シャドーイングとは?正しいやり方の解説とおすすめ教材の紹介 | イングリード

オンライン英語コーチングサービス

法人のお客様はこちらchevron_right

シャドーイングとは?正しいやり方の解説とおすすめ教材の紹介


シャドーイングは英語習得に欠かせない学習方法です。シャドーイングはプロの同時通訳者も使う学習方法と言われ、英語の勉強法としてはもはや定番と言えます。

聞き取った音をそのまま繰り返すというシンプルに見えるシャドーイングですが、やり方を間違えると効果は激減します。

本記事では間違ったシャドーイングの方法から、正しいやり方まで徹底伝授します。英語学習を加速させるシャドーイングをこの記事で習得しましょう。

英語コーチングならイングリード
完全オーダーメイドの学習プラン
×
応用言語学に基づく科学的アプローチ
×
採用率0.3%のプロコーチのマンツーマン体制

オンライン完結で忙しくても続けられる

イングリードでは、英語学習支援サービスを展開中です。累計1万人以上、満足度97%の60分カウンセリングが無料で受けられます。英語学習のプロが英語力診断や学習アドバイスまでみっちり60分あなたをサポート。

あなたのシャドーイングのやり方があっているか、効率よく効果を得るために無料カウンセリングで相談しましょう。

 シャドーイングは、第二言語習得論(SLA)の観点からも「最も難易度の高いトレーニング」の一つに位置づけられています。「耳で音声を正確に聞き取る(音声知覚)」作業と、「その音を口で再現する(発音)」作業を、脳内で同時に処理しなければならないからです。これは言わば、お手玉をしながら一輪車に乗るようなもの。 最初からうまくできなくて当たり前なのです。

多くの学習者が「できない自分」を責めて辞めてしまいますが、それは非常にもったいないことです。「難しくて当然」という前提に立ち、まずは「完璧を目指さない」ことからリスタートしてみましょう。

シャドーイングとは?

シャドーイングとは、聞こえてきた英語の音声を1−2語(0.5秒程度)後から、シャドー(影)のように後を追いながら、声に出して復唱するトレーニングです。

シャドーイング中は原則的に耳と口だけを使い、音源の英文を目で追って「読む」ことはしません。あくまでも耳から入ってくる音を復唱していくのです。

シャドーイングには、英語の強弱やリズム、イントネーションにフォーカスするプロソディー・シャドーイング、内容(コンテンツ)理解にフォーカスするコンテンツ・シャドーイングなど、伸ばしたいスキルによって意識する箇所を変えるそれぞれのメソッドがあります。

しかし、耳から入ってきた英語を復唱するという流れは原則同じです。

混同されやすい類似トレーニングとの違いも押さえておきましょう。音読は英文を見ながら声に出す練習、ディクテーションは音声を聞いて文字として書き取る練習です。シャドーイングはこれらとは異なり、原稿を見ずに音声を追いかけながら同時に発話するため、リスニングとスピーキングを同時処理する点で最も負荷が高く、効果も大きいトレーニングです。

【公式HP】https://englead.jp/counseling/

失敗を事前に防ぐには、インターネットやYoutubeで調べるだけでは正直不安です。

イングリードの60分無料カウンセリングを利用して、あなたにあった最適な学習法を見つけましょう。間違いに後で気づく前に、今行動することが重要です。

シャドーイングで得られる5つの効果

耳から入ってくる英語を復唱するシャドーイングで期待できる効果は5つあります。

  • リスニング力の向上
  • 発音の向上
  • スピーキング力の向上
  • 英語脳を作る
  • TOEIC対策

ひとつずつ詳しく解説します。

リスニング力の向上

まず、シャドーイングで最も大きく効果が表れるのはリスニング力です。

全世界の英語学習者、とりわけ日本人の多くの英語学習者には「英文を見ればわかるのに、聞いているだけだと理解ができない」、という悩みを抱えている学習者が多くいます。

それは、英語ネイティブが話す英語のリズムや強弱、イントネーション、音声変化に慣れていないため、単語単語を聞き取ることができないこと。

そして、各単語とその発音、さらには音声と意味理解が繋がっていないため、「読んだら分かるのに、リスニングだと理解ができない」という結果になっているのです。

シャドーイングでは、強弱やリズム、音声変化なども含めて聞こえてくるままに発声します。英語の音声の特徴を自身で再現できるようになることで英語の音声知覚が鍛えられ、リスニング力が向上するのです。

