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【商談プロセス別】英語商談で使えるフレーズ集|アポ設定・価格交渉・クロージングまで完全ガイド


海外の取引先との商談を英語で任されると、「何をどう切り出せばいいのか」と身構えてしまう方も多いでしょう。商談の進め方は目的や業種によって異なりますが、一般的には、アポイントの打診、価格交渉、クロージング、フォローアップという段階を踏みます。

各段階で使う定番フレーズをあらかじめ知っておくと、初めての英語商談でも落ち着いて対応しやすくなります。

この記事では、商談のプロセスを7つの段階に分け、実際の会話でそのまま使えるフレーズを、相手との関係性に応じて紹介します。

空港での移動やホテルなど出張全般のシーンは扱わず、商談そのものに絞ってまとめました。営業に関わる基本語彙の使い分けもあわせて押さえておくと、実際のやり取りを理解しやすくなります。

英語の商談は「プロセスごとの定番フレーズ」を押さえれば乗り切れる

英語の商談というと、その場のアドリブで流暢に話さなければならないと思われがちです。

しかし、実際の商談は、挨拶に始まり、提案、価格や条件の交渉、合意、そして商談後のフォローという決まった流れで進みます。

つまり、それぞれの段階で「型」になっているフレーズを覚えておけば、会話の大半はカバーできるということです。難しい単語を無理にひねり出す必要はありません。

本記事で扱うのは、次の7つのプロセスです。

  • アポイントの設定
  • 冒頭の挨拶とアイスブレイク
  • 自社・製品の紹介と提案
  • 価格交渉
  • 反論・譲歩・条件調整
  • クロージング(合意・見送り)
  • 商談後のフォローアップ

同じ意味でも、相手との関係性やその場のフォーマル度合いによって言い回しは変わります。

以下より、かしこまった場面で使える丁寧な表現と、打ち解けた相手に使えるややカジュアルな表現を並べて紹介していきます。

商談前の準備とアポイントの設定で使う英語フレーズ

商談は、アポイントを取る段階から始まっています。

日程と目的をはっきり伝えるだけで、相手に「準備された商談だ」という印象を与えられます。

メールでアポイントを打診する

まずはアポを打診するメールの基本フレーズです。日程の候補を複数示すと、相手も返信しやすくなります。

  • I would like to arrange a meeting to discuss a potential partnership.(提携の可能性についてお打ち合わせの機会をいただきたく存じます)
  • Would you be available for a meeting sometime next week?(来週のどこかでお時間をいただけますでしょうか)
  • Please let me know a date and time that works best for you.(ご都合の良い日時をお知らせください)

もう少しカジュアルに打診する場合は、次のような表現が使えます。

  • Can we set up a quick call to go over the details?(詳細をすり合わせるために、短くお電話できますか)

メール全体の書き出しや結びの型も押さえておくと、アポ打診メールを整えやすくなります。

商談前の準備で確認しておきたいこと

商談当日までに、相手の会社概要や過去のやり取り、想定される質問を整理しておくと安心です。

話す内容だけでなく、訪問先までの移動や現地での過ごし方に不安がある場合もあるかもしれません。

しかし、本記事では商談そのものに集中して定番フレーズを伝えます。海外出張として渡航する場合の移動・入国審査・ホテルなど、商談以外のシーンで使う英語は別に準備しておきましょう。

商談冒頭の挨拶とアイスブレイクの英語フレーズ

商談の入り口は、第一印象を左右する大切な場面です。

丁寧な挨拶と軽い雑談で場を和ませてから、本題に入りましょう。

出迎え・名刺交換・自己紹介

初対面の挨拶では、感謝と自己紹介をセットで伝えると自然です。

  • Thank you for taking the time to meet with us today.(本日はお時間をいただきありがとうございます)
  • It’s a pleasure to finally meet you in person.(ようやく直接お会いできてうれしいです)
  • Let me introduce myself. I’m in charge of overseas sales.(自己紹介させてください。海外営業を担当しております)
  • Here is my business card.(こちらが私の名刺です)

打ち解けた相手であれば、Great to see you again.(またお会いできてうれしいです)のように少しくだけた言い方でも問題ありません。

場を和ませるスモールトーク

本題の前に交わす軽い会話は、関係づくりに役立ちます。

天気や移動、相手のオフィスなど、当たり障りのない話題を選びましょう。

  • How was your trip here?(こちらまでの道中はいかがでしたか)
  • You have a very nice office.(すてきなオフィスですね)
  • I heard the weather has been great in Tokyo lately.(最近、東京は天気が良いと聞きました)

