TOEICのリーディングは基礎の見直しから! 弱点を把握して効率的な学習方法を取り入れよう
TOEICの学習をはじめて、リスニングではなく、リーディングの壁に当たる人は少なくないでしょう。その理由は、リーディングスコアが伸びない原因は人によって違うから。
TOEICのリーディング学習には「この勉強法を反復学習すればOK」というほど単純なものではありません。また、テスト対策も必要になりますが、それだけで上級スコアを取得できないのも事実です。
リーティングのスコアを伸ばすためには、まず「正確に弱点を把握」することが必要になり、そこから「正しい学習法の実践」に取り組んでいく必要があります。
今回は、TOEICのリーディングで悩んでいる人に向けて、リーディングの基本的な考え方や、点数別のできること、問題の構成や解き方、弱点克服のための学習方法などを紹介していきます。
Contents
TOEICのリーディングについて誤解されていること
TOEICのリーディングセクションについて、成長やモチベーション維持を妨げる誤解が存在します。
まずは、その誤解について言及していきます。
リーディングを勉強しても実践的な英語力は身につかない?
「リーディングを勉強しても、実践的な英語は身につかない」という誤解にについては、「日本の英語教育が座学ばかりだから多くの日本人は英語に苦手意識が強い」というイメージから来るところが多いです。
しかし、結論から申し上げますとTOEICのリーディング力を養うことは、しっかりと実践的な英語力を身につけるのに役立ちます。
TOEICでリーディングスキルを伸ばすためには、英語を英語のまま意味を理解するトレーニングが必要です。(これについては詳しく後述していきますね。)
また、その英語を英語のまま理解していく力を身につけるには、英文の構造をしっかりと理解する力が必要になります。
そしてその英文の構造の理解が深まれば、リーディング力だけでなくリスニング力やスピーキング力の大きく強固な土台となります。
以上の事から、「リーディングを勉強しても実践的な英語力は身につかない」という考えは誤りだと言うことが出来ます。
時間内に全ての問題を解ききる必要がある
TOEICの問題を時間内に全て解ききれるようになるのは、スコアが800を超えたあたりからです。
700をオーバーしている人でも全ての問題に着手出来ていないわけです。
つまり、中上級者レベルになるまでは、解ける問題に時間を割いて解けない問題を賢く捨てる時間管理を戦略的に行うのが非常に効果的になります。
TOEIC全体の時間配分について詳しく解説した記事もありますので、そちらもご参照ください。↓
TOEICリーディング点数別のレベル感
TOEICのリーディングは、スコアごとに出来る事の目安があります。
TOEICリーディング点数別のできること
TOEICのリーディングスコアは495点満点で、以下のスコアごとに4段階に分けて「出来る事・出来ない事」を、TOEICの公式サイトが紹介しています。
リーディングスコア495~425の人ができる事・できない事
リーディングスコアが495~425の人ができる事
文章の主旨や目的を詳細に推測出来ます
文章全体にある情報を関連づけて理解することが出来ます
幅広い語彙や複雑な文法が使われた文章を理解することが出来ますリーディングスコアが495~425の人ができない事
難解な語彙、少ない単語で多くの情報が複雑な方法で表現されている場合のみ解答につまづく事があります
難しい単語や複雑な文章でつまずくことはありますが、基本的な文構造をしっかり理解しているため推測することが出来ます。
ビジネスで用いられる英文でのメールや会議の資料なども、詳細に理解する英語力を備えていると言えます。
リーディングスコア420~325の人が出来る事・出来ない事
リーディングの点数が420~325の人ができる事
文章の主旨や目的を詳細に推測出来ます
中級レベルの語彙を正確に理解し、難しい語彙も文脈から理解出来る事もありますリーディングの点数が420~325の人ができない事
文章が長くなると、情報を紐づけて理解するのは難しくなります
難しい語彙、よく使用される単語の例外的な意味似たような意味で使われる複数の単語は、区別できないことが多いです
