グローバル体験から着想! 大川優介にとって英語が不可欠な理由 | イングリード
法人のお客様はこちらchevron_right
 

グローバル体験から着想! 大川優介にとって英語が不可欠な理由


新型コロナウィルスがわれわれの日常生活に与えた影響は計り知れない。しかし、そんな中でも今できることを寡黙に取り組み、将来のキャリアに向けて具体的なアクションを起こしている人もいる。

学生時代に株式会社TranSeを立ち上げ、総勢1,500名以上の在籍を誇るオンラインサロン「TranSe Salon」や「OneSe Personal」「your school」などの教育事業を手がけている大川優介もその中のひとり。

「もう彼らを憧れにして進むことはこれ以上できない」。ケイシーやサム、ピーターなどの世界的Vlogerの影響を受けてきた大川優介が、動画クリエイターとしての枠を超える、グローバルマーケットへの境界線を超える、過去の自分を超えるために選んだパートーナーはイングリードだった。

大川優介プロフィール
大川優介、映像作家、Vloger、サロン運営者、そして企業家。学生時代に海外Vlogerの洗練された動画を視聴したことをきっかけにキャリアをスタート。当時、日本ではほとんど認知されていなかった、シネマティックな手法をVlogに取り入れ、日常生活を映画の作品であるかのように表現。圧倒的な感性と質感で動画の概念を大きく動かすインパクトを与えた。現在は1,500人以上のメンバーが所属するサロンの運営者や、企業家としての顔も持ち、映像や動画を軸としながらも、後進の育成やプロダクト開発にも力を入れている。

「My Year – Yusuke Okawa」が代表作である理由

本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。簡単に自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか?

大川優介です。約4年前にサーフィンをきっかけに映像制作をはじめました。幼少期から海外旅行などの体験を通して成長をしてきたので、リアルで楽しむことの重要性について気づいていたんですよね。

大学に入学をしてからYouTubeでかっこいい動画を見て、「これはやるしかない!」という衝動に駆られて。友達とアクションカメラのGoProをすぐに買いに行き、動画クリエイターとしてのキャリアがはじまりました。

インスタグラムなどのSNSで動画を投稿したことから、たくさんの声をいただけるようになり、動画の可能性に気づくことができました。自分が楽しんでつくった動画に、いろんな人が意見をくれることがすごく新鮮で。

そこから自然と動画制作の世界にのめり込んでいき、気がつけば仕事になっていて。ただ、その時に個人で活動をしていく限界も感じて、会社を立ち上げました。オンラインサロンなどを通じてコミュニティーを形成し、スクールを展開したりして、現在の活動につながっています。

「My Year 2018」という作品が代表作として取り上げられることが多いと思うのですが、この作品についての思いは?

2018年の活動をまとめた動画なんですけど、公開した時にはこんなに多くの影響を与える作品になるとは予想していなくて。自分が好きなものをただまとめただけなんですよね。そしたら、そこに共感してくれる人が想像以上にいたとうのが本音です。

最近は「動画は表現だ」と言っているのですが、最初のルーツはただただ自分が楽しんでいただけだったなと。2018年もその前にも、さまざまな国を訪れて、現地の自然や文化を体験して。その経験を多くの人に届けていきたいという想いがすべてでした。

躍動感や臨場感があって、まるで一緒に旅行をしているかのような高揚感がありました。

ただブツ切りの映像を流すのではなく、音楽に合わせたり、エフェクトを足したりしながら、作品創りをすることによって、視聴してくれた人たちに刺激を与えられるような作品になったのだと思います。

「海外の文化を日本に持ってくる」ということを楽しみながら、自然体でできたと思うし、自分自身で今見返してもすごく思い入れの深いコンテンツになっているなと感じますね。

どんなところから作品の着想を得ているのか

映像制作をはじめた時に、日本で同じようなスタイルの人がいなかったと思いますが、苦労された点などはありますか?

映像制作のきっかけが海外クリエイターの作品だったこともあり、そこへの憧れはありました。とはいえ、最初は日本国内のコミュニティーのなかで、インスタグラムをメインに活動していたのですが、あるポイントでみんなの更新頻度が急に落ち着いた時期がきて。

その時になにか新しいものはないかと探していたら、海外クリエイターがシネマティック(映画のような撮影・編集手法)なVlogをYouTubeにアップしていることを見つけました。そこから、ケイシー・ナイスタットやサム・コルダー、ピーター・マッキノンなどから影響を受けるようになりました。

当時と今とでは着眼点の変化はありますか?

最初は海外クリエイターへの憧れから真似をすることからはじめました。ある種、海外でやっていることの日本版みたいな感じですね。ただ、もう彼らを憧れにして進むことはこれ以上できないと思っていて。

むしろ自分がグローバル・スタンダートでのロールモデルになるべきフェーズに来たなと思っています。より動画クリエイターとしてグローバルに活躍をしていきたい思いもあるのですが、それだけだと今の延長線上でしかないのかなと。

そこから次はアメリカで事業をやりたいと思うようになりました。具体的には映像に関わるプロダクトをつくって、それをグローバル展開していくということです。

先ほど、名前を挙げたクリエイターの方もまだ自分のプロダクトをやってないじゃないですか。それを確立させることが、自分の道をつくっていくことだと考えています。

制作(撮影・編集)の中で英語の必要性をより感じたこと

海外クリエイターの作風を参考にされていた当時、英語で苦労はされましたか?

