仕事用英語フレーズ完全ガイド|会議・依頼・連絡・電話の表現100選
職場で英語を使う場面が増え、仕事で使える英語のフレーズを知りたいと思っている方は多いでしょう。
メールで何と書けばいいか迷った、会議で発言できなかった、電話対応がうまくいかなかったという経験がある方も少なくないのではないでしょうか。
この記事では、会議・依頼・連絡・電話・メールなど、職場のさまざまな場面で使えるフレーズを100個、場面別に紹介します。
本文の和訳や想定される場面はあくまで一例です。実際にどの表現が適切かは、相手との関係、前後の文脈、会社の慣習によって変わるため、フレーズを使う前に職場で確認するようにしてください。
仕事用英語を選ぶ前に確認したい3点
職場で英語の表現を選ぶ際には、誰が主体に行うのか、用件を先に言うか後に言うか、依頼をどの形で伝えるのかを確認します。
これは唯一絶対の型ではなく、相手や会社の慣習に合わせて表現を選ぶための視点です。
イングリードでは、ビジネス英語だけ特別なトレーニングへ切り替えるのではなく、実際に英語を使う仕事場面に合わせて重点を変えています。会議なら意見を短く整理する話し方、電話なら聞き返し、メールなら定型表現というように、必要な語彙と表現を先に絞ります。
誰が行うのかを確認する
たとえば「確認しておきます」を「I’ll confirm it.」と表すフレーズがあります。
担当者を明確にする必要がある場面では、誰が行うのかが示されているか確認しましょう。
一文は短く、用件を先に言う
用件を先に置き、そのあとに背景を補う構成は選択肢の一つです。
「Could you send me the file?(ファイルを送っていただけますか)」のように依頼内容を先に示してから理由を続ける方法もあります。
適切な順序は文書の目的や職場の書式に合わせてください。
依頼の形を選ぶ
「Send me the file.」「Could you send me the file?」「Would it be possible to send me the file?」など、依頼には複数の形があります。依頼の仕方は相手との関係や会社の慣習によって変わるため、自社の例文や過去のやりとりも確認してください。
【会議・打ち合わせ】すぐ使えるフレーズ集
会議で発言、賛否、確認を示すフレーズを紹介します。
会議では、発言するための表現に加え、決定事項や担当者、期限を議事録へ簡潔に残す表現も準備しておくと安心です。
イングリードの英語会議トレーニングでは、意見・賛否・質問・聞き返し・要約などの機能別に表現を整理したうえで、実際の業務に近い議題を使ってロールプレイします。会議資料から必要な語彙と想定質問を準備し、聞き取れなければ確認し、最後に相手の発言を要約して認識を合わせるところまでを一連の対応として練習します。
会議を開始・進行する
以下は会議の冒頭や進行役として使える定型表現です。
- Let’s get started. — では始めましょう。
- Shall we move on to the next point? — 次の議題に移りましょうか。
- Could we go back to the previous point? — 前の話題に戻ってもいいですか。
- Does anyone have anything to add? — 何か付け加えることはありますか。
- Let’s take a five-minute break. — 5分休憩を取りましょう。
開始時には「Let’s get started.」、扱う内容が多い場合には「We have a lot to cover today, so let’s get started.」などのフレーズがあります。
意見を述べる・賛成・反対する
意見を述べる、賛成・反対を伝えるのは会議の核心となる部分です。
自分の立場を明確に伝えるフレーズを覚えておきましょう。
- I think we should… — 〜すべきだと思います。
- That sounds good to me. — 賛成です。いいと思います。
- I’m afraid I have some concerns about that. — それについては少し懸念があります。
- With all due respect, I see it differently. — 敬意を持って申し上げますが、私は違う見方をしています。
- Could we explore another option? — 別の選択肢を検討できますか。
- I agree with [person]’s point. — [名前]さんの意見に同意します。
「I’m afraid I have some concerns about that.」は、懸念を示すフレーズの一つです。
確認・質問・聞き直す
聞き取れなかったときや、理解を確かめたいときのフレーズです。
- Could you elaborate on that? — もう少し詳しく教えていただけますか。
- Just to confirm, you mean…? — 確認ですが、〜ということですね?
