仕事をしながら英語を学習するには?業務を教材にする3ステップ | イングリード

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仕事をしながら英語を学習するには?業務を教材にする3ステップ


仕事をしながら英語を学習しようとすると、まず頭に浮かぶのは「どうやって時間をつくるか」ではないでしょうか。早起きして時間をつくってみる、通勤中にアプリを開いてみる、残業を減らしてみる。どれも一度は試したことがあるかもしれません。

それでも続かないのは、意志が弱いからとは限りません。仕事と英語の勉強を切り離して考えていると、ほとんどの方は、忙しくなった週に勉強のほうを先に削るのではないでしょうか。

この記事では、勉強の時間を別につくるのではなく、いまやっている仕事そのものを教材にする方法を紹介します。

やることは次の3つ。会議の準備を学習のインプットに変える、業務資料を使って模擬練習をする、週1回振り返って合っていない方法を入れ替えることです。

仕事しながら英語を学習するなら、時間を作るより業務の使い方を変える

結論から言えば、勉強の時間を新しくつくるより、いまの仕事をそのまま教材にするほうが学習は継続します。

仕事と切り離した勉強が続きにくいのは、どうしても仕事より後回しになるからです。繁忙期に入れば、先に削られるのは勉強のほうです。仕事の中に入れてしまえば、その仕事がある限り勉強も続きます。

職場でできる、ちょっとした工夫もよく紹介されています。身の回りの物を英語で言ってみる、パソコンやスマートフォンの言語設定を英語に変えてみる、といった方法です。

こうした工夫は、英語に触れるきっかけにはなりますが、仕事と勉強が別々のままである以上、忙しくなれば、やはり学習は止まってしまいます。

そこで、業務のうち英語が発生する場面を素材として使います。具体的には、会議の前にやる準備と、これから使う業務資料です。この2つは業務として着手するものなので、学習のために新しく時間を確保する必要がありません。

そもそも時間が取れない場合はどうするか

業務を教材にする方法も、そもそも業務そのものがない週には使えません。

英語を使う場面が月に1回しかないのであれば、この方法で増やせる練習量も、その1回分だけにとどまります。

そのような場合は、まず学習量そのものの問題として考えてください。業務で英語を使う機会自体を増やせないか、あるいは業務以外の時間で学習時間をつくれないか、を考えます。

ある程度の学習量を確保できたうえで、その中身を業務に近づけていくほうが、順序としては早く結果につながります。

会議の準備を学習のインプットに変える

英語の会議に出る予定があるなら、その前にやる実務の準備が、そのまま学習のインプットになります。

英語の会議に対応したいなら、一般的な英語力を伸ばすだけでなく、会議で求められることを場面ごとに整理して練習するほうが近道です。会議では次の場面ごとに分けて練習します。

  • 意見を述べる
  • 賛成や反対を伝える
  • 質問する
  • 聞き返す
  • 相手の発言を確認する
  • 議論を整理する
  • 次のアクションを確認する

あわせて、実際に参加する会議の議題や資料を事前に確認し、必要な語彙と想定される質問、自分が伝えたい内容を準備しておいてください。

ここから、会議の準備をそのまま学習に変えるやり方です。

やることは2つに絞ってください。1つは、議題から自分が知らない語彙を拾うことです。もう1つは、想定される質問に対する自分の答えを英語で用意しておくことです。

どちらも会議のためにやる準備なので、追加の学習時間は発生しません。違うのは、拾った語彙と用意した答えを、会議が終わったあとも残しておく点です。

語彙と答えを残しておくのには理由があります。

会議や業務には同じ議題や同じ相手が繰り返される場合があります。前回拾った語彙と前回用意した答えが、そのまま次回の学習素材になります。会議のためだけに使い捨てにしてしまうと、毎回ゼロから準備することになり、蓄積が起きません。

なお、その場面で実際に何と言うかという表現そのものは、会議や依頼で使う仕事用英語フレーズにまとまっています。英語での言い方を探している段階なら、先にそちらを参考にすると良いでしょう。

聞き取れなかったときの確認も練習の対象にする

会議で聞き取れなかった場合の対応も含めて準備しましょう。

電話会議は相手の表情やジェスチャーが見えないぶん、聞き取る力だけでなく、聞き取れなかったときに確認する力も必要になります。相手の発言を要約して認識をすり合わせる練習も一緒に取り入れてください。

聞き返す言い方と、相手の話を要約して確認する言い方を、会議前の準備リストに1項目入れておいてください。準備の中身が発言だけになっていると、聞き取れなかった場合に対応が難しくなります。

業務資料を使って模擬練習をする

業務でこれから使う資料を使えば、話す練習の素材も探す必要はありません。

英語のプレゼンでは原稿を暗記するのではなく、内容の筋道立てて自分の言葉で伝えられる状態を目指します。

練習の型は、結論から述べて理由と具体例を続け、最後に要点を整理するという順番にしましょう。そのうえで、実際に自分が使うプレゼン資料を使って、模擬練習をしてみます。このとき確認するのは、発音や文法だけではありません。