さらに音だけに集中するのではなく、内容理解も意識してシャドーイングをすることで、英語を英語のまま理解できるようになり、音声知覚に加えて意味理解も向上させることで、リスニング力はさらに向上すると言えるでしょう。

発音の向上

シャドーイングは発音の改善にも効果を発揮します。

日本語を母語をするほとんどの人が、英語の発音に苦手意識を持っていると言ってもあながち間違いではないでしょう。

それは英語が日本語にはない音がたくさんあること、そして独特のリズムと音声変化があることが大きな要因です。

日本語は基本的に子音+母音の組み合わせで発音され、抑揚や呼気を感じさせる発音や発声は多くありません。

一方、英語には多様な音があり、母音だけでも26個前後、全体の音の数は600以上と言われています。さらに強弱やリズム、イントネーション、音声変化が加わります。

シャドーイングでは、聞こえてくるままに復唱していくので、これら英語の発音、特に英語のリズムやイントネーションの聞き取り練習に効果的と言えます。

スピーキング力の向上

シャドーイングは主にリスニング力と発音の向上に大きく効果を発揮しますが、スピーキング力の向上にも効果があります。

それは、シャドーイングをすることにより音声知覚と内容理解がつながり、英語での反応スピードが上がること、そして定型文や表現が口から出てくるようになることでスムーズな発話が可能になるからです。

英語脳を作る

シャドーイングは、単語と文法の知識を意識することなく自動的に使えるようになる、つまり英語脳を作るのに効果的です。

特にコンテンツ・シャドーイングでは内容理解も同時に行うので、英語を英語のまま理解し、知識を自動的に使えるようになる英語脳の構築に最適です。

TOEIC対策

シャドーイングでは、大意を理解するリスニングではなく、一字一句逃さずに聞き取り、発声していくことが求められます。

そのため、音源を正確に聞き取る力を付けることができ、その力はTOEICなどの英語の能力試験にも間違いなく寄与します。

シャドーイングで伸びる力・伸びにくい力

◎ 伸びる力

  • リスニング力
  • 発音・イントネーション
  • スピーキングの瞬発力
  • 英語を英語で処理する”英語脳”
  • TOEICのリスニング対策

△ 伸びにくい力

  • 文章の読解力
  • 語彙力
  • ライティング力

これらは多読・単語学習・英作文など別の学習で補いましょう。

英語コーチングならイングリード
完全オーダーメイドの学習プラン
×
応用言語学に基づく科学的アプローチ
×
採用率0.3%のプロコーチのマンツーマン体制

オンライン完結で忙しくても続けられる

イングリードでは、英語学習支援サービスを展開中です。累計1万人以上、満足度97%の60分カウンセリングが無料で受けられます。英語学習のプロが英語力診断や学習アドバイスまでみっちり60分あなたをサポート。

あなたのシャドーイングのやり方があっているか、効率よく効果を得るために無料カウンセリングで相談しましょう。

シャドーイングの2つの種類 ─ プロソディ/コンテンツ

シャドーイングには、意識するポイントによって大きく2つの種類があります。目的やレベルに応じて使い分けることで、効果をより実感しやすくなります。

プロソディ・シャドーイング

英語の発音やリズム、イントネーション、抑揚といった「音」そのものを正確に真似ることに集中する方法です。発音矯正や音声変化の習得が目的で、シャドーイングを始めたばかりの初〜中級者に向いています。

コンテンツ・シャドーイング

音だけでなく、話されている内容の意味理解にも意識を向けながら発話する方法です。リスニングの処理速度を高め、英語を英語のまま理解する力を鍛えられるため、基礎的な音の再現ができるようになった中〜上級者に向いています。

シャドーイングの2つの種類

音に集中

プロソディ・シャドーイング

発音・リズム・イントネーションを正確に真似る。

目的
発音矯正・音声変化の習得
レベル
初〜中級
意味に集中

コンテンツ・シャドーイング

意味・内容を理解しながら発話する。

目的
リスニング理解・処理の高速化
レベル
中〜上級

💡 まずはプロソディで”音”を固め、慣れたらコンテンツへ。

正しいシャドーイングのやり方【7ステップ】

効果が高く、多くの英語上級者が勧めるシャドーイングですが、闇雲に手をつけるのは間違いです。では、どのようにすればシャドーイング本来の効果を得ることができるのでしょうか。