- I’m sorry, could you repeat that? — すみません、もう一度言っていただけますか。
- What do you mean by…? — 〜というのはどういう意味ですか。
- Could you speak a little more slowly, please? — もう少しゆっくり話していただけますか。
確認には「Just to confirm, the deadline is Friday, correct?」のような形もあります。
会議を締めくくる・アクションを確認する
会議の終わりに、決定事項や次の担当を確認するためのフレーズです。
- Let’s wrap up. — まとめましょう。
- To summarize what we’ve discussed… — 話し合った内容をまとめると…
- I’ll follow up with an email after the meeting. — 会議後にメールでフォローアップします。
- Could you take charge of…? — 〜を担当していただけますか。
- The next meeting is scheduled for… — 次回の会議は〜を予定しています。
【依頼・お願い】職場で使えるフレーズ集
社内外に何かをお願いするとき、英語でどう伝えるかは悩むポイントのひとつです。
相手の立場や状況を考慮しつつ、明確に依頼する表現を覚えておきましょう。
社内への依頼・お願い
同僚や上司に何かを依頼するときのフレーズです。
- Could you…? — 〜していただけますか。
- Would it be possible to…? — 〜することは可能でしょうか。
- I was wondering if you could… — 〜していただけるとありがたいのですが。
- Would you mind + doing…? — 〜していただいても差し支えありませんか。
- I’d appreciate it if you could… — 〜していただけるとありがたいです。
- Do you have a moment to…? — 〜する時間はありますか。
「Would you mind」を使う場合は、質問文と返答の意味を教材や辞書で確認してください。
期限・優先度を伝える
依頼と同時に期限や優先度を伝えるためのフレーズです。
- As soon as possible(ASAP) — できるだけ早く
- By end of day(EOD) — 本日中に
- By end of week(EOW) — 今週末まで
- This is a high priority. — これは優先度が高い件です。
- There’s no rush, but could you…by [date]? — 急ぎではありませんが、[日付]までに〜していただけますか。
必要に応じて具体的な日時も併記します。
ASAP・EOD・EOWを使う場合は、チーム内で意味が共有されているか確認してください。
断る・調整を申し出る
依頼を断ったり、スケジュールを調整したりするときのフレーズです。
- I’m afraid I can’t take this on right now. — 今は対応が難しい状況です。
- Unfortunately, I’m tied up until… — あいにく〜まで手が離せない状況です。
- Could we reschedule? — 日程を変更できますか。
- I’ll be available from… — 〜以降なら対応可能です。
- Let me check my schedule and get back to you. — スケジュールを確認してから返答します。
「I’m afraid」「Unfortunately」で始める文は、断りや調整を伝える言い回しです。
【報告・連絡・相談】情報共有のフレーズ集
進捗、完了、問題、相談を伝える場面で使う表現のフレーズです。
情報共有の方法は会社によって異なります。
報告する(進捗・完了・問題)
進捗や完了、問題発生を上司・同僚に伝えるフレーズです。
- Just a heads up… — お知らせしておきたいのですが…
- I wanted to update you on… — 〜について報告したい件があります。
- I’m happy to report that… — 〜について良い報告があります。
- We’ve encountered an issue with… — 〜に問題が発生しました。
- I’d like to flag a potential issue. — 懸念点をお知らせしたいと思います。
- We’re on track. — 予定通りに進んでいます。
- We’re slightly behind schedule. — 少し遅れが生じています。
事前通知には「Just a heads up — the meeting has been moved to 3 PM.」や「I wanted to let you know that…」というフレーズがあります。どちらを選ぶかは相手や会社の方針を確認してください。
連絡・情報共有する
情報を共有する、誰かをメールのCCに加えるなどのフレーズです。
- Wanted to let you know… — お知らせしたく連絡しました。
- Just checking in to see how things are going. — 状況を確認したくご連絡しました。
- Looping [person] in on this. — [名前]さんもこの件に加えます。(CC追加時)
- FYI(For Your Information) — 参考情報として
- Please see the attached file. — 添付ファイルをご確認ください。
関係者をやりとりに加える文として「Looping Tom in, as he’ll be handling this from our side.」という言い回しができます。
相談・確認を求める
判断を仰いだり、意見を求めるフレーズです。
- Could I get your thoughts on…? — 〜についてご意見をいただけますか。
- I’d love your input on this. — この件についてご意見をいただきたいです。
- Would you mind taking a look at…? — 〜をご確認いただけますか。
- Do you have a minute to discuss…? — 〜について少しお話しできますか。
- What’s your take on…? — 〜についてどう思いますか。
意見を求める際には「Could I get your thoughts on…?」や「What do you think?」などのフレーズがあります。関係性や会社の慣習に合わせて選んでください。
【電話・オンライン会議】フレーズ集
電話やオンライン会議で、接続の不備を伝えたり、聞き取りにくい場合のフレーズを紹介します。
電話をかける・受ける
電話の始めに、自分と所属を伝えるフレーズです。
- This is [name] calling from [company]. — [会社名]の[名前]と申します。
- Could I speak to [person], please? — [名前]さんをお願いできますか。
- I’m calling about… — 〜の件でご連絡しました。