425点以上のスコアの人ほどではないものの、英文の意味を読み取る力が備わっています。
一般的なビジネスマンとしては英語が出来る人材と言って差し支えありませんが、国際部や外資系企業で英語力を武器にしたい場合は、もうひと息レベルアップを図りたいというレベルです。
リーディングスコア320~225の人ができる事・できない事
リーディングの点数が320~225の人ができる事
基礎レベルの語彙を理解出来ます
基礎レベルの文法を理解出来ます
限られた長さの文章の意味を理解出来ますリーディングの点数が320~225の人ができない事
長文が複数にわたる時、情報を紐づけするのが難しいことが多いです
難しい語彙や文法を理解出来ない事が多いです
言い換え表現や情報の関連づけは出来ない事が多いです
短く簡単な文章であれば理解出来る実力を備えています。
長文や少し複雑な文構造になると正確な内容の把握が難しくなります。
旅行などでは問題ないですが、業務で英語を使うのは難しいレベルです。
リーディングスコア220~5の人ができる事・できない事
リーディングの点数が220~5の人ができる事
簡単な語彙や表現を理解することが出来ます
あまり広い範囲を読む必要が無い時は、簡単な文法構造を理解出来ますリーディングの点数が220~5の人ができない事
ひとつの文章でも、情報の関連づけが難しいことが多いです
文章の正確な読み取りが難しいです
文章中の情報を推測することが難しいです
英語についての語彙や文法知識がまだ足りなく、実務や旅行でも英語を扱うのが難しいレベルです。
直接英語を扱う仕事でなくても、教養の面で英語力の未熟さが業務に支障をきたしていることもあるので、ぜひスキルアップを図りたいところです。
ターゲット別の取りたいリーディングスコア
TOEIC全体の目標スコアごとに、リーディングでの目標スコアを定めてみましょう。
人によってリスニングが得意だったりリーディングが得意だったりするので、両者のスコア配分は異なりますが、目安としてリーディングの目標スコアを設定しておくと、より勉強に身が入ります。
TOEIC 600点以上を狙う場合
TOEICで600点を狙う場合、リーディングで250程度のスコアをしっかりと取りに行くと良いでしょう。
その場合、無理なく理解出来る中学英文法や高校レベルの中程度の文法事項と、TOEICで頻出となる語彙をしっかり固めることをおすすめします。
先述の通り、人によってリスニングとリーディング両者のスコア配分は異なりますが、TOEIC受験者の多くがリスニングが優位になる事が多いです。
リスニング350、リーディング250を目安に600点を狙ってみましょう。
TOEIC 700点以上を狙う場合
TOEIC700点を狙う場合、リーディングで300点を目安にしてみると良いでしょう。
リーディングで300点をしっかり取りに行くためには、基礎的な文法問題をしっかりと取りに行くだけでなく、Part7の長文問題をしっかり取りに行く必要があります。
TOEICの長文問題は、他の英語試験に比べて文構造がシンプルなものが多いので、複雑な文章を読む力よりもシンプルな構造の文をスピーディーに読む力がカギになります。
精読と呼ばれる、一文を品詞分解して文構造を徹底して理解する学習方法を、過去問や模試で行うのがおすすめです。
精読を行うことで、TOEIC頻出の文構造を把握出来るので、文章を見た時の文構造理解の瞬発力を養うことが出来ます。
これによって、文章を読む正確さとスピードを同時に養うことが出来るので非常に効果的です。
TOEIC 800点以上を狙う場合
TOEIC800点を狙う場合は、リーディングで370点程度を目標にすると良いでしょう。
TOEIC800点を超えるあたりから、リスニングとリーディングのスコアの差がかなり少なくなってきます。
その分リスニングパートのスコアに頼らず、時間内に全問解くのが難しいリーディングパートでもしっかり得点する必要があるという事です。
音読やシャドーイングで、英語を英語のまま理解する力を養う事をおすすめします。
ただ音読するだけでなく、音読するスピードで、英語を英語のまま文頭から意味をとらえていく意識で実践すると効果的です。(シャドーイングも同様。)
精読で鍛えた英文をとらえる正確さとスピードを、さらに効果的に養うことの出来るトレーニング方だと言えます。
