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議事録は英語で何という?meeting minutesとminutesの意味・違い・書き方を徹底解説


英語の会議で議事録を作成するとき、「minutes」と「meeting minutes」のどちらを使えばいいのか、また「meeting notes」との違いが気になったことはありませんか。

この記事では次の3点を中心に解説します。

  • minutes・meeting minutes・meeting notesの意味と使い分け
  • 英語議事録の基本構成とテンプレート
  • 実務で即使えるフレーズ集とFAQ

同じような意味に見えて、実際のビジネス現場では使い分けが重要になります。英語議事録を実務で使えるレベルに上げたい方は、本記事を通してまずこれらの違いを正しく理解しましょう。

「議事録」は英語で何と言う?minutes・meeting minutes・meeting notesの違い

「議事録」を英語で調べると、minutes、meeting minutes、meeting notesという3つの表現が出てきます。どれも議事録や会議メモを指す言葉ですが、フォーマル度や使用場面が異なります。それぞれの定義から順に整理していきましょう。

minutesとは何か(定義から読み解く)

minutesをケンブリッジ英英辞典で引くと、「the written record of what was said at a meeting(会議で発言されたことの書面による記録)」と定義されています。メリアム・ウェブスター辞典では「an official record of the proceedings of a meeting(会議の議事手続きの公式記録)」とあります。

どちらの定義にも共通するのは、「公式(official)」「正式(formal)」という性格です。minutesは単なるメモではなく、承認・保管を前提とした正式文書として位置づけられています。

なお、minutesは常に複数形で使います。「1回の会議の議事録」でも「the minutes」と複数形にするのが正しい英語です。この点については後述のFAQで詳しく説明しますが、newsやeconomicsと同様に、形は複数形でも意味として「1つのまとまり」を表す語として定着しています。

語源をたどると、ラテン語のminuta scriptura(小さな文字の記録)にさかのぼります。中世ヨーロッパで会議の要旨を小さな文字で記したことが「minutes」という呼称の起源といわれています。現代では語源の意味は薄れ、もっぱら「正式な会議記録」として使われています。

フォーマル度は高く、株主総会・取締役会・理事会など法的義務のある会議はもちろん、プロジェクト定例会・クライアントミーティングなど社外関係者が絡む場でも積極的に使われます。

meeting minutesとminutesの使い分け

「minutes」単体でも「議事録」の意味は十分に通じます。ビジネスの場でネイティブが「Can you take the minutes today?(今日の議事録をとってもらえますか?)」と言えば、誰もが議事録のことだと理解します。

では「meeting minutes」はどんな場面で使うのでしょうか。端的にいえば、「これは会議の文書である」と明確にしたいときです。たとえば社内の共有フォルダにさまざまな文書が混在している場合、ファイル名やメールの件名に「meeting minutes」と書くことで、会議記録であることがひと目でわかります。

実際の使用例をいくつか挙げてみます。

  • メールの件名:Meeting Minutes – Marketing Team – June 16, 2026
  • ドキュメントのタイトル:Meeting Minutes: Q2 Strategy Review
  • 件名でのシンプルな省略形:Minutes – Sales Meeting 6/16

社内メールの本文では「Please find the minutes attached.」と書くことが多く、このように「minutes」単体で使うのが自然です。一方、外部に送る場合や文書管理上に保存する場合は「meeting minutes」と明記することで、受け取った相手が内容を即座に把握できます。

英語のビジネスメールを書く機会が増えている方は、ビジネス英語メールの書き方も参考になります。

meeting notesとmeeting minutesの違い(公式 vs 非公式)

meeting minutesとmeeting notesは、フォーマル度と目的が大きく異なります。

meeting minutesは公式記録です。決定事項・担当者・期限を明記し、通常は次の会議で参加者全員の承認(approval)を得ます。組織によっては法定文書として保管義務があり、後日の法的根拠になることもあります。

meeting notesはインフォーマルなメモ共有です。会議中に個人が走り書きした内容を整理して配るもので、承認プロセスはありません。「今日話したことをざっくりまとめた」というニュアンスが強く、社内の小さなチームミーティングや、打ち合わせ後の振り返り共有に向いています。

実務での使い分けの目安は次のとおりです。

観点meeting minutesmeeting notes
フォーマル度高い(公式文書)低い(非公式メモ)
主な使用場面株主総会・取締役会・プロジェクト定例(社外関与あり)社内チーム会議・打ち合わせ後の共有
承認・保管次回会議での承認、長期保管承認不要、短期参照
代表的な動詞take / keep the minutestake / share meeting notes