- I’m afraid [person] is not available right now. — あいにく[名前]は今席を外しております。
- Would you like to leave a message? — 伝言をご希望ですか。
- I’ll have [person] call you back. — [名前]より折り返しご連絡させます。
対応できない状況を示す文として「I’m afraid [person] is not available right now.」という言い回しがあります。
聞き取りにくい・接続問題
電話中に聞き取れなかったときのフレーズです。
- I’m sorry, I can’t hear you clearly. — すみません、よく聞こえません。
- Could you speak a little louder, please? — 少し大きな声でお話しいただけますか。
- You’re breaking up. — 声が途切れています。
- There seems to be a bad connection. — 接続が悪いようです。
- Could you call back in a few minutes? — 数分後にかけ直していただけますか。
聞き取れなかったときは「I want to make sure I understand correctly.」と前置きして確認する方法もあります。
Zoom等のオンライン会議
オンライン会議で使うフレーズです。
- You’re on mute. — マイクがミュートになっています。
- Could you share your screen? — 画面を共有していただけますか。
- Let me know if you can hear me. — 聞こえているか教えてください。
- I’ll send the meeting link in the chat. — チャットにリンクを貼ります。
- I need to drop off early today. — 今日は早めに退席が必要です。
- Can everyone see my screen? — 全員に画面が見えていますか。
ミュートを案内する際には「You’re on mute.」や「Please mute yourselves when you’re not speaking.(話していないときはミュートにしてください)」という言い回しがあります。
【メール・チャット】定型フレーズ集
ビジネスメールやSlack・Teamsなどで使う、書き出しと締めのフレーズを紹介します。
ビジネス英語メールの書き方では、書き出しから締めまでの基本フレーズを詳しく解説しています。
メールの書き出し
相手との関係性や用件の種類に合わせて選びましょう。
- I hope this email finds you well. — お変わりなくお過ごしのことと存じます。
- I’m reaching out to… — 〜の件でご連絡しています。(用件を先に出す)
- As discussed in our meeting, … — 会議でお話しした通り、…(前置きの参照)
- Thank you for your prompt reply. — 迅速なご返信ありがとうございます。
- I’m following up on… — 〜の件についてフォローアップしています。
書き出しは、相手との関係、用件、会社の慣習に合わせて選んでください。
メールの締め・フォロー
メールの締めに置くフレーズです。
- Please let me know if you have any questions. — ご不明な点があればお知らせください。
- Looking forward to your reply. — ご返信をお待ちしております。
- Please feel free to reach out if you need anything. — 何かあればいつでもご連絡ください。
- Best regards, — よろしくお願いいたします。
- Kind regards, — よろしくお願いいたします。
「Best regards」と「Kind regards」は、メールの結びに置く言い回しです。初回と継続したメールでフレーズを固定するかどうかは、会社の慣習や相手との関係に合わせてください。
Slack・Teamsなどチャットの短い表現
チャットツールで使う短い表現のフレーズです。
- +1 — 同意します
- LGTM(Looks Good To Me) — 問題なさそうです(レビューや確認で使用)
- Will do. — 了解しました、やります。
- Noted. — 了解、承知しました。
- On it. — 対応中です、今やっています。
- TBD(To Be Determined) — 未定・後ほど決定
- EOD(End of Day) — 本日中
略語を使う前に、チーム内で意味が共有されているか確認してください。
【職場での日常コミュニケーション】スモールトーク・自己紹介
職場での雑談や短いやりとりに使うフレーズも紹介します。雑談の位置づけは会社の文化によって異なります。
「雑談」は英語で何という?では、英語で雑談を始めるときの表現を詳しく解説しています。
着任・自己紹介
新しいチームや部署に加わったとき、外国人の同僚と初対面のときに使えます。
- I’d like to introduce myself. My name is [name]. — 自己紹介させていただきます。[名前]と申します。
- I’ll be joining the team from today. — 本日よりチームに加わります。
- I’ll be working on… — 〜を担当します。
- I’m looking forward to working with you. — どうぞよろしくお願いします。
- Please don’t hesitate to ask if you need anything. — 何かあればお気軽に声をかけてください。
「I’m looking forward to working with you.」や「Looking forward to working with you!」は、着任時に使うフレーズです。
スモールトーク
廊下ですれ違ったとき、コーヒーを入れながらなど、気軽な会話の表現です。
- How’s everything going? — 最近どうですか。調子はどうですか。
- That went well. — うまくいきましたね。
- Busy week? — 忙しい週ですね。
- How was your weekend? — 週末はどうでしたか。
- Looking forward to the weekend. — 週末が楽しみです。
会議前や休憩中の短い会話に使う言い回しです。取り入れるかどうかは相手や会社の文化に合わせてください。
退勤・お礼・ちょっとした一言
一日の終わりや感謝を伝えるときの短いフレーズです。
- I’m calling it a day. — 今日はここで終わりにします。退勤します。
- Thanks for your help. — 助けてくれてありがとうございます。
- Much appreciated. — 大変助かります。ありがとうございます。
- Have a good one. — 良い一日を。良い週末を。
- See you tomorrow. — また明日。
「Much appreciated.」は、お礼を伝える言い回しの一つです。
よくある疑問(FAQ)
「よろしくお願いします」は英語でどう言う?
