを合わせると3割以上の企業や団体が英語力を昇進や昇格、異動などの人事評価制度に導入していることが明らかになりました。
また「昇進・昇格の要件にしていないが将来はそうしたい」という回答も28.5%にのぼり、昇進・昇格にTOEICスコアを重視する傾向がうかがえます。
現在は、昇給・昇格の対象となるような40〜50代のミドル世代にTOEICが浸透していないことや、そもそも英語力がないことへの危機感が薄いことから、TOEICを人事評価の基準にすることはそこまで多くありません。
しかし、20〜30代の若い世代が実績を作り昇級・昇格の対象となるころには、より多くの企業が昇進・昇格の要件としてTOEICスコアを基準にする可能性が高くなるでしょう。
②外資系企業が日本国内での影響力を強めている
あまり意識したことがないかもしれませんが、実は外資系企業の影響力はどんどん強くなっています。
机の上やかばんの中を見回してみてください。IT製品を中心にほとんどの人が海外の製品やサービスを使っているはずです。
パソコンならMacやWindows、携帯ならiPhoneやAndroid、通販ならAmazon、SNSならInstagramやTwitter、Web会議システムならZoomやSkypeなど、あらゆる製品やサービスが海外からきたものです。
人々の生活に海外製品が浸透しているということは、市場も同じです。日本という小さな国でも、海外からみると未開拓地のある魅力的なマーケットなのです。
近年、外資系企業の営業パフォーマンスは良好といわれており、これからますます影響力が強くなるでしょう。市場の状況を理解することで、昇進やキャリアアップを目指すには英語が必要だということが実感できると思います。
③日系企業の海外進出が急速に増えている
2017年に外務省が実施した調査によると、海外進出している日系企業の総数は7万5千拠点を上回り、2016年に比べて約5.2%も増加しました。
調査を開始した2005年以降、その数は増加の一途をたどっており2017年には過去最多の数字を記録。特に2013〜2017年にかけては約18%も増加しており、日系企業の海外進出は急速に増えています。
さらに、2019年に日本貿易振興機構(JETRO)が実施した調査で「今後3年程度に海外進出の拡大をはかりたい」と計画している企業が全体の6割にのぼることも明らかに。
多くの日系企業が、国内市場の縮小を危惧し、海外市場の成長性に期待を寄せています。日系企業の海外進出はこれからよりスタンダードな方法になるでしょう。
現在、日系企業に勤めていて「英語ができなくても仕事に支障はない」と感じているひとも、急に海外とのやり取りが発生し英語力が求められたり、昇進・昇格の条件に英語力が設けられるのは時間の問題とも言えます。
「いまの仕事が充実しているから昇進は目指していない」という人でも、英語力を身につけることで仕事の幅が広がりますし、積極的に努力する姿勢が評価され給料アップに繋がることも。実際に日系企業では、TOEICでハイスコアを取ることでボーナスを支給したり、毎月の給料に資格手当をプラスする企業もあります。
④大企業=グローバル企業、中小企業=ドメスティック企業の図式
楽天の事例にもあったように、企業の成長にはグローバル化は非常に重要なものとなってきました。これから先の時代は、グローバル化に順応していった企業が、ビジネスを拡大させ大企業へと成長していくといわれています。
つまり、大企業=グローバル企業ということです。
反対に、グローバル化に順応できていない企業は、縮小傾向にある国内市場で生き残るしかありません。もちろん爆発的な成長は見込めず、事業規模を拡大させることができないでしょう。
そのため、中小企業=ドメスティック企業になります。
労働者にとってこの流れは仕事内容はもちろん収入にも影響し、生活に直結した問題となります。
英語ができなければ大企業(=グローバル企業)に入社できないだけでなく、昇級・昇格も見込めずに収入の差はどんどん広がっていくことでしょう。
そもそもTOEICとは
TOEIC(Test Of English for International Communication)とは、英語によるコミュニケーション能力を測るための試験です。
日本だけでも累計5,000万人以上が受験した知名度の高い英語テストで、昇進や転職、就職、大学受験、海外留学をする際にも利用されます。
TOEICには大きく分けて2種類のテストがあり、ここではそれぞれの試験内容について紹介します。
TOEIC Tests
TOEIC Testsは一般的に受験されるTOEICにあたり、以下の3種類のテストがあります。
- TOEIC Speaking & Writing Tests
- TOEIC Listening & Reading Test
