赴任先で使用するスマホやクレジットカード、銀行口座の準備を進めましょう。
日本のスマホでも海外ローミングを利用すれば使用できますが、通信費が高額になるため、現地でSIMカードを購入するか、スマホ契約をする方がコストを抑えられます。
また、クレジットカードは国や店舗によって対応ブランドが異なるため、普及率の高いカードを選ぶか、複数の種類を準備しておくと安心です。
日本の銀行口座は非居住者になると利用制限がかかる場合があるため、現地の銀行口座を開設するのがおすすめです。
海外赴任前のやることリストとは？話が来てすぐの行動から出発当日までを徹底解説！
海外赴任が決まると、嬉しさや期待と同時に、手続きや準備で何から始めればよいか戸惑う方も多いのではないでしょうか？
実際に、ビザの取得や現地での住宅探し、引っ越し業者の手配、さらに赴任先の文化や生活習慣についての情報収集など、出発前にやるべきことは山積みです。
スムーズな海外生活のスタートを切るためにも、必要なタスクを早めに整理し、余裕をもって出発日を迎えることが大切です。
今回は、海外赴任前にやるべきことを時系列ごとにリストアップして詳しく解説します。
また、海外赴任に向けて英語力を鍛える効果的な学習方法や、英語コーチングサービス「イングリード」の受講体験談についても紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
【話が来てすぐ】海外赴任前のやることリスト
海外赴任の辞令が言い渡されるのは、一般的に「着任日の3ヶ月〜4ヶ月前」といわれていますが、会社によってはさらに短期間の場合もあります。
急な辞令にも慌てないように、海外赴任が決まったらすぐに行動を起こすことが大切です。
- 家族に話す
- 会社のサポート内容を確認する
- 英語の学習を始める
ここでは、海外赴任の話が来てすぐにやるべきことを3つ解説します。
家族に話す
海外転勤が決まった場合、まずは家族に報告することが重要です。
海外赴任は家族を帯同するかどうかに関わらず、家族全員の生活が大きく変わる出来事です。
特に配偶者の仕事やキャリアプラン、子どもの学校選びや教育環境については十分な時間をかけて話し合い、それぞれの希望や不安をしっかり聞き取りましょう。
また、両親や親戚など周囲の人にも早めに報告し、理解や協力を得ることも大切です。
家族が安心して海外での新生活を始められるように、着実に赴任準備を進めていきましょう。
会社のサポート内容を確認する
海外赴任する際には、会社からさまざまなサポートを受けられる場合が多いため、早めに具体的な内容を確認しましょう。
ビザの申請手続きや現地での住宅手配、引っ越し費用の負担、生活支援の有無など、企業によってサポートの範囲や内容は異なります。
特に家族を帯同する場合は、子どもの教育や配偶者の就労支援、家族分の航空券の負担についても調べておく必要があります。
赴任先によっては物価が高く想定以上に出費がかさんだり、会社のサポートが不十分なことで生活上のトラブルが発生したりする可能性もあるため、事前にしっかりと把握することが大切です。
英語の学習を始める
海外赴任することがわかった時点で、現地でのコミュニケーションや業務に備えて早めに英語学習を始めましょう。
海外では英語を使った日常会話やビジネスシーンでのやり取りが不可欠になるため、赴任前から英語力を高めておくことが大切です。
独学ではなかなか効果を感じられないという方は、英語コーチングサービスの「イングリード」がおすすめです。
イングリードでは、1人1人の英語レベルや目標に応じてオーダーメイドの学習プランを作成し、短期間での効率的な英語力向上をサポートします。
専属コーチが個々に合わせた学習方法や的確なフィードバックを提供するため、モチベーションを維持しながら英語学習を継続することが可能です。
英語学習のプロによる英語力診断や学習のアドバイスを含めた無料カウンセリングをいたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
【2ヶ月～3ヶ月以上前】海外赴任前のやることリスト
海外赴任まで2ヶ月〜3ヶ月の時期になると、本格的に準備が必要な項目が増えてきます。
基本的には会社側で手配してくれる内容が多いですが、自分自身で手続きを進める必要がある項目もあるため、漏れがないよう事前に確認しておくことが大切です。