日本語の「よろしくお願いします」には複数の意味があるため、場面によって英語表現が変わります。
自己紹介、メール、依頼の締めでは、それぞれ記事内のフレーズが候補になります。日本語を機械的に置き換えるのではなく、用件と会社の慣例に合わせて選んでください。
「お世話になっております」に相当する英語は?
メールの書き出しには「I hope this email finds you well.」「Thank you for your continued support.」「Thank you for your quick reply.」などのフレーズがあります。固定の対応表現ではないため、実際の用件に合わせて選びましょう。
敬語は英語にも存在する?どう使い分ける?
英語にも依頼や配慮を示す複数の言い方がありますが、日本語の敬語と単純に置き換えられるわけではありません。相手との関係、場面、会社の文化に合わせてフレーズを選んでください。
フレーズを暗記するだけで会話できるようになる?
フレーズの暗記は会話の「起点」になりますが、それだけで自由な英会話が身につくわけではありません。フレーズを起点に、実際の会話や英文読解・聞き取りを通じて使い方のパターンを体感として積み重ねていくことが大切です。
まず自分が使うシーンから、確認できる範囲の数を選び、職場で実際に試してみましょう。
ビジネス英語の学習にはどれくらいかかる?
習得期間は、現在の英語力、目標、学習時間、英語を使う環境によって異なるため、この記事では固定の時間を示しません。まずは自分が経験する場面から少数のフレーズを選び、現場で試して見直しましょう。
英語会議・電話会議に対応できるようになったイングリード受講生の準備・訓練内容は?
一例にはなりますが、英語会議や電話会議に対応できるようになったイングリードの受講生は、一般的な英語力を伸ばすだけでなく、実際の会議で求められるスキルを場面ごとに整理し、実践的なトレーニングを重ねています。
まず、会議で頻繁に使われる語彙や表現をインプットします。具体的には、意見を述べる、賛成・反対を伝える、質問する、聞き返す、相手の発言を確認する、議論を整理する、次のアクションを確認するといった場面で使う表現です。
そのうえで、実際の業務で想定される議題を使い、会議形式のロールプレイを行います。事前に自分の意見を整理し、結論と理由を短時間で組み立てて発言する練習を重ねることで、会議中に言葉が出てこない状態を減らしていきます。
また、電話会議では相手の表情やジェスチャーが見えないため、リスニング力だけでなく、聞き取れなかった際に適切に確認する力も重要です。そのため、会議音声を使ったリスニングやシャドーイングに加え、相手の発言を要約して認識をすり合わせる練習も行います。
さらに、実際に参加する会議の議題や資料を事前に確認し、必要な語彙や想定される質問、自分が伝えたい内容を準備しておくことも効果的です。
まとめ:職場英語は「定型フレーズ」から始めよう
この記事では、仕事用英語フレーズとして会議・依頼・情報共有・電話・メール・日常コミュニケーションの各シーンで使う例文を紹介しました。要点は次の3点です。
- 誰が行うのか、用件をどこに置くのかを確認する
- Could you / Would you など、依頼のフレーズを確認する
- 場面ごとに表現を選び、相手や組織の方針に合わせる
職場英語は、すべてのフレーズを一度に覚える必要はありません。会議・依頼・情報共有など、職場での場面から数個ずつ選び、実際の業務で試して見直しましょう。