苦労しましたね。見様見真似で真似はできるんですけど、話していることのニュアンスとか、思想がわからなかった。シンプルに彼らが考えていることを理解できないのは違和感があったし、すごく遠回りもしたと思います。

だからこそ、自分が日本語で噛み砕いて伝えるしかないなと思い、そこでミッションが生まれました。あの時に理解できなかったことで、起業やサロンの発足にもつながり、今の自分の活動へと繋がっていきます。

撮影や編集のなかで英語の必要性はどこまで感じますか?

もちろん撮影や編集で英語の必要性は感じますね。海外の撮影でもっとコミュニケーションが取れればってこともありますし、後は一次情報をより早くキャッチできるメリットも大きいと思います。

僕が国内である程度の認知が取れたのも、海外の情報をキャッチアップして、日本に持ってきたからなんですよ。その感度を高めていく、一次情報をキャッチすることに語学は直結していて。インプットできる情報の量や速さの違いはかなり大きいと思います。

一次情報の重要性はどんな業会でも同じですよね。

そう、ビジネスでも一緒だと思います。僕の周りにいる英語を話す人たちも、そこのメリットの大きさについてよく話しをしていますし。「この情報が欲しい」「この映像作品をチェックしたい」と思っても、字幕や翻訳がないと理解できない。

そこに煩わしさを感じるので、もっと英語力をあげてインプットの質と量を増やしたいと思ったことから、イングリードさんの受講を決めました。

英語をやると決心した理由

先ほどの話の中で、「アメリカで事業をやる」と伺いましたが、そのビジョンについて詳しく教えてください。

まず、幼少期から企業に対する意識をすごく強く持っていました。それには家庭環境も影響しているのですが、一人で子育てをしてくれた母の背中を見て、「どうやったら母を幸せにできるかな」と考えた時に、就職してスーツを着て仕事をするという結論にはならなくて。

漠然と「社長になる」という将来像を描いていたのですが、「じゃあ、なにで企業するの?」というのを考えはじめた時に、答えられない自分がいたんですよね。

そこから動画っていう道が少し見えてきた学生時代に、株式会社TranSeを立ち上げました。はじめは広告制作など動画を軸に事業を展開していたのですが、途中からなんのために創作しているのかわからなくなってしまって。

スティーブ・ジョブズや孫正義さんなど、これまで自分が影響を受けた経営者に共通するのはなんだろうと考えた時に、「ゼロから価値を生み出している」ということに気がつきました。

もちろん広告のお仕事で動画制作をすることも、なにかを生み出しているには違いないのですが、もっとゼロ地点から世の中を根本的に変えていくようなことをしたいと思い。

制作をやめて、コミュニティーをつくったり、スクールをつくったりと、積み重なっていくような事業にシフトをしていくようになりました。

ちなみに、今取り組まれているのはどんなことですか?

今の会社でやっているのは3つあって、これから4つ目に挑戦するのですが……。まず1つ目は動画スクール、2つ目がコミュニティー事業、3つ目がオンラインクラス事業、そして4つ目が撮影機材の開発や販売事業になります。

自分ではあまり覚えていないのですが、動画制作をはじめた当初から、「モノつくりをしたい」ということを言っていたようです。最初はPeak Design社などとのコラボレーションからカメラアクセサリーの開発をして、ゆくゆくはカメラを自分たちでつくれるようになりたいなと。

プロダクトをつくるということが、アメリカ進出や英語学習につながってくるということですね。

動画クリエイターとしてグローバルに活動していきたい思いももちろんありますが、アメリカで事業を起こして、プロダクトをつくって、それを世界中の人に使ってもらえるようになりたいなと思っています。

後は、本当に海外で生活がしたい。もっと新しい領域に飛び込んでいきたいですね。

数あるサービスの中からイングリードを選んだワケ

イングリードを受講してよかった部分は?

まず……、めっちゃよかったです。これまでにも留学やオンライン英会話を試したこともあるんですけど、どれも継続しなくて。今の時代、選択肢はたくさんありますが、学習意欲を持続できる環境はコーチとの繋がりがないと厳しいのかなと。

僕は常に新しいものをインプットして、新しいことに挑戦をするタイプなので、そもそもひとつのことを継続するのが割と困難で。だから英会話とかだと途中で辞めてしまうんですよね。

だけどイングリードの場合は週一で実施されるコーチとの面談があるので、そこで「頑張っていきましょう」と声をかけてくださるだけで、前向きな気持ちになりますし、楽しみながら取り組めました。

一度、仕事が忙しくなると事前にわかっていたので、休会をさせていただいた時期もあるのですが、それでもこうしてまた戻った今も柔軟に対応していただいているコーチのKAORIさんには感謝ですね。

他にも感じたことはたくさんありますが、うまく出てこないですね(笑)。

では、この話の続きは後半に詳しくお伺いさせていただきます。

後編の記事はこちら↓

アメリカで事業を起こしたい! そのために英語、そのためのイングリード

関連記事