特に、この時期に取り組むべき内容は以下の4つです。
- 就労ビザを申請する
- 赴任先の情報を集める
- 住む場所と引っ越し業者を探す
- 住居が決まったら在留届を提出する
ここでは、海外赴任する2ヶ月〜3ヶ月前から準備すべきことについて詳しく解説します。
就労ビザを申請する
海外で働くためには有効な就労ビザの取得が必須のため、まずはビザの申請手続きを進める必要があります。
多くの場合、会社側がビザ取得のための手配や申請を行ってくれますが、パスポートの有効期限の確認や家族帯同に伴う追加手続き、各種証明書の準備など、個人で準備しなければならない手続きもあります。
どの範囲まで会社がサポートしてくれるかを事前に確認し、自分でも申請手続きの流れや必要書類について把握しておくことが重要です。
期限に余裕をもって手続きを進めることが、スムーズな海外赴任のカギとなります。
赴任先の情報を集める
赴任先の文化や生活習慣、物価、治安など、情報収集して現地について正確に把握しておくことが重要です。
情報収集の方法としては、インターネットやSNSで情報を集めるのも効果的ですが、最もおすすめなのは実際に赴任中の方や海外赴任を経験した社員に直接話を聞くことです。
現地の暮らしや仕事環境、準備で苦労したことなど、経験に基づいた具体的なアドバイスをもらえるため、海外赴任前の不安解消にも効果的です。
積極的に情報収集をして事前準備を整えておくことで、赴任直後に感じやすい不安やストレスを軽減し、現地での生活や仕事にスムーズに適応できるでしょう。
住む場所と引っ越し業者を探す
海外赴任に向けて、現地での住む場所を早めに決め、引っ越し業者を手配する必要があります。
住居探しでは、会社が提携している現地の不動産会社に連絡を取り、通勤や治安、生活の利便性などを考慮して、早めに物件を決定しましょう。
最近はオンラインでも内見できるため、赴任前に契約しておくのもおすすめです。
また、海外への引っ越しは手続きや荷物の輸送に時間がかかるため、会社が提携している引っ越し業者に早めに相談してスケジュールを調整することが大切です。
住居が決まったら在留届を提出する
現地の住居が決まったら、速やかに「在留届」を提出しましょう。
在留届とは、海外で事件や災害が起きた際に、現地の日本大使館や総領事館から迅速なサポートを受けるための重要な手続きです。
海外で新たに3か月以上滞在する場合は、在留届の提出が必須になっています。
提出はオンラインでも可能なので、赴任先での住所が決まり次第、手続きを済ませておくと安心です。
【1ケ月以上前】海外赴任前のやることリスト
海外赴任まで1ヶ月の時期になると、渡航に向けた具体的な準備が必要になります。
出発直前に慌てないように、計画的に準備を進めることが重要です。
- 健康診断と予防接種を受ける
- 海外保険に加入する
- 現地で使用するスマホやクレカ・銀行口座を準備する
- 役所に海外転出届を出す
- 国外運転免許証を取得する
- 航空券を購入する
- 船便で送る荷物を発送する
ここでは、海外赴任する1ヶ月前には準備しておくべきことを7つ解説します。
健康診断と予防接種を受ける
企業には6ヶ月以上海外へ従業員を派遣する際、赴任前後の健康診断を実施する義務があります。
これは労働者の健康管理を目的とした法律に基づくものであり、赴任前には必ず受診が必要です。
費用は会社負担である場合がほとんどで、海外渡航者向けの健康診断を受け付けている病院で受診しましょう。
また、渡航先によっては入国時に特定の予防接種証明書の提示を求められる場合もあるため、赴任先の規定を事前に確認し、早めに対応するよう心がけましょう。
海外保険に加入する
海外赴任中のケガや病気に備え、海外保険への加入は必須です。
海外では医療費が日本の数倍になることも珍しくなく、万が一の入院や手術では高額な費用がかかる可能性があります。
現地の医療事情を踏まえ、十分な補償内容の保険を選ぶことが重要です。
例えば、日本では公的保険が適用される歯科治療も、海外では高額な自己負担となるケースが多いため、補償範囲をしっかり確認しておく必要があります。
会社が加入を手配するケースもありますが、自分や家族が適用対象かどうかを事前に確認しましょう。
現地で使用するスマホやクレカ・銀行口座を準備する
役所に海外転出届を出す
