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TOEIC800点でグローバル人材に! 一流のビジネスパーソンになるなら英語はもっとも有効な自己投資


グローバル化の波が次々と押し寄せる昨今、ビジネスパーソンにもっとも必要とされるスキルはなんでしょうか?

TOEICを運営する国際ビジネスコミュニケーション協会(以下、IIBC)が実施した調査によると、今後のビジネスパーソンに求められるスキルの第1位は「英語力」であることが明らかに。

調査対象企業のうち82.6%が英語力を重要な知識やスキルと位置づけていることから、このさき一流のビジネスパーソンになるためには「英語力」は必須のスキルになることでしょう。

国際的に英語で仕事ができる英語力はTOEIC800点からが目安であり、英語で能動的に仕事ができるようになるレベルと言われています。

では、TOEIC800点とは具体的にどのくらいの英語力を身につけた状態なのでしょうか。就職市場での評価や、TOEIC800点に到達するため学習方法についてもみていきましょう。

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TOEIC800点の能力や就職市場での評価

TOEIC 800 市場価値

IIBCのデータによると、2020年1月に開催されたTOEIC公式試験でTOEIC800点以上を取得した割合は13.3%という結果に。TOEIC受験者のうち上位約1割の英語力ということになります。

しかし、これはTOEIC公式試験の受験者を母数に考えたときの話。日頃から英語の勉強をして受験料を払って休日に試験を受ける、英語学習に前向きな人たちを母数にしているため、日本全体で考えるともっと希少なレベルになります。

詳しいデータの説明は割愛しますが、IIBCが公開しているデータから推測できることは、TOEIC800点レベルの英語力を持っている日本人は全人口の2%以下であるということです。

TOEIC800点のスコアをCEFRで見る

CEFRとは、ヨーロッパで作成された外国語学習者の習熟度レベルを示すガイドラインのことです。欧米では広く認知されており、語学力の指標のようなもの。

TOEIC 800 CEFR

出典:IIBCホームページ

TOEIC800点は、CEFRでいうとB2に該当し中上級レベルと言えます。

さらにTOEICと同じくメジャーな試験である「英検」、海外大学進学などの際に必要とされる「TOEFL」「IELTS」のスコアに換算してみました。

英検:準1級
IELTS:6.0
TOEFL:61

試験ごとに問われる能力が異なるため、上記のスコア換算が必ずしもTOEIC800点と同レベルとは言えません。あくまでも参考程度にとどめておきましょう。

TOEIC配点の仕組みとTOEFL/IELTS/英検とのスコア換算について

TOEIC800点でできること

TOEIC800点では英語でどのようなことができるようになるのでしょうか。

  • 自社製品の販売に関する契約書類を理解できる
  • 海外とのテレフォンカンファレンスに参加できる
  • 海外のWEBサイトから情報を集めることができる
  • 慣れればひとりで海外出張を担当することができる

仕事、趣味、学校などメジャーな話題について、具体的にコミュニケーションをとることができます。日常生活で困ることは無いでしょう。

ビジネスシーンにおいても活躍の場が一気に広がります。難しい内容の契約書も理解することができ、海外とのテレフォンカンファレンスを無理なく参加することができます。慣れてくればビジネスプランや問題解決策などについて、自分の意見を論理的に発言できるようになるでしょう。

つまり、英語で能動的に仕事ができる目安がTOEIC800点ということです

就職・転職市場での評価

TOEICは、多くの企業が採用活動や昇級の条件に採用していることも有名です。

TOEIC800点にもなると能動的に英語で仕事ができるベースを持っていることになるので、就職や転職で選択肢が増えてきます。外資系企業への転職や、国際部門への配属、海外駐在員への道も視野に入ってくるでしょう。

特に新卒採用の場合は、TOEIC800点を取得することでほとんどの大企業や外資系企業で有利に選考をすすめることができるでしょう。

中途採用はこれまでの経験も評価されるので、TOEIC800点だけあれば良いわけではありませんが、充分な実務経験に加えて海外でも通用する高い英語力がアピールできればキャリアアップに繋がるはずです。