結論から言うと、シャドーイングでの英語勉強の成功の鍵は、教材選定とその手順です。

イングリードでは、教材選びからシャドーイングの実践までを7つのステップに整理しています。負荷の高いトレーニングだからこそ、段階を飛ばさずに取り組むことが挫折を防ぐ最大のポイントです。

イングリードでは、5ステップ・シャドーイングを推奨

教材、音源が準備できたら、早速シャドーイングで英語の勉強を始めたいですよね。

シャドーイングは音源を少し後から復唱するだけ、と思っている人も多いのですが、実際にシャドーイングに入る前の準備段階があります。

この準備段階のステップを踏むことでより効果的にシャドーイングが行えます。

また逆に言えばこの準備段階を踏まずにシャドーイングに入ってしまうと、何が良いのか分からない、効果が感じられない、難しすぎる、と途中で挫折してしまう可能性が高くなりますので、しっかりステップを踏んでいきましょう。

イングリードでは、5ステップ・シャドーイングを推奨しています。ステップは以下の通りです。

No.ステップ目的
1リスニング音声内容の主旨を理解すること
2英文チェック英文の内容を完全に理解すること
3音読英語をスムーズに口から発声すること
4シンクロ・リーディング正しい英語の発声(発音・抑揚・アクセント・リズム)を練習すること
5シャドーイング英文を見ないで音声と同じようなスピード・発音で発声すること

これらのステップを挟むことでより効果的にシャドーイングを行えます。

関連記事はこちら

シャドーイングの正しいやり方【7ステップ】

1
教材選び今の自分より1段階やさしい音源を選ぶ
2
通しリスニング意味・全体像をつかむ
3
スクリプト&語彙の確認内容を完全に理解する
4
音読つまずく箇所をなくす
5
シンクロ・リーディング原稿を見ながら音声に重ねる
6
マンブリング小声で音だけを真似る
7
シャドーイング原稿なしで同速度で発話・録音する

⏱ 1回10〜15分・高密度で。同じ教材を繰り返すのがコツ。

【要注意】実は間違いだらけ?シャドーイングに対する勘違い

シャドーイングはリスニングや発音、スピーキングには高い効果を発揮する勉強法です。

しかしシャドーイングは効果の高さが大きくクローズアップされる一方で、やってみたものの効果がなかったと言う人も多い勉強法です。

勉強方法や認識の間違いが多くの場合の原因で、その認識間違いを持ったまま取り組んでしまい、シャドーイングには効果がないと諦めてしまう結果になっています。

  • 「全英語学習者が取り組むべき」という認識間違い
  • 使用する教材は映画やドラマでもOK
  • 「シャドーイングは簡単」という間違い
  • 文章を見ながらやってはいけないという間違い
  • 長時間やらないと意味がない
  • 知らない単語や文法があっても効果があるという間違い

ここではシャドーイングに対する代表的な勘違いや間違いを紹介します。

「全英語学習者が取り組むべき」という認識間違い

シャドーイングは効果的な英語学習法として多くの人が勧めています。

シャドーイング専用の教材やアプリなども数多くあり、注目度が多いことも分かります。

しかしシャドーイングが誤解されているのは、シャドーイングは全ての英語学習者が取り組むべきものだという間違った認識です。

その認識が誤解であり間違いだと言える理由は主に以下のような点が挙げられます。

  • シャドーイングは初心者には難しい
  • シャドーイングには効果のあるスキルと効果のないスキルがある

シャドーイングとリスニングの関係性に関しては以下の記事をご参照ください。

シャドーイングはリスニング力へ効果あり?失敗者によくある3つ間違い!