1年以上海外に滞在する場合、住民票の管理のために海外転出届を提出する必要があります。
この届出を出すことで住民票が抜かれ、住民税や国民健康保険の支払い義務がなくなります。
ただし、住民票がなくなることで、日本での行政サービスを受けられなくなる点に注意が必要です。
1年未満の場合は短期滞在扱いになるため、海外転出届の提出は必要ありません。
海外転出届は、出発の2週間前から居住地の役所で手続きが可能です。
国外運転免許証を取得する
海外赴任先で車を運転する可能性がある場合は、出発前に国外運転免許証を取得しておきましょう。
日本の運転免許証を持っていれば国外運転免許証を取得でき、ジュネーブ条約加盟国で一定期間運転が可能になります。
各都道府県の運転免許センターで取得手続きが可能で、必要書類を準備すれば即日発行されることがほとんどです。
ただし、国によっては現地の免許への切り替えが必要な場合もあるため、赴任先の交通ルールを事前に確認し、必要な準備を進めましょう。
航空券を購入する
海外赴任のスケジュールが確定したら、できるだけ早めに航空券を手配しましょう。
会社が手配する場合もありますが、自分で購入する場合は、渡航時期や予算に合わせて最適な航空券を選ぶことが大切です。
特に夏休みなどの繁忙期は価格が高騰しやすいため、早めに予約することでコストを抑えられます。
また、赴任先まで長時間のフライトになる場合、快適に過ごせる座席を選ぶことや、手荷物の持ち込み条件を事前に確認しておくと安心です。
船便で送る荷物を発送する
海外赴任の際、大量の荷物を送る場合は船便を利用するとコストを抑えられます。
船便は航空便に比べて運賃が安く、大きな荷物や長期滞在に必要な家財を送るのに適しています。
しかし、輸送には数週間から数ヶ月かかることがあるため、生活必需品やすぐに必要なものは手荷物や航空便で持っていき、船便には到着が遅れても問題のないものを入れるようにしましょう。
発送のタイミングを調整し、必要な荷物が赴任先でスムーズに受け取れるよう計画的に準備を進めることが大切です。
【1週間前】海外赴任前のやることリスト
海外赴任1週間前には、現地で必要な荷物や通貨の準備とともに、日本国内での事務手続きを完了させることが重要です。
この時期に取り組むべき主な準備は、以下の通りです。
- ライフラインの解約を行う
- 航空便で送る荷物を発送する
- 手荷物の梱包を行う
- 最低限の現地通貨を両替しておく
- お土産を買っておく
ここでは、海外赴任直前にやるべきことを5つ解説します。
ライフラインの解約を行う
海外赴任に伴い、日本でのライフライン（電気・ガス・水道など）の解約手続きを忘れずに行いましょう。
引っ越しの1～2週間前までに各業者に連絡しておくと、引っ越し当日にスムーズに清算できます。
解約手続きの際に立ち会いが必要な場合もあるため、事前に業者と日程を調整することが大切です。
また、インターネットや携帯電話の解約も忘れずに手続きを進め、違約金の有無や解約条件を確認しておきましょう。
航空便で送る荷物を発送する
飛行機の預け入れ荷物には制限があるため、赴任直後に必要な荷物を送る手段として航空便の利用を検討しましょう。
航空便は船便よりも輸送が早く、通常1～2週間ほどで到着するため、赴任直後に必要な衣類や生活用品を送るのに適しています。
ただし、送料は船便に比べて高くなるため、本当に必要なものを厳選して効率的に荷物をまとめることが重要です。
また、国によって関税や輸入規制が異なるため、発送前にしっかり確認しておきましょう。
手荷物の梱包を行う
海外赴任に必要な手荷物の梱包は、できるだけコンパクトにまとめることが重要です。
現地で購入できるものは極力持って行かず、出発までに必要なものや到着後すぐに使うものを厳選しましょう。
具体的には、パスポートやビザなどの重要書類、常備薬、最低限の衣類、充電器や変換プラグ、赴任直後の生活用品などが挙げられます。
航空会社の預け入れ荷物や機内持ち込みの制限を事前に確認し、重量オーバーにならないよう注意が必要です。
最低限の現地通貨を両替しておく
先進国への赴任の場合、キャッシュレスが普及しているケースが多いですが、念のため最低限の現地通貨を準備しておくと安心です。
現地での交通費や食事代、チップの支払いなど、クレジットカードが使えない場面も多々あります。
特に、空港からの移動や当面の生活費を現金で支払う可能性があるため、事前に必要な額を計算し、両替を済ませておきましょう。