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基礎がある場合とない場合のLR比率

TOEICにはリスニングパートとリーディングパートがありますが、英語の基礎力をしっかりと身につけていないと両パートでバランスよくスコアを取ることができません。

基礎力がある場合の例

リスニングパート 410点+リーディングパート 390点=TOEIC 800点

基礎力がない場合の例

リスニングパート 460点+リーディングパート 340点=TOEIC 800点

リスニングパートのほうがスコアを伸ばしやすい傾向にあるため、TOEIC受験者の平均スコアもリスニングパートが高くでます。反対にリーディングパートはスコアが伸びるまでに時間がかかるので両パートのバランスがとれない人が多くいます。

両パートのバランスが悪いと、これから先スコアが伸び悩む原因になるかもしれません。なにより英語力そのものが成長しません。偏った英語力ではあなたの英語はビジネスで通用しない可能性があるのです。

あなたのスコアバランスはどうでしょうか? もしリーディングパートのスコアが極端に低い場合は、リーディング力を鍛えるための勉強に集中したほうがよいでしょう。

TOEIC800点の壁を破れない人の特徴

TOEIC 800 壁

TOEIC800点に到達できない人は何が足りないのでしょうか。課題を4つまとめてみました。

TOEIC800点の課題①/文法知識

高校・大学受験レベルの英文法に抜けがあるかもしれません。関係代名詞や分詞構文、仮定法などなんとなくの理解で終わっている可能性があります。

参考書選びでTOEICに勝つ! 目的にあった参考書を選べるかがTOEICの成果は決まる!

TOEIC800点の課題②/単語知識

ビジネスシーン特有の単語が足りていない可能性。単語力が乏しいとTOEICパート⑦の長文読解に苦労するだけでなく、日常生活やビジネスシーンにおいても理解力や表現力に欠けてしまいます。

TOEICに必要な英単語は”たった”4,000語? 耳から覚える記憶法で効率的に単語を攻略しよう!

TOEIC800点の課題③/発音知識

発音ルールに基づいた発音を習得できていません。正しく発音できる音は、正しく聞き取ることができるようになり、情報処理のスピードも各段に上がります。

TOEICのリスニングパートに限らず、現実世界でも相手が言っていることがわからなければコミュニケーションが成り立たないので、英語を習得したければ発音知識は必須と考えましょう。

英語のリエゾンを理解すれば一気にリスニング力が向上? リエゾンの主なパターンと特徴、習得方法をプロが解説

TOEIC800点の課題④/時間配分

TOEICは英語での情報処理能力を測るテスト。無論、解答スピードが重要となりますが、TOEIC800点に満たない人は時間配分ができていないかもしれません。

リーディングパート解答時間75分のうち、パート⑤⑥をそれぞれ約10分、パート⑦を約55分で解けるように配分する必要があります。日頃から解答時間を意識して学習することが大切です。

TOEICは時間配分を見直すだけで劇的にスコアアップする? リーディングとリスニングの対策を解説

TOEIC800点を目指す方におすすめの参考書3選

TOEIC800点を目指す方におすすめの参考書を3つ紹介します。

キクタンTOEIC(R) L&Rテスト SCORE 800

キクタンTOEIC(R) L&Rテスト SCORE 800」はTOEIC800点突破のために必要な単語を収録した単語帳です。キクタンシリーズは、これまでに累計で450万部以上売れた、大人気の単語帳です。

キクタンでは他の単語帳のように、単語帳を眺めて単語を覚えるのではなく、英語の音声を聞いて単語を覚えます。リスニング力とリーディング力を同時に鍛えられるので、TOEICにぴったりです。

TOEIC用の単語帳はたくさん出版されています。しかし800点の取得を目標とした単語帳はそれほど多くありません。800点を目指すのに、600点レベルの基礎的な単語を学んでいる暇はありません。

本書を使えば、難易度の高い単語をまとめて学習できるので、語彙力のさらなる底上げを実現できます。

TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問

TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」はパート5の短文穴埋め問題の中でも、文法問題のみを1,000問集めた参考書です。この参考書1冊あれば、TOEICの文法に関する悩みは解決するでしょう。

TOEICパート5には、文法問題・語彙問題・品詞問題の3パターンがあります。語彙問題は単語を学ぶことで解決できます。しかし文法に関しては、曖昧な知識のまま放置してしまっている方が多いです。

TOEIC800点を目指すのであれば、パート5・6では8割以上の正答率が必要です。「文法は後回しにしていたけど600点や700点は取得できた」という方におすすめです。

TOEIC(R) L&Rテスト 至高の模試600問

TOEIC(R) L&Rテスト 至高の模試600問」は模擬試験を3回分収録した、実践問題集です。TOEIC公式問題集よりも安い値段で、より多くの問題を解くことができます。