社内公用語を英語に設定している企業では、プロジェクトの規模を問わずmeeting minutesを標準とするケースが増えています。社内公用語が英語の企業一覧では、英語公用語化に取り組む国内企業の事例をまとめていますので、あわせてご参照ください。

また、英語力と年収の相関データによれば、英語でのビジネス文書作成能力は年収に直接影響する可能性があります。meeting minutesを正確に書けることは、英語ビジネス力の重要な指標のひとつといえます。

3語の違いを比較表で確認

ここまでの内容を一覧で確認できるよう、3語の比較表にまとめます。

項目minutesmeeting minutesmeeting notes
フォーマル度高い高い低い
主な使用場面正式会議全般(文脈で自明な場合)文書名・件名・外部共有時社内の非公式ミーティング
承認・保管義務あり(組織による)あり(組織による)なし
代表的な動詞take / keep the minuteswrite up meeting minutestake / share meeting notes
違いminutesのベース形minutesをより明確に表現した形minutesとは別物(非公式)

使い分けのポイントをひと言でまとめると、「社外・法的文書・承認が必要なら meeting minutes、社内の小規模チームで気軽に共有するなら meeting notes」と覚えておくと実務で迷いません。minutesとmeeting minutesはほぼ同義で、文脈によって使い分けます。

英語議事録の基本構成とテンプレート

英語議事録の書き方を知りたいとき、まず押さえるべきは「6つの必須要素」です。日本語の議事録とは構成が異なる部分もありますので、違いを意識しながら確認していきましょう。

英語議事録に必要な6要素

英語圏のビジネス文書では、議事録に含めるべき要素がほぼ標準化されています。以下の6要素を網羅することで、どの国の担当者が読んでも内容を正確に把握できる議事録になります。あなたが初めて英語議事録を担当する場合も、この6要素を順番に埋めていけば最低限の体裁が整います。

1. Meeting Title / Date / Time / Venue

会議の正式名称、開催日、開始時刻・終了時刻、開催場所(またはオンラインの場合はプラットフォーム名)を記載します。読んだ相手がいつ・どこの会議の記録かを瞬時に特定できるようにします。

2. Attendees(出席者リスト)

出席者の氏名と役職を一覧で記載します。欠席者(Absent)がいる場合はその旨も明記します。会議の意思決定の正当性を示す上でも重要な情報です。議長(Chairperson / Chair)と議事録担当(Minutes Taker)は特に明記します。

3. Agenda Items(議題一覧)

事前に設定された議題を番号付きで記載します。会議の冒頭に「今日話し合うこと」として共有された内容と一致させます。

4. Discussion Summary(議論サマリ)

各議題について、誰が何を発言・提案し、どのような議論があったかを要約します。発言をすべて文字起こしするのではなく、要点を第三者的に記録するのが基本です。主語は発言者名または役職名を使い、過去形で記述します。

5. Action Items(担当者・期限明記)

会議で決まったアクションを「誰が・何を・いつまでに」の形で列挙します。英語議事録で最も重視される要素のひとつで、曖昧な表現は避けます。「[Name] to [task] by [date]」というフォーマットが国際標準です。

6. Next Meeting(次回会議情報)

次回の会議日時・場所・議題(仮題)があれば記載します。定例会議であれば毎回この情報を更新します。

実際のテンプレート例

以下は実務で使いやすい英語議事録のテンプレートです。各セクションに日本語注釈を付けています。

MEETING MINUTES

Meeting Title: [会議の正式名称] Date: [開催日]
Time: [開始時刻] – [終了時刻]
Venue / Platform: [開催場所またはオンラインツール名]
Chairperson: [議長名・役職] Minutes Taken By: [議事録担当者名]

ATTENDEES(出席者)

Present:
・[Name, Title]
・[Name, Title]

Absent:
・[Name, Title] – [理由があれば記載]

AGENDA(議題)
1. [議題1]
2. [議題2]
3. [議題3]

DISCUSSION SUMMARY(議論サマリ)
 ・[議題1の見出し] [議論の要点を過去形で記述。
  ”It was discussed that…” または “[Name] proposed that…” の形が標準。

 ・[議題2の見出し]
   [同上]

ACTION ITEMS(アクションアイテム)

No.OwnerActionDue Date
1[Name][具体的なタスク内容][期限日]
2[Name][具体的なタスク内容][期限日]

NEXT MEETING(次回会議)

Date: [次回日時]
Venue / Platform: [場所またはツール]
Tentative Agenda: [仮議題]