TOEIC 900点以上を狙う場合
TOEIC900点を狙う場合は、リーディングで430点オーバーを目指しましょう。
900点以上を目指す方であれば、現在の課題ややるべき対策についてある程度認識されている方が多いです。
少し難易度が高めに作られたTOEICの模試「ハッカーズ語学研究所」が出版している「でる模試 リスニング 700問」を演習して、その上でシャドーイングや音読を実践してみたりして、負荷を上げた学習をするのが非常に効果的です。
TOEICのリスニング問題の構成
TOEICのリーディング問題は、Part5からPart7までの3つに分かれています。
- リーディング問題 PART5 短文穴埋め問題(30問)
- リーディング問題 PART6 長文穴埋め問題(16問)
- リーディング問題 PART7 長文読解問題(54問)
それぞれのPartごとに特徴がありますので順番に解説していきます。
リーディング問題 PART5 短文穴埋め問題(30問)
Part5は一般的に「短文穴埋め問題」と呼ばれています。
出典:https://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/about/format/sample05.html
上の画像のように、空欄に入る最も適切な選択肢を選びます。
特に単純な文法知識や単熟語知識を問うものが多いです。
一見難しそうに見えますが、問われる文法知識は基本的なものが多いので、臆さず冷静に解いていきましょう。
リーディング問題 PART6 長文穴埋め問題(16問)
Part6は一般的に「長文穴埋め問題」と呼ばれています。
出典:https://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/about/format/sample06.html
上の画像のように、長文の中にある空欄に選択肢から最も適切なものを選ぶ問題形式です。
長文穴埋め問題という名称ではありますが、基本的に各文章の読解ではなく、それぞれの空欄ごとに独立した問題になっているので、解く感覚としては長文問題というよりPart5の短文穴埋め問題に近いです。
文法知識や、空欄の前後関係を見て最も意味が通るものを選ぶという形です。
リーディング問題 PART7 長文読解問題(54問)
Part7はいよいよ長文読解問題です。
ひと口に長文読解と言っても、ひとつの文章に対して問題が2問のものもあれば、5問用意されているものもあります。
また、マルチパッセージという一つのやり取りの中で2つ~3つの文章を読むものもあります。
TOEICの公式ページにそれぞれのパターンのサンプル問題がありますのでそこで各パターンを確認出来ます。
TOEICリーディングの弱点を把握しよう
TOEICのリーディングでは、弱点を的確に判断しそれをしっかりと補うことで効果的にスコアアップを図れます。
リーディングの弱点①/語彙のチェック
TOEICで出てくる語彙(単熟語)は、大学入試やTOEFL、英検などで出てくる語彙とは少し違った単熟語が出てきます。
Plumber(配管業者)、Inclement(天気が悪い)などがそうですね。
こうしたTOEIC特有の語彙も含めて、頻出の単熟語をどのくらい理解しているかを確認しましょう。
Part5で、選択肢が異なる意味の単語から選ぶタイプの問題で正答率が低い、Part7で複雑ではない文章も意味をイメージ出来ない場合などは語彙力が不足していると判断出来ます。
これからTOEICの勉強を始めるという方は、単語帳の中でもTOEICで目標スコアを達成する事に特化した単語帳(キクタンのTOEICシリーズ、TOEIC TEST特急シリーズの金のフレーズ銀のフレーズなど)を実践すると効果的です。
リーディングの弱点②/文法理解のチェック
TOEICの過去問や模試の演習後に、解答解説を熟読するかと思いますが
「解説を読んでも一切理解出来ない」
と感じる方は文法知識が不足している可能性が高いです。
ご自分の文法理解が全く自信がないのであれば、「英文法のトリセツ」「中学英文法を修了するドリル」などの「大人のやり直し中学英文法」系の参考書を周回して素早く基礎英文法力を身につけてしまいましょう。