シャドーイングは初心者には難しい

実はシャドーイングは英語学習初心者にはハードルの高い学習法です。

聞こえてくる音声をそのまま復唱するのは、意外と難しいものです。

最初の段階でスクリプトは見れるにしても、いざシャドーイングの段階で何も見ないで復唱するのは簡単なことではありません。

またスクリプトが理解できるものでないと効果は大きく落ちるので、スクリプトを理解するという段階での基礎英文法や基礎英単語力、そして基礎リスニング力は必須条件と言えるでしょう。

そのような意味で、シャドーイングは英語学習の初心者には難易度が高い勉強法で、見切り発車的に試すというのは間違いであると言えるでしょう。

英語初心者は、まずは基礎英語力を磨いてから必要に応じてシャドーイングを取り入れて行くのが正解です。

基礎英語力の構築と、英語力向上が急務である人は、コーチングサービスを利用するのもお勧めです。

一見費用は高く感じられるかもしれませんが、学習者一人一人に最適な学習法と日々の学習をサポートしてくれる英語コーチングは、ダラダラ学習を続けるよりも、効率よく効果的に学習ができるので、最終的なコストパフォーマンスに優れたサービスとも言えます。

講師一覧はコチラ

シャドーイングには効果のあるスキルと効果のないスキルがある

上述したようにシャドーイングはリスニング力、発音、スピーキング力の向上には大きな効果を発揮する勉強法です。

しかし一方で、読解力、ライティング力、単語知識の増幅などにはおすすめの勉強法とは言えません。

英語学習者の英語学習の目的は様々です。

ビジネス文書や論文、専門的な文章などを読解できるようになりたい、書けるようになりたいという人はシャドーイングに取り組むよりもそれに適した勉強に取り組む方がよほど効率的です。

シャドーイングの効果にはスピーキング力の向上もありますが、これはリスニング力が上がることで反応が速くなること、英語を発することの瞬発力がつく事からの波及効果とも言えます。

例えば自身の意見を論理的に述べられるようになりたい、プレゼンテーションを控えている、というような状況では、シャドーイングは必ずしも効率的な勉強法とは言えません。

そのような目的を持っている人は、スピーキングやプレゼンテーションに特化した勉強に取り組む方がよほど効果的で効率的です。

このようにシャドーイングは、英語力向上の万能薬であると考えるのは間違いである事を理解する必要があります。

ではシャドーイングはどんな人に向いているのでしょうか。

シャドーイングに取り組むべき人は以下のような人です。

  • 基礎英文法力はすでにある
  • 基礎英単語は身についている
  • ある程度のリスニング力がある
  • リスニング力、発音を向上させたい

上記に当てはまらない人は、シャドーイングではなく、他の勉強から取り組み、スキルが向上した後に、必要に応じてシャドーイングに取り組むことをお勧めします。

使用する教材は映画やドラマでもOK

シャドーイングでは教材、音源は効果を上げるために大変重要なポイントです。

好きな映画やドラマを使って、楽しみながら英語力を上げたい、という人も多いでしょう。

しかし全ての人が映画やドラマをシャドーイングの教材として使うのは間違いであり、しっかり自身の目的と目標、そして今の英語力を吟味する必要があるでしょう。

映画やドラマで使われる英語は、大部分が口語的な表現、ジャンルによってはスラングや時代を反映した流行語的な表現が多用されます。また敢えて文法的に間違った言い回しをしたりする場合もあります。

ジャンルによっては独特な世界観から生まれる独特な表現や非日常的な表現が使われたりもするでしょう。

すでにある程度の英語力があり、映画やドラマを字幕なしに観たい、スラングなども使えるようになりたいという目標があるならば、教材として使ってみるのもありかもしれません。

しかし、英語学習の主目的が、日常生活やビジネスの場で使える一般英語の習得ならば、好きだからという理由で映画やドラマを教材として選択するのはシャドーイングにおいては間違いであると言えます。

「シャドーイングは簡単」という間違い

繰り返しになりますが、シャドーイングはその手軽さとは相反して、難易度の高い勉強法です。闇雲に始めて挫折する人が多いのもこのシャドーイングなのです。

机に向かって読んだり書いたり、難易度の高い文章を読解する勉強ではないため、始める時には簡単だと思うかもしれません。

しかしやってみると、音源を聞きながら復唱し、同時に意味理解をもするのは大変負荷のかかる作業であり、トレーニングであることが分かるでしょう。

机に向かってする勉強じゃないから簡単だと思うのは間違いであり、相応の心の準備が必要なのがシャドーイングです。

【公式HP】https://englead.jp/counseling/

失敗を事前に防ぐには、インターネットやYoutubeで調べるだけでは正直不安です。

イングリードの60分無料カウンセリングを利用して、あなたにあった最適な学習法を見つけましょう。間違いに後で気づく前に、今行動することが重要です。

シャドーイングは文章を見ながらやってはいけないという間違い(注意点あり)