APPROVED BY(承認)
[承認者名・役職・署名欄]   
Date: [承認日] “`

日本語議事録との違いと注意点

日本語の議事録と英語の議事録には、いくつかの重要な違いがあります。最も大きな違いはAction Itemsの扱いです。

日本語の議事録では「後日検討」「全員で対応」「次回確認」といった表現がよく使われますが、英語議事録ではこうした曖昧な記述は適切ではありません。担当者名(フルネームまたはイニシャル)と期限(具体的な日付)を必ず明記するのがルールです。

たとえば「マーケティング資料を更新する」という決定事項があった場合、日本語の議事録では「マーケ担当にて対応」と書くことがありますが、英語議事録では「Sarah (Marketing) to update the marketing deck by June 23.」のように書きます。

また、英語議事録では受動態と過去形が多く使われます。発言者を特定できない場合や、会議全体としての見解を示す場合には「It was agreed that…」「It was noted that…」のような受動態表現が適しています。

会議での発言や提案を英語で行う場面については、英語プレゼンの基本構成とフレーズも参考になります。会議での発言とプレゼンは構造が近いため、合わせて習得することで英語での会議参加に自信がつきます。

英語議事録で使える定型フレーズ集

英語議事録は、ある程度パターン化されたフレーズを使って書くのが効率的です。使用できるフレーズのレパートリーを増やすことで、実務での文書作成スピードが格段に上がります。

開会・出席者の記録

会議の開始を記録するフレーズです。議事録の冒頭、または第一セクションの書き出しとして使います。

開会を記録する:

  • The meeting was called to order at 10:00 a.m.(会議は午前10時に開始された)
  • The meeting commenced at [time] with [name] chairing.([氏名]を議長として[時刻]に会議を開始した)

出席者を記録する:

  • Present: [Name, Title], [Name, Title](出席者一覧)
  • Absent: [Name, Title](欠席者一覧)
  • The meeting was chaired by [Name].(議長は[氏名]が務めた)
  • Minutes were taken by [Name].(議事録は[氏名]が記録した)
  • A quorum was present.(定足数を満たした)※役員会・理事会など法的要件がある場合

前回議事録の承認:

  • The minutes of the previous meeting were approved as circulated.(前回の議事録は配布された内容のとおり承認された)
  • The minutes of [date] were reviewed and approved with the following amendment: …([日付]の議事録は以下の修正を加えて承認された)

議題・議論内容の記録

議論の内容を客観的に記録するためのフレーズです。過去形を基本とし、発言者名を主語にするか受動態を使うかで使い分けます。

議題の提示:

  • The chairperson introduced the first item on the agenda.(議長が第一議題を提示した)
  • Item 2 was brought to the floor for discussion.(第二議題が議論に付された)

提案・発言の記録:

  • [Name] proposed / suggested that …([氏名]は〜を提案した)
  • [Name] reported that …([氏名]は〜と報告した)
  • It was discussed that …(〜について議論が行われた)
  • Concerns were raised regarding …(〜について懸念が示された)
  • [Name] raised the point that …([氏名]は〜という点を指摘した)

合意・決定の記録:

  • The team agreed to …(チームは〜することに合意した)
  • It was decided that …(〜であると決定された)
  • The majority approved …(大多数が〜を承認した)

海外出張や商談で英語を使う場面が増えている方には、海外出張・商談で使える英語フレーズも役立ちます。会議でのやり取りと商談での英語表現には共通するフレーズが多く、議事録で記録するフレーズとあわせて覚えると実践力が高まります。

なお、英語の採用面接でも会議と似た状況表現が求められます。英語面接で使えるフレーズも参考にしてみてください。

決定事項・アクションアイテムの記録

会議で最も重要な成果物であるAction Itemsを正確に記録するフレーズです。

決定事項の記録:

  • It was resolved that …(〜と決議された)※フォーマル度が高い
  • It was agreed that …(〜に合意した)
  • It was concluded that …(〜と結論づけられた)
  • The motion was carried.(動議は可決された)※投票が行われた場合

アクションアイテムの記録:

  • Action item: [Name] to [具体的なタスク] by [期限日].
  • [Name] is responsible for [タスク内容] by [期限日].
  • [Name] to follow up with [相手] regarding [内容] by [日付].
  • [Name] to circulate [document name] to the team by [date].

具体的な例を挙げます。

  • Action item: John to submit the Q3 budget proposal by June 20.
  • Action item: Sarah to schedule a follow-up meeting with the vendor by end of week.
  • Action item: All team members to review the attached proposal and send feedback by June 18.