- TOEIC Speaking Test
それぞれのテストの特徴は、以下の表をご参照ください。
試験名 | 試験内容 | 受験方式 | 試験時間 | 問題数 | 満点スコア |
TOEIC Speaking & Writing Tests | スピーキング&ライティング | PC&ヘッドセット | スピーキング:約20分
ライティング:約60分 |
スピーキング:11問
ライティング:8問 |
スピーキング:200点
ライティング:200点 |
TOEIC Listening & Reading Test | リスニング&リーディング | マークシート | リスニング:約45分
リーディング:約75分 |
リスニング:100問
リーディング:100問 |
リスニング:495点
リーディング:495点 |
TOEIC Speaking Test | スピーキングのみ | PC&ヘッドセット | 約20分 | 11問 | 200点 |
TOEIC Speaking & Writing Testsは、スピーキングとライティングのスキルを測るテストです。試験会場にあるパソコンとヘッドセットを使い、音声を発したり文章を入力したりします。
TOEIC Listening & Reading Testは、リスニングとリーディングのスキルを測るテストであり、日本において最も一般的なTOEIC試験です。
各495点満点で合計990点が最高スコアであり、マークシート方式なので時間内にすべてを埋めることが高得点の鍵になります。
TOEIC Speaking Testは、スピーキングに特化した英語試験であり英会話力を客観的に定期チェックしたい方におすすめです。
受験方法はTOEIC Speaking & Writing Tests同様、パソコンとヘッドセットを使用しますが、試験時間が約20分と短いのが特徴です。
TOEIC Bridge Tests
TOEIC Bridge Testsは初級者〜中級者向けの英語テストになっていて、以下の2種類のテストがあります。
- TOEIC Bridge Listening & Reading Tests
- TOEIC Bridge Speaking & Writing Tests
それぞれのテストの特徴は、以下の表をご参照ください。
試験名 | 試験内容 | 受験方式 | 試験時間 | 問題数 | 満点スコア |
TOEIC Bridge Listening & Reading Tests | リスニング&リーディング | マークシート | リスニング:約25分
リーディング:約35分 |
リスニング:50問
リーディング:50問 |
リスニング:50点
リーディング:50点 |
TOEIC Bridge Speaking & Writing Tests | スピーキング&ライティング | PC&ヘッドセット | スピーキング:約15分
ライティング:約37分 |
スピーキング:8問
ライティング:9問 |
スピーキング:50点
ライティング:50点 |
TOEIC Bridge Listening & Reading Testsはマークシート方式、TOEIC Bridge Speaking & Writing Testsは会場にあるパソコンとヘッドセットを使用します。
通常のTOEIC Testsと比較すると試験時間も短いため、英語力を気軽に試したい方にもおすすめです。
英語を公用語にしている企業の事例
日本におけるグローバル化は確実に進んでおり、各企業においても英語を使いこなせる人材は重宝される傾向が強まりつつあります。
社内でのコミュニケーションの円滑化、また企業文化のグローバルスタンダード化に力を入れるために、英語を公用語にしている企業の事例を紹介します。
楽天株式会社
英語を社内公用語にしたことで話題になったのが、日本発のIT企業である「楽天」です。
今では社内のやり取りはすべて英語を前提に進められており、入社や昇進にはTOEIC基準点のクリアを条件にするなど、人事評価の面でも英語力を重要視する体制をとっています。
英語を社内公用語化したことは「グローバル市場で戦うために企業を欧米化させた」と感じた人も多いかもしれませんが、それは違います。
答えは「日本の企業カルチャーを全世界的に浸透させるため」です。日本の企業文化を世界に広めるために、楽天は英語化を推進しました。
日本の企業文化とは、チームワークが得意であることや企業倫理的、社会貢献的な考え方が非常に強いことが挙げられます。さらに、日本は昔からほかの国の文化を吸収し、日本風にうまくアレンジし独自に発展させてきたという特徴をもっています。
つまり、日本人はものごとの多様化には長けているということ。