一般的にシャドーイングは文章(教材・スクリプト)を見ずに、聞いた音声に対して影(シャドー)のように追従して発音することを指します。そのため、教材やスクリプトを読んでしまうことを「やってはいけない」と思っている方がいますが、これは間違いです。

たしかに効果的な方法としては、教材・スクリプトを見ないことですが、最初のうちは相当ハードルが高いのも事実です。シャドーイングの目的としては、音が繋がるリンキングのクセを知る、単語の発音を頭のなかで一致させる、英語を話すという口の動きに慣れるというもの、最初の段階でスクリプトを用意することは間違いではありません。

しかし注意点として文章を読むことに集中するあまり「音読にならないこと」が挙げられます。どうしても文章が手元にあると、その文章を読むことに終始してしまうことがあります。これは「オーバーラッピング」という練習法になってしまい、もちろん効果がある方法でありますが、シャドーイングほどの難易度ではないため「耳の慣れ」という点では劣ってしまいます。

あくまで文章は補助的に目を落とすということを意識するか、シャドーイングではなくオーバーラッピングを実施してからシャドーイングに取り掛かるという段階を踏んでみましょう。

「1日1時間など長時間やらないと意味がない」という間違い

シャドーイングは脳に極めて高い負荷がかかるため、長時間集中を維持するのは困難です。1時間連続で行おうとすると、後半は集中力が切れ、ただ音を追いかけるだけの「惰性の練習」になりがちです。

むしろ、毎日10分〜15分間、「脳が疲れる直前」で切り上げる方が、効果的かつ継続につながります。特に初心者は、長時間よりも「高密度な短い時間」を重視し、途中でやめない継続性を最優先にしましょう。

「知らない単語や文法があっても効果がある」という間違い

シャドーイングは、音声を聞きながら、その「意味を瞬時に理解し、再現する」ことで効果を発揮します。しかし、知らない単語や文法が多い教材を使うと、脳のメモリは単語の推測作業に全て奪われ、音の再現が疎かになります。結果、本来の目的である「意味理解の瞬発力強化」につながりません。

教材は、スクリプトを見て95%以上の内容を既に理解できているものを選ぶことが、負荷を適切に保つ鉄則です。

よくある6つの勘違い ✕ → ◯

✕ 誰でもすぐ効果が出る◯ 初心者には難しく個人差がある
✕ 映画・ドラマで学べる◯ スラング・口語が多く教材に不向き
✕ 簡単な学習法だ◯ 高負荷で挫折者も多い
✕ 原稿は絶対に見ない◯ 初期は補助的に見てOK
✕ 長時間やるほど良い◯ 10〜15分の高密度が効果的
✕ 知らない単語だらけでもOK◯ 95%以上理解できる教材が必須

つまずきポイントと挫折しないコツ

シャドーイングでつまずきやすいポイントは主に3つあります。

  • 発音(音のつながり・リンキングや音の脱落、同化などの音声変化)
  • スピード(ネイティブの自然な速さについていけない)
  • リズム・強弱(英語特有の抑揚に慣れていない)

挫折しないためのコツとして、まず自分の発話を録音して原音と比較し、ズレを客観的に把握することが効果的です。また、最初から完璧な再現を目指さず、同じ教材を繰り返し使うことで、徐々に音とリズムが体に染み込んでいきます。

独学での発音チェックや、つまずきの解消に不安はありませんか?

イングリードの英語コーチングなら、専属コーチがあなたの発音フィードバックや弱点分析、継続のサポートまで伴走します。

無料カウンセリングを見る →

初心者向け|シャドーイングは意味ない?レベル別の始め方

「シャドーイングは初心者には意味がないのでは?」と感じる方も多いですが、結論としては、いきなり取り組むのは非効率であり、まずは段階的に始めることが重要です。基礎力が整う前にシャドーイングだけを頑張っても、効果を実感しにくく挫折の原因になります。

レベル別の最初の一歩の目安は以下の通りです。

  • 英検3級以下の方:まずは音読とディクテーションで基礎の英文法・英単語・リスニング力を固めましょう。
  • 英検準2級〜2級の方:やさしい教材でのプロソディ・シャドーイングから始めましょう。
  • 英検準1級以上の方:コンテンツ・シャドーイングを中心に、内容理解の速度を高めていきましょう。

英語初心者は音読学習から始めるのがよし!