  • 話すスピード
  • 間の取り方
  • 強調する箇所
  • 声の大きさ
  • 聞き手にとっての分かりやすさ

次に、実際に使う業務資料を1つ選び、最初から最後まで声に出して読んでみましょう。

そのうえで、確認するポイントは1つだけに絞ります。1点に絞る理由は、複数を同時に確認すると何を直したのか分からなくなるからです。

話すスピード、間の取り方、強調する箇所を、一度にまとめて直そうとすると、次に練習したときに、どれが効果があったのかを見分けられなくなってしまいます。

何から見直すかを選ぶ基準は、これまでに人から指摘されたことがある部分かどうかです。もし指摘されたことがなければ、まずは話すスピードから見直してみてください。

相手のいる場面は順序まで想定しておく

一方的に話すだけの場面とは違い、相手とのやり取りが発生する場面では、細かい言い回しを覚えるよりも、話の流れをあらかじめ決めておくほうが対応しやすくなります。

交渉についても場面ごとに分けて練習します。分け方は次のとおりです。

  • 希望条件を提示する
  • 理由を説明する
  • 相手の意見を確認する
  • 反対意見に対応する
  • 代替案を提案する
  • 譲歩する
  • 合意内容を確認する

控えている交渉について、この場面のうちどこまでが起こりそうかを先に想定してから練習します。価格の話まで進むのか、条件の確認で終わるのかで、用意すべき範囲が変わります。

全部を用意しようとすると量が増えて、結局どれも準備しきれませんので、場面を絞って練習しましょう。

週1回振り返って合っていない方法を入れ替える

業務を素材にした学習には弱点があります。素材が毎週変わるため、自分のやり方が合っているのかを判断しにくいことです。そのため、振り返る間隔を先に決めておく必要があります。

オンライン英語コーチングのイングリードでも、週1回ほどの振り返りで効果を測り、成果が出ていなければ早い段階で学習方法を入れ替えています。

週1回、仕事で英語を使った場面を1つ選び、そこで準備した内容が実際に活用できたかを振り返ってください。

活用できたなら、同じやり方でもう1週続けてみましょう。活用できなかった場合に見直すのは、準備している内容か、練習する量のどちらかです。たとえば、1回の練習で10個の単語を覚えようとしていたのなら、3個まで減らしてみてください。

振り返りの対象を1つの場面に絞るのは、業務をもとにした学習では、扱う素材が毎週入れ替わってしまうからです。

複数の場面をまとめて振り返ってしまうと、準備の内容そのものが良くなかったのか、それとも、その週の業務がたまたま自分の準備と噛み合わなかっただけなのかを、見分けられなくなってしまいます。

振り返りの間隔を週1回にしているのは、これより間隔を長くしてしまうと、自分に合っていない方法を続けてしまう期間も長くなってしまうからです。準備した内容は、1週間あれば少なくとも1回は試すことができるので、その時点で振り返りに必要な材料もそろいます。

英語会議・電話会議に対応できるようになった受講生の準備・訓練内容は?

イングリードの受講生で英語会議・電話会議に対応できるようになった方の準備や訓練についても触れておきます。

一例にはなりますが、英語会議や電話会議に対応できるようになった受講生は、一般的な英語力を伸ばすだけでなく、実際の会議で求められるスキルを場面ごとに整理し、実践的なトレーニングを重ねています。

まず、会議で頻繁に使われる語彙や表現をインプットします。

具体的には、意見を述べる、賛成・反対を伝える、質問する、聞き返す、相手の発言を確認する、議論を整理する、次のアクションを確認するといった場面で使う表現です。

そのうえで、実際の業務で想定される議題を使い、会議形式のロールプレイを行います。事前に自分の意見を整理し、結論と理由を短時間で組み立てて発言する練習を重ねることで、会議中に言葉が出てこない状態を減らしていきます。

また、電話会議では相手の表情やジェスチャーが見えないため、リスニング力だけでなく、聞き取れなかった際に適切に確認する力も重要です。

そのため、会議音声を使ったリスニングやシャドーイングに加え、相手の発言を要約して認識をすり合わせる練習も行います。さらに、実際に参加する会議の議題や資料を事前に確認し、必要な語彙や想定される質問、自分が伝えたい内容を準備しておくことも効果的です。

まとめ:仕事を教材にすれば、勉強の時間を別につくらなくていい

  • 学習時間を別に作るより、いまの業務を学習の素材に変えます
  • 会議の準備と業務資料を、そのまま練習の対象として使います
  • 週1回振り返って、活用できなかった準備については入れ替えます

まずは、これから控えている英語の会議か資料の中から学習の素材を1つを選んでみてください。そこに出てくる知らない単語を拾うだけでも、勉強の時間を別でつくる必要なく学習を始めることができます。

業務のどの場面を練習の対象にするかは、仕事の内容によって変わります。

イングリードでは、課題を見てから一人ずつ学習の順番と内容を組み立て、専属のコーチが週単位で進み方を一緒に確認します。自分の業務のどこを学習の素材にすればよいか迷う方は、無料カウンセリングでご相談ください。

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