このような強みを活かしながら世界でビジネスを展開することで、大きな成果が得られるだとう、という仮説のもと挑んだのが英語化の推進でした。
英語化を実現するために、社員に惜しみなく英語学習プログラムを提供したり、入社や昇進の人事評価にもTOEICの基準を設けたことで、楽天社員の平均TOEICスコアは820点を超えています。
さらに、現在70以上の国・地域から外国籍社員が働いており、その割合は全社員の2割を占めるまでに。人数ベースでは、英語化前の2010年と比べて20倍となり、ビジネス規模も急成長しています。
楽天は英語化を実現したことで日本発のIT企業から、世界的ブランドとして知名度を上げることができたのです。
株式会社ファーストリテイリング
「ユニクロ」「GU」などのファッションブランドが有名な株式会社ファーストリテイリングも、2012年に社内公用語として英語を導入しました。
社内会議などでは英語が使われますが、社員同士の会話は日本語で行われる場合も多い一方で、積極的に外国籍の社員を採用している企業の1つです。
ファーストリテイリングの中途採用ではTOEICスコア700点以上のビジネス英語レベルを求められるため、英語の基礎力をしっかりと身につけた上でビジネス英語スキルを学ぶ必要性があるでしょう。
アサヒビール株式会社
国内ビールメーカーでもトップシェアを争う「アサヒビール株式会社」は、2010年から社内公募で半年ほど海外駐在を経験させる取り組みを行なっています。
日本の有名ビールメーカーの海外進出は当たり前のものとなっていて、海外にある日本人経営のレストランではこぞって日本ブランドのお酒を取り扱っているのが現状です。
日本ブランドの信用力は海外でも絶大であり、海外マーケットを積極的に狙っている企業だからこそ、英語を公用語にするのは必須と言えるでしょう。
シャープ株式会社
AV機器や家電製品で有名な「シャープ株式会社」は、2022年に社内公用語を英語にする方針を決め、2023年から本格的に英語へと移行した企業です。
欧米での事業拡大を狙ったこの動きは、シャープ株式会社だけでなく今後他の家電メーカーにも予想されます。
海外では日本の家電製品は確かな品質と機能性から重宝されているため、海外のクライアントとの交渉や現地へ派遣する社員として英語を使える人材が重宝されることは間違いないでしょう。
昇進には英語力にプラス・アルファーの要素が必要?
日本は英語後進国であり、グローバル人材が少ないのが現状です。だからこそ、いま英語力を身につけることで昇進・昇格のチャンスは何倍も現実味を増すでしょう。
ただし、これから大企業へ成長し長く生き残っていくのはグローバルに順応した企業であり、社内は英語ができて当たり前の環境になるのは時間の問題です。
そのような環境で勝ち残り昇進のチャンスを掴むためには、プラス・アルファーのスキルを身につけておくことで、さらに貴重な人材となることでしょう。
例えばMBA(経営学修士)を取得し経営的な視点を活かして仕事の実績を作ったり、PMP(プロジェクトマネジメントに関する国際資格)を取得しプロジェクトを管理できる人材としてどの業種でも重宝される存在になるなど、スキルの枝葉を伸ばしていくのも昇進や転職などのキャリア形成に役立つはずです。
いまの会社で昇進したり、より条件の良い企業への転職を目指すのであれば、まずは英語力から磨いてグローバルに順応できる人材を目指しましょう。その後、さらなる昇進・昇格を目指したりビジネスチャンスを手にするため、英語以外にも必要な資格やスキルを取得してみてはいかがでしょうか。
まとめ:昇進や年収アップにはTOEICの点数が関係する
「日本で暮らすなら英語ができなくても生きていける」という時代はすでに終わりが見えはじめています。ビジネスに国境はなくなり、グローバルに順応できる企業や人材が価値を高めていくことは間違いないでしょう。
逆に、英語ができなければ昇進の可能性は無くなり、キャリアアップのための転職も上手くいかなくなります。昇進を目指して仕事を頑張ったとしても、英語が堪能な若手社員に役職も年収もどんどん追い抜かれて悔しい思いをするかもしれません。
そのようなフラストレーションを回避し、確実に昇進のチャンスを掴みたければ、まずは英語ができる人材になることです。
英語力をTOEICで測ることはビジネスの基本となっており、昇進や年収アップにTOEICの点数が直接関わってくることはもはや逃れられない事実です。
逆を言えば、TOEICスコアを上げることで将来の道を広げられる可能性が高くなります。
英語を習得するには、それなりの時間をかけて勉強し練習を繰り返す必要があります。そのため、少しでも早く英語学習をはじめることが、昇進への可能性を掴む第一歩になります。
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