TOEICで800点以上を目指すためには「実践問題を解き、間違った問題を復習する」これをひたすら繰り返すことが大切です。そうすることで、解けない問題が少しずつ改善されていきます。

TOEIC800点の壁を破るために必要なこと

TOEIC 800 必要なこと

TOEIC800点に到達するためにはどのくらい学習する必要があるのでしょうか。ここでは目標スコアに到達するための必要学習時間と、各パートの目標点数について解説します。

レベル別の必要学習時間

一般的にTOEIC800点を取得するのに必要とされている学習時間です。

TOEIC250点からTOEIC800点
1350~1650時間 / 1日3時間の学習で約500日

TOEIC400点からTOEIC800点
1100〜1300時間 / 1日3時間の学習で約400日

TOEIC600点からTOEIC800点
900〜1050時間 / 1日3時間の学習で約320日

スコアが高くなるほど難易度が増し、より多くの学習時間が必要となります。TOEIC400点→600点への200点と、TOEIC600点→800点の200点は、同じ200点でもまったく別物です。

各パートの目標点数を算出する

次にTOEIC800点を取得するための目安についてみていきましょう。

TOEIC800点の壁を突破するためには、最低でもリスニングパートで91〜95%以上、リーディングパートで70〜80%以上の正解率が必要になると考えておきましょう。

より詳細な目安を知るために、各パートで何問正解すればTOEIC800点に到達できるのかを以下にまとめてみました。

TOEIC公式テストを受験する前に、TOEIC公式問題集やTOEIC模擬試験などを解いてみて各パートで何問正解することができるのか是非チェックしてみてください。

パート①/TOEICリスニング(6問)
【写真描写問題】TOEIC800点の目安:6/6問正解

1枚の写真について4つの短い説明文が1度だけ放送されます。4つのうち、写真をもっとも的確に描写しているものを選びます。

パート②/TOEICリスニング(25問)
【応答問題】TOEIC800点の目安:22/25問正解

1つの質問または文章とそれに対する3つの答えがそれぞれ1度だけ放送されます。設問に対してもっともふさわしい答えを選びます。

パート③/TOEICリスニング(39問)
【会話問題】TOEIC800点の目安:36/39問正解

2〜3人の人物による会話を聞いて問題用紙に印刷された設問と解答を読み、4つの答えの中からもっとも適当なものを選びます。1回の会話につき3つの質問があります。

パート④/TOEICリスニング(30問)
【説明文問題】TOEIC800点の目安:27/30問正解

アナウンスやナレーションのようなトークが1度だけ放送されます。各トークを聞いて4つの答えの中からもっとも適当なものを選びます。パート③と同じように各トークには質問が3問ずつあります。

パート⑤/TOEICリーディング(30問)
【短文穴埋め問題】TOEIC800点の目安:25/30問正解

不完全な短い文章を完成させるために、4つの答えの中からもっとも適当なものを選び解答します。

パート⑥/TOEICリーディング(16問)
【長文穴埋め問題】TOEIC800点の目安:13/16問正解

不完全な長い文章を完成させるために、4つの答え(単語や句または一文)の中から最も適当なものを選びます。パート⑤は短文穴埋めだったのに対し、こちらは長文穴埋めになります。

パート⑦/TOEICリーディング(54問)
【1〜3つの長文の読解問題】TOEIC800点の目安:37/54問正解

短いものから長いものまでさまざまな文章があります。パート⑦の最初は1つの文章を読む問題ですが、進むにつれて2つ〜3つの文章になります。

TOEIC800点の壁を破るために必要な学習法

TOEIC 800 学習法

TOEIC800点を突破するためにはどのような学習方法があるのでしょうか。

最近ではテクノロジーの進化もあって、さまざまな英語学習サービスが展開されており学習方法も多様化しています。

英語学習支援サービス vs 独学

TOEIC800点オーバーを達成しているのはTOEIC公式受験者の約1割しかいないため、独学でTOEIC800点を目指すことは簡単とは言えません。

最低でも、英語の基礎を固めてTOEIC600点レベル(大学入試レベル)に到達していないと独学でTOEIC800点を目指すのは厳しいでしょう。

加えて、自分で弱点をみつけて確実に対策できる、いわゆる英語学習のPDCAサイクルを回して根気強く時間をかけて学習に取り組む必要があります。

「独学でTOEIC800点とるぞ!」と意気込んでみたけど、仕事が忙しくて勉強ができない、仕事の都合で半年以内に英語力を底上げしないといけない、など悩みは人それぞれあるでしょう。