ある程度の文法知識の自信がありながらも、もう1歩深く英文法を理解する必要があると感じる場合は、1億人の英文法やEvergreen、Vintageなどの文法書を通読するのがおすすめです。
英文法の理解を深めることは、単純な文法問題の正答率が上がるだけでなく、文構造理解が早く正確になるなどの効果も期待できます。
リーディングの弱点③/情報処理速度のチェック
冒頭でもお伝えしましたが、TOEICの特にリーディングでは時間内に全ての問題を解き終わるのは難しいです。
つまりそれは、TOEICが基礎英語力と同時に情報処理能力を問われる試験だということを指します。
もしあなたが目標のスコアに達するのに十分な勉強をしているにも関わらず、その成果がスコアとなって現れないのであれば、それは情報処理速度が原因かもしれません。
その場合は、一度時間を計って模試を解き、その後また違う問題を今度は時間無制限で解いてみてください。
その上で、時間を計って解いた模試と時間無制限で解いた模試のスコアを見比べてみてください。
そのスコアの差が情報処理速度によって落としてしまっているスコアです。
TOEICのリーディングを上げるために必要な学習
TOEICのリーディングでスコアを上げるために効果的な学習について解説します。
速読力をつけて取れる問題を確実に取る
TOEICの、特にリーディングは時間内に全ての問題を解き終わるのが難しい試験です。
つまりそれは時間内に1つでも多くの問題を解くことがスコアアップに直結する事を意味します。
そして1つでも多くの問題を解くために、英語の速読力が役に立つ事は言うまでもありません。
その英語の速読力を身につけるには以下の2点が重要になってきます。
返り読みをせずに理解できるようにする
返り読みとは、英語を文頭から読んでいき、日本語の語順に訳していくためにもう一度読むことを指します。
英語学習初心者から中級者レベルの人がよくこの思考回路で英文を読んでいますが、TOEICではスピードが求められるため返り読みをしていては確実に時間が足りなくなります。
だからこそ、英語を英語のまま文頭から理解していくトレーニングが必要になります。
まさに今現在返り読みをしているのであれば、精読をする事で英語特有の文構造を深く理解する事で、返り読みをしなくても意味をとらえる感覚を身につけられますし
もっとスピードと正確さに磨きをかけるのであれば、シャドーイングや音読のスピードで意味を文頭から理解していくトレーニングが非常に有効です。
英単語や文法の基礎を押さえておく
精読を用いて文構造を深く理解するためにも、英単語や文法の基礎をしっかりと固めておく必要があります。
TOEICで頻出の単語をキクタンやTOEIC TEST 特急シリーズで抑えておき、文法に関しては各品詞の役割について焦点を当てて学ぶのが効果的です。
TOEICリーディングは時間配分が命
先述の通り、TOEICのリーディングセクションは時間との闘いです。
その時間との闘いを征するために、時間配分はとても心強い味方となります。
分かる問題から優先的に解いていく
時間との闘いになるリーディングセクションは、解ける問題をしっかりと解き、わからない問題賢く捨てる必要があります。
知らない単語はいくら考えてもわからないですし、知らない文法知識はいくら頭を悩ませていてもひねり出せません。
だからこそ、わからない問題に時間は当てず、わかる問題をしっかり解く必要があるわけです。
解けない問題は賢く捨てるのが効果的です。
模試をこなして出題形式に慣れる
どの問題にどれくらいの時間を割くのか、どのパートでどんな問題がどれだけ出るのかを把握していると、無意識に目線の配り方や思考が最適化されていきます。
そしてそれは頭で考えるのではなく、模試を繰り返し演習する事で無意識に最適化されていきます。
残り時間が少なくなっても焦らない
まだ解くべき問題が残っている中で残り時間が少なくなってくるとパニックになりそうになりますが、そこで冷静さを欠いてしまうと解ける問題も解けなくなってしまいます。
残り時間が少なくなった時こそ冷静に、解くべき問題と考えてもわからない問題を素早くしっかり判別して1問でも多く解くことに努めると良いです。
塗り絵(マークシートを当てずっぽうで埋める事)をするのは最後の1分で間に合います。