繰り返しになりますが、シャドーイングは負荷の高い高度なトレーニングです。

英語初心者が勉強に取り入れるにはハードルが高い勉強方法とも言えます。

しかし英語を声に出すことは、英語学習において大変重要なことです。

英語を聞き、声に出してみて、録音したものを聞いてみることは英語力の向上に大きく役に立つものです。ですので、英語初心者でシャドーイングがまだ難しいという人は、音読学習から始めてみましょう

音読は、シンプルに言えば「英文を声に出して読み上げる」ことです。シャドーイングと大きく違うのは、英文を見ながら声に出す点です。

英文を目で確認することができるので、英語初心者にもハードルは低めです。

音読を始める場合でも、教材を選ぶ際は、音源がついているものを選びましょう。

また自身が音読をする前に音源を聴いて、音読ではその音声を真似する意識で読み進めましょう。

そして基礎英文法、基礎英単語をある程度マスターし、音読にもある程度慣れて来たのであれば、シャドーイングにも挑戦して行くというステップが間違いない着実な道です。

効果はどれくらいで出る?期間の目安

毎日10〜15分のシャドーイングを継続すると、多くの方が2〜3ヶ月ほどで英語の聞き取りやすさの変化を感じ始めます。ただし効果の出方には個人差があり、教材のレベルや取り組み方によっても変わってきます。焦らず、継続することを何よりも大切にしましょう。

効果が出るまでの目安(毎日10〜15分の場合)

〜2週間

口が英語の音に慣れる

1〜2ヶ月

聞き取れる音が増える

2〜3ヶ月

リスニング・発音に手応え

※教材レベルや取り組み方で個人差があります。

教材選びの3ポイント&レベル別おすすめ教材

教材選定はシャドーイングの肝

シャドーイングにおいて、教材選定は一番重要なポイントと言っても過言ではありません。

教材を選定するときは、以下の点を吟味して選ぶと間違いなく効果を得られるでしょう。

①理解ができる内容の教材であること

シャドーイングで効果を上げるためには難解すぎない教材、音源を選択する事が大変重要です。それが一番のポイントであると言っても過言ではありません。

せっかく勉強するのであれば、背伸びして難しい教材で読解力や語彙力も伸ばしたいという気持ちは理解できますが、シャドーイングの効果を実感したいのであれば、背伸びした教材の選択は間違いであると言えます。

なぜ間違いだと言えるかといえば、シャドーイングで重要なのは、音声知覚と意味理解を繋げることができるようになる事だからです。

読んでも理解が難しいもの、難解な単語ばかりが出てくる教材の選択はシャドーイングにおいては間違いです。

読んでおおかた理解ができる教材を使い、耳から入ってくる英文を、そのまま理解できるようにすることが成功するシャドーイングのコツです。

専門外、難解で高度な内容の教材はシャドーイングには不向きです

②一般的な速さの音源であること

日本語でも話すスピードが早い人もいれば、ゆっくり話す人もいるように、英語ネイティブも早口の人やゆっくり話す人、それぞれです。

音源を選ぶ際は、音声を聞いてある程度理解ができる、またはテキストを見た後であればおおかた理解ができる教材を選ぶことが重要です。

リスニング力の向上を焦るばかりに、早口の音源を選択するのは間違いです。

内容ももちろんですが、テキストを見た後でも理解できないほどのスピードの音声を選ぶのは間違いと言えます。

シャドーイングでは自身のレベルに合った教材を選ぶことが重要なのです。

教材は、シャドーイング用の教材も良いですが、原則音源とスクリプトがあれば成立するので、YouTubeなどに上がっている芸能人や著名人のインタビューや講演、Netflixのドキュメンタリー番組なども良いでしょう。

③自分が思っているよりも1段階難易度の低い教材から始めると良し

繰り返しになりますが、シャドーイングの難易度は全英語学習の訓練法のなかでも高いものとなります。(その分効果も凄まじいのですが)

そのため、まずシャドーイングを始めるにあたっては自分が普段使っている教材であれば、難易度が優しい文章・音声を選ぶとよいでしょう。

最初から難易度がそれなりにある教材を使用すると、思っている以上に音声のスピードについていけず挫折の原因になります。YouTubeなどを活用するのであれば、子供向けの動画などもおすすめです。

レベル別 おすすめ教材

初級
上級
  • TED本編
  • BBC・CNNニュース
  • 英語ポッドキャスト

アプリで管理したい方:シャドテンスタディサプリENGLISHabceed など。※価格・提供状況は各公式サイトでご確認ください。

自分に合う教材選びに迷っていませんか?