そんなときは便利な英語学習支援サービスをおすすめします。

TOEICの勉強法を徹底解説! 中級者の入り口600点、夢の800点へのアプローチ方法

おすすめの英語学習支援サービス

短期集中で英語学習に取り組んだり、通勤や休憩のスキマ時間を利用して英語学習ができるサービスを利用すれば、あなたの英語力は加速度的にアップするかも。

①英語コーチング

専任のコーチが生徒の英語学習をサポートしてくれるサービスです。個人に合わせた学習カリキュラムを作成し、課題のチェックや進捗確認、学習相談まで手厚くサポート。

コーチはもちろん英語のプロ。「勉強しているのにTOEICスコアが上がらない」「ビジネス英語を短期間で身につける方法を知りたい」といった相談にも真剣に応えて、最短ルートで成果がでるよう適切な学習スタイルを指導してくれます。

英語コーチングサービスは、通学タイプの「オフライン型」とLINEやZoomなどで完結する「オンライン型」の2種類があります。オフラインは対面でトレーナーと話ができ、オフラインはインターネット環境さえあればどこからでもコーチングを受けることができます。

英語コーチングは新たなステージへ! 利用者のニーズや問題に応えたコーチングを提供するENGLEAD(イングリード)
英語を習得するには合計3,000時間の学習時間が必要とされています。しかし、仮に半分の1,500時間を勉強しようと思った時に、毎日1時間の勉強をしても4年以上の歳月が必要になります。...

②短期留学(フィリピン留学)

英語環境にどっぷりと身を置きたい人にはフィリピン留学という手段もあります。フィリピンは歴史的な背景から英語が広く浸透しており、世界でもっともビジネス英語能力の高い国に選ばれています。

最短で1週間から留学することができるため、有給やゴールデンウィークなどの長期休暇を利用して気軽に留学することが可能です。

さらにフィリピン留学の魅了は格安でマンツーマン授業を受けられること。価格は欧米留学の半分〜3分の1とも言われています。

英語環境に身をおきながら勉強したい人には向いているかもしれません。

今だからこそ留学準備は念入りに! 留学経験者の失敗談で最も多いのは英語の準備不足?

③スマホアプリ

スマートフォン向けの英語学習アプリもたくさん開発されています。

スマホアプリのメリットはその手軽さ。通勤中やお昼休みの間、待ち合わせまでの時間などちょっと空いた時間を使って英語の勉強ができます。

また、AI(人工知能)が自動であなたの弱点を見つけて、効率的に復習できるような機能もあります。

デメリットとして、スマホの画面が小さくて問題が解きにくかったり、アルファベット入力が面倒なことも。あくまでも、スキマ時間に英語の勉強ができる二次的な学習方法と位置づけておくべきでしょう。

英語コーチングスクールがおすすめするシャドーイングアプリ15選!【初心者OK】

まとめ:TOEIC800点を突破できない人の問題点と必要な英語学習

TOEIC 800

TOEIC600点からTOEIC800点にアップするために約700〜900時間の学習が必要といわれています。1日3時間の勉強をして1年弱かかる計算です。

これはあくまでも単純計算であって、忙しいビジネスパーソンはまとまった学習時間を捻出することができず、なかなか英語力アップに繋げられないかもしれません。

そんな時は思い切って英語のプロに頼ることで、忙しいビジネスマンでも短期間で効率的に英語力を身につけることができます。

さらに正しい方法で学習することで、TOEICスコアを上げるためだけの限定的な学習ではなく、ビジネスでも通用するリアルな英語力を同時に身につけることができます。

TOEIC800点はキャリアアップを目指すためには充分なスコアです。周りからは「英語ができる人」と評価され、外資系企業への転職や国際部門の仕事ももう目の前です。

いまこそ英語力を劇的に上げて、あなたのキャリアを切り開きましょう。

【TOEIC対策】戦略的な学習プランで最短攻略! TOEIC対策のプロが提案する3ヶ月で200点アップを実現する方法
就職や転職などのキャリアアップに繋がる、英語の基礎構築に効果的といった理由で、日本国内では最も普及している英語力診断テストとして、2018年には約266万人が受験をしたTOEIC。...

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