日本の銀行や両替所、空港などで事前に両替するほか、到着後に現地のATMで引き出す方法もあります。
お土産を買っておく
海外赴任の際、赴任先の同僚やお世話になる方への挨拶として、日本らしいお土産を用意しておくと良いでしょう。
お土産は高価なものではなく、1人1人に配れるちょっとしたプレゼントがおすすめです。
例えば、日本の伝統的なお菓子や和柄の小物などは、海外でも喜ばれることが多いです。
赴任先で良好な関係を築くためにも、心を込めたお土産を準備しておきましょう。
【前日～当日】海外赴任前のやることリスト
海外赴任前日〜当日には余裕を持って準備を整え、スムーズに出発できるようにすることが重要です。
特に長時間のフライトになる場合、万全の状態で渡航できるよう前日からの過ごし方に注意しましょう。
- 忘れ物がないか再度チェックする
- お世話になった人に挨拶する
- ゆっくり休む
- 少し早めに空港に向かう
ここでは、海外赴任前日〜当日にやるべきことを4つ紹介します。
忘れ物がないか再度チェックする
海外赴任の出発前日には、忘れ物がないか最終チェックを行いましょう。
チェックリストを使って荷物を確認し、当日にも必ず重要な持ち物を再確認することが大切です。
特に、パスポート、ビザ、航空券、現金、クレジットカードは、出発前に確実に手元にあることを確認しましょう。
また、スマホや充電器、必要な書類なども忘れずに準備して、慌てずに出発できるように心がけましょう。
お世話になった人に挨拶する
海外赴任の出発前には、日本でお世話になった人たちへ感謝の気持ちを伝えましょう。
空港での待ち時間などを利用し、家族や友人、職場の同僚にLINEやメールで「これから行ってきます」と一言メッセージを送るだけでも、今後も良好な関係を保てます。
長期間日本を離れる場合、出発前にしっかりと挨拶をしておくことで、気持ち新たに海外での生活を始められるでしょう。
ゆっくり休む
特に海外赴任の前日はゆっくりと休息を取り、万全の状態で出発できるようにしましょう。
お風呂に入ってリラックスしたり、家族との時間を楽しんだりと、気持ちに余裕を持つのがおすすめです。
また、持ち物の最終確認を済ませたら、できるだけ早めに就寝することも大切です。
少し早めに空港に向かう
渡航当日は、余裕を持って空港に向かうことが重要です。
国際線の場合、チェックインや手荷物検査に時間がかかるため、出発3時間前を目安に空港へ到着するようにしましょう。
交通機関の遅延など予期せぬトラブルを避けるためにも、早めの行動を心がけると安心です。
海外赴任を経験し英語力を伸ばすためにイングリードを受講した体験談
年齢：40代
受講の目的：ビジネス英語
開始時の英語力：中上級
受講期間：6ヶ月〜11ヶ月
受講コース：オンライン英語コーチングコース
外資系メーカーのブランドマネージャーとして働く中で、英語を使う機会は多かったものの、「もっと英語力を強化したい」という思いからイングリードを受講しました。
以前は英会話教室やオンライン英会話を試していましたが、自分の課題がわからず、成長を実感できないことが悩みでした。
イングリードでは、日本人コーチの的確なサポートを受けながら、シャドーイングなどの効果的な学習法を取り入れたことで、発音やリスニング力が大幅に向上しました。
特にVERSANTスコアは49点から56点に上がり、メール作成のスピードも格段にアップしました。
今では英語への苦手意識がなくなり、子どもたちと海外ドラマを楽しみながら学習を続けています。
イングリードで英語力をつけて海外赴任へ向かおう
海外赴任が決まったらやることリストを確認することも重要ですが、それと同時に日頃から英語学習を継続することが大切です。
赴任先では日常会話はもちろん、ビジネスの場面でも英語をスムーズに使いこなすことが求められます。
しかし、「独学ではなかなか上達しない」「何から始めればいいかわからない」と悩む方も多いのではないでしょうか？
短期間で着実に英語力を身につけたい方は、英語コーチングの活用をご検討ください。
イングリードでは、専属のコーチが1人1人の英語レベルや目的に合わせて学習プランをカスタマイズし、最短で成果を上げられるように徹底サポートいたします。
海外赴任前にしっかりと英語力を伸ばしたい方は、ぜひ「イングリード」をお試しください。