会議の終了を記録する:

  • There being no further business, the meeting was adjourned at [time].(他に議事がないため、会議は[時刻]に閉会した)
  • The next meeting is scheduled for [date] at [time].(次回会議は[日時]に予定されている)

英語メールの書き出しや締め方の表現は議事録の送付メールにも応用できます。英語メール書き出しフレーズ60選では実務で即使える表現を網羅していますので、議事録をメールで送付する際に参考にしてください。

FAQ

英語議事録に関してよく寄せられる疑問に回答します。

Q1. minutesは複数形なのに「1つの議事録」の意味ですか?

はい、1回の会議の議事録でも常に複数形のminutesを使います。「the minutes of today’s meeting」「the minutes from last week’s call」のように、複数形のままで「1回分の議事録」を指します。

同様の用例は英語に複数あります。newsは1件のニュースを指すときも常に単数扱いされ、economicsやpoliticsも複数形の形を持ちながら単数扱いされます。minutesの場合は逆で、複数形の形を維持しながら「1回の会議の記録」という意味のまとまりを表します。

誤りやすいパターンとして、「a minute」(議事録の1本)と言いたくなるケースがありますが、これは時間の単位「1分」を意味します。議事録を指す場合は必ずthe minutes(もしくはmeeting minutes)と表現してください。

Q2. 議事録をメールで送る時の件名・本文の書き方は?

件名の例:

  • Meeting Minutes – [Project/Team Name] – [Date]
  • [Meeting Name] Minutes – [Date]
  • Minutes: [会議名] [日付]

件名には会議名と日付を必ず含めることで、後からメールを検索しやすくなります。

本文の書き方:

Hi [Name / All],

Please find attached the minutes from today’s [会議名].
If you have any corrections or additions, please let me know by [期限日].

Best regards, [署名]

承認期限を設ける場合は「Please review the minutes and advise if you have any amendments by [date].」のように明記します。承認されたら「The minutes have been approved and will be filed accordingly.」と返信します。

Q3. 議事録を「書く」「取る」「まとめる」は英語でどう言う?

英語では役割に応じて複数の表現があります。

意味英語表現使用場面
記録を取るtake the minutes / keep the minutes会議中にリアルタイムで記録する
書き起こすwrite up the minutes会議後にメモを整理してまとめる
完成させるfinalize the minutes最終版を仕上げる
回覧・配布するcirculate the minutes参加者にメール等で送る
承認するapprove / adopt the minutes次回会議で内容を正式に承認する

会議担当者が交代する場合や、「今日の議事録を誰がとるか」を決める場面では「Who will take the minutes today?」というフレーズが使われます。

Q4. 英語議事録で使うべき動詞の時制は過去形?現在形?

基本的に過去形を使います。会議はすでに終わった出来事として記録するためです。

  • The team decided that the launch would be postponed.(チームは発売を延期することに決定した)
  • [Name] reported that sales had increased by 12%.([氏名]は売上が12%増加したと報告した)
  • Concerns were raised regarding the timeline.(スケジュールについて懸念が示された)

ただし、アクションアイテムの記録はto不定詞を使います。これは「今後行うこと」を指示するためで、未来の行動を表すto不定詞が適切です。

  • [Name] to submit the report by Friday.([氏名]は金曜日までにレポートを提出する)
  • All attendees to review the attached document before the next meeting.(全出席者は次回会議までに添付資料を確認する)

現在形は見出し・ラベル・テーブルの列名など、説明的な箇所に使います。たとえば「Action Items」「Attendees」「Discussion Summary」といった見出し語や、テーブルのヘッダーは現在形(または名詞)で統一します。

まとめ

この記事で解説した3語のポイントを整理します。

  • minutes:正式な会議記録を指す英語の標準語。常に複数形で使い、組織内では承認・保管を前提とする
  • meeting minutes:minutesをより明確に表現したもの。ファイル名・メール件名・外部共有時など「会議文書であること」を明確にしたい場面で使う
  • meeting notes:非公式のメモ共有。社内の小規模ミーティング後に参加者間で共有する際に適している

英語議事録に必要な6要素(Meeting Title / Attendees / Agenda Items / Discussion Summary / Action Items / Next Meeting)を押さえ、Action Itemsには必ず「担当者名 + 期限」を明記するのが実務の基本です。フレーズは定型表現を使いこなすことで、作成スピードと品質の両方が上がります。

英語議事録の書き方と並行して、英語でのビジネスコミュニケーション全体を底上げしたい場合は、ビジネスレベルの英語になるにはを読んでみてください。職場で英語を使う機会がある方向けに、実務スキルを総合的に解説しています。

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