効率的に問題を解くコツを体に染み込ませる
先述の通り、効率的に問題を解くには、頭で考えるのではなく模試を繰り返し解いて身体にコツを染み込ませるのが効果的です。
その上で効果的にリーディングセクションを読んでいく際に意識すると効果的なコツを2つお伝えします。
Part7は最初の3行でテーマを掴む
TOEICのPart7は、メールやアナウンス、広告など明確にメッセージを伝えようとする文が取り扱われています。
なので、最初の3行を読めばその文章が何をテーマにした文章なのかを掴むことが出来ます。
テーマを掴んでその文章がどんな情報を伝えようとするのかをイメージしながら読むことで、格段に文章が読みやすくなるはずです。
設問の先読みをしておく
英文を読む際に、先に設問を読んでおくことで、目的意識を持った状態で挑むことが出来ます。
英文の全てに注目して読むよりも、「自分はこれを読み取る」という目的意識があると、必要な情報に集中して読み取ることが出来ます。
何に注目して英文を読むべきか明確になるので、これも格段に文章が読みやすくなるはずです。
伸びない時は復習ができているか確認する
TOEIC対策を続けていると「リーディングが伸びない」と感じる時が訪れます。そんな時は、焦らずに「きちんと復習ができているか」を確認しましょう。
スコアが伸び悩むと、焦りから、どんどん新しい問題を解きたくなってしまいます。復習を後回しにしてしまい、間違えた問題がそのままになってしまうので、いくら新しい問題を解いても意味がありません。
問題演習は、復習とセットで初めて効果を発揮します。焦る気持ちは分かります。しかし伸びない時こそ、ゆっくりと復習に時間をかけましょう。1問1問確実に復習をして、次似たような問題が出題されたときに解ける状態にしておけば、必ずTOEICスコアは伸び始めます。
【無料あり】TOEICリーディングのおすすめ参考書と問題集
TOEICのリーディングパートは、パート5〜7です。「リーディングパート」として一括りにするのではなく、パートごとに対策をすべきです。なぜなら穴埋め問題のパート5・6と長文問題のパート7では、取るべき対策が全く異なるから。
TOEICでは、パート別に参考書が出版されています。よってまずは苦手なパートを把握し、苦手を克服しましょう。
間違っても、得意なパートの参考書を購入してはいけません。なぜなら得意パートを限界まで極めるよりも、苦手なパートを通常レベルまで伸ばす方が、少ない労力で済むからです。
TOEIC700点未満の方はパート5・6、TOEIC700点以上の方はパート7を重点的に学習することをおすすめします。またTOEIC800以上を取れたら、パート別に学習するのではなく、実践問題を解きましょう。「実践問題を解いて、間違えた問題を復習する」これをひたすら繰り返します。
パート5もパート7も同じリーディングパートですが、あなたの英語レベルや目標とするスコアによって、必要な参考書は異なるので、注意してください。
また無料で解ける問題集を公開しているWebサイトもあります。無料なので好きなだけ問題を解くことができるので、とにかく問題数をこなしたい方におすすめです。
まとめ:TOEICのリーディングは基礎学習と時間配分
TOEICは基礎英語力と情報処理能力が問われる試験です。
特にリーディングでは、以下の事をしっかりと押さえることでスコアをしっかりと伸ばすことができます。
- 知っている語彙や文法、知らない語彙や文法を見極め、賢く解くべき問題捨てるべき問題を見極める
- 英語を英語のまま理解し、文頭から意味を理解していく
- 文構造を正確に理解するためにも、基礎英文法をしっかりと押さえておく
- TOEIC頻出の単語をしっかりと押さえておく
これらの事を意識して演習に取り組む事で、基礎の英語力と情報処理能力を養うことが出来ます。
TOEICのリーディングスキルを養うことで、スコアアップだけでなく業務で用いられる英文メールや、専門的な文献を読む基礎知識を固めることが出来ます。
ぜひ、海外で活躍するグローバル人材になるためにも、今回お伝えしたことを実践してみてください。
最短でTOEICのスコアアップを狙いたい方は、イングリードのTOEIC点数保証コーチングコースをぜひご検討ください。