イングリードの英語コーチングなら、専属コーチがあなたの今のレベルを診断し、最適な教材選びから学習計画まで伴走します。

無料カウンセリング・レベル診断を見る →

シャドーイングと組み合わせたい学習法

シャドーイングは万能ではないため、他の学習法と組み合わせることで弱点を補い合えます。音読は発話の土台作りに、ディクテーションは音と綴りを一致させる訓練に役立ちます。

またオンライン英会話などでのアウトプット練習を組み合わせることで、シャドーイングで鍛えた瞬発力を実際の会話でも活かせるようになります。

シャドーイングに関するよくある質問(FAQ)

シャドーイングは初心者でも効果がありますか?

いきなり行うと難易度が高く挫折しやすいため、まずは英文を見ながら声に出す「音読」で口を慣らし、95%以上理解できる易しい教材から段階的に始めるのがおすすめです。

スクリプト(字幕)を見ながらやってもいいですか?

最終段階では見ずに行うのが理想ですが、初期は「シンクロ・リーディング」としてスクリプトを見ながら音声に重ねる練習が有効です。段階に応じて使い分けましょう。

効果はどれくらいの期間で出ますか?

毎日10〜15分の継続で、多くの人が2〜3ヶ月ほどで音の聞き取りやすさの変化を感じます。教材レベルや取り組み方で個人差があります。

1日にどれくらい・何回やればいいですか?

長時間より「1回10〜15分を高密度で」が効果的です。同じ教材を繰り返し、スムーズに言えるまで反復するのがポイントです。

映画やドラマは教材に向いていますか?

スラングや口語・速度のばらつきが多く、初〜中級には不向きです。通常速度でクリアな音声の学習用教材から始めるのが安全です。

音読・ディクテーションとの違いは?

音読は文字を見て発声、ディクテーションは聞いて書き取る練習、シャドーイングは音声を追いかけて発話する練習です。併用すると弱点を補い合えます。

まとめ

今回は基本の効果ややり方に加えて、プロソディ/コンテンツという2つの種類、初心者のスタート方法、効果を感じるまでの期間の目安、レベル別の教材選びまで紹介しました。自分に合った種類・教材・ステップを選び、正しいシャドーイングを継続していきましょう。

効果が高いとたくさんの英語上級者の人が勧めるシャドーイング。

英語力向上のために勉強に取り入れたいと思っている人は多いでしょう。

しかし「英語の音源を復唱する」という一見シンプルで簡単に見えるこのシャドーイングは、耳で聴いて、それを真似しながら声に出し、同時に意味を理解するという高度なトレーニング法で、大変負荷のかかるトレーニング法です。

実際、挫折する人が多いシャドーイングですが、効果がなかったと言う人の多くがその手法において間違いを犯しているケースが大部分です。

成果を上げていくためには、教材選びと、シャドーイングに取り組む正しいステップを踏むことです。

イングリードでは5ステップ・シャドーイングを推奨しており、5つのステップを踏むことで、音声知覚と内容理解を着実に繋げられるようになります。

このように、自分に合った教材と正しいステップを踏んだ正しいシャドーイングを継続して行うことで、シャドーイングによる英語力アップの効果を間違いなく実感できるようになるでしょう。

正しくやれば成果を上げられるのは間違いないこのシャドーイング、ぜひ勉強に取り入れて、効果的に英語を勉強していきましょう。

英語コーチングならイングリード
完全オーダーメイドの学習プラン
×
応用言語学に基づく科学的アプローチ
×
採用率0.3%のプロコーチのマンツーマン体制

オンライン完結で忙しくても続けられる

イングリードでは、英語学習支援サービスを展開中です。累計1万人以上、満足度97%の60分カウンセリングが無料で受けられます。英語学習のプロが英語力診断や学習アドバイスまでみっちり60分あなたをサポート。

あなたのシャドーイングのやり方があっているか、効率よく効果を得るために無料カウンセリングで相談しましょう。

イングリードのプログラム詳細はこちら

TOEIC900点以上の専属コーチによるTOEICコーチング

関連記事はこちら

関連記事