こうした雑談の役割や使い分けについては、「雑談」は英語で何というで詳しく解説しています。話題選びに迷ったときの参考になるはずです。

自社・製品を紹介し提案・条件を提示する英語フレーズ

雑談が一段落したら、いよいよ本題です。

自社の紹介と提案内容を簡潔に伝え、相手の関心を引き出しましょう。

会社紹介・提案の切り出し

会社や提案を切り出すときは、結論から入ると伝わりやすくなります。

  • Let me briefly introduce our company.(当社について簡単にご紹介させてください)
  • Today, I’d like to propose a solution that could reduce your costs.(本日は、御社のコスト削減につながるご提案をしたいと考えています)
  • Shall we get started with the main topic?(そろそろ本題に入りましょうか)

強み・特徴を伝える

自社の強みは、他社との違いが伝わる形で示すと効果的です。

  • One of the key features of our product is its durability.(当社製品の大きな特徴のひとつは、耐久性の高さです)
  • What sets us apart from other companies is our after-sales support.(他社と異なるのは、購入後のサポート体制です)
  • This service is designed to save you time and money.(このサービスは、御社の時間とコストの節約を目的に設計されています)

提案を資料とともに説明する場面では、プレゼンテーションの型も知っておくと安心です。

スライドを使った説明の流れも事前に練習しておきましょう。

価格交渉で使う英語フレーズ

商談の山場となるのが価格や条件の交渉です。

売り手側・買い手側のどちらの立場でも使えるフレーズを押さえておきましょう。

価格・条件を提示する

価格を提示するときは、根拠や条件をあわせて伝えると納得を得やすくなります。

  • Our standard price for this service is $5,000.(このサービスの標準価格は5,000ドルです)
  • This price includes shipping and installation.(この価格には送料と設置費用が含まれます)
  • We can offer a discount if you place a bulk order.(まとめてご注文いただければ、割引が可能です)

価格を尋ねる・値引きを打診する

買い手として条件を引き出したいときは、率直かつ丁寧に切り出すのがコツです。

  • Could you give us a breakdown of the costs?(費用の内訳を教えていただけますか)
  • Is there any room for negotiation on the price?(価格について、交渉の余地はありますか)
  • Would you consider a lower price for a long-term contract?(長期契約であれば、もう少し価格を下げていただけますか)

やや踏み込んで打診したい場合は、次のように伝えられます。

  • That’s a bit higher than we expected. Can you do better?(想定より少し高いです。もう少しご検討いただけますか)

反論・譲歩・条件調整の英語フレーズ

交渉では、相手の提案にそのまま同意できない場面も出てきます。角を立てずに反論し、落としどころを探る表現を覚えておくと交渉を前に進められます。

イングリードでは、英語での交渉を、希望条件を示す、理由を説明する、相手の意見を確認する、代替案を出す、譲歩する、合意内容を確認するという流れで整理しています。

個別のフレーズだけでなく、どの順番で使うかまで想定すると、相手の反応に合わせて次の一言を選びやすくなります。

やんわり反論する・保留する

真っ向から否定せず、クッションを置いてから伝えると印象が和らぎます。

  • I see your point, but we have a slightly different view.(おっしゃることは理解できますが、当社は少し違う見方をしています)
  • I’m afraid that would be difficult for us.(申し訳ありませんが、それは当社には難しいです)
  • Let me get back to you on that after checking internally.(社内で確認のうえ、あらためてご返答させてください)

譲歩・妥協案を出す

交渉をまとめるには、こちらから歩み寄る姿勢を見せることも有効です。

条件をつけて譲歩すると、一方的に譲る印象を避けられます。

  • If you can commit to a larger volume, we can lower the unit price.(数量を増やしていただけるなら、単価を下げられます)
  • We’re willing to meet you halfway on the delivery date.(納期については、折り合いをつける用意があります)
  • How about we split the difference?(差額を折半するのはいかがでしょうか)
  • I think we can find a solution that works for both of us.(お互いに納得できる着地点を見つけられると思います)

譲歩は「何を差し出す代わりに何を得るか」をセットで伝えると、対等な交渉として進めやすくなります。

商談をまとめるクロージングの英語フレーズ

議論が出そろったら、合意または持ち帰りをはっきり伝えて商談を締めくくります。

曖昧なまま終えないことが、次につなげるポイントです。

合意する・成約する

合意に至ったときは、感謝と次の手続きをあわせて伝えましょう。

  • We’re happy to move forward with this deal.(この件、ぜひ前に進めさせていただきたいです)
  • It sounds like we have an agreement.(合意に達したようですね)
  • Let’s finalize the details and prepare the contract.(詳細を詰めて、契約書を準備しましょう)

保留・見送りを伝える

その場で結論を出せない場合や見送る場合も、丁寧に意思を示せば関係は保てます。

  • We’d like to take some time to consider your proposal.(ご提案について、少し検討のお時間をいただきたいです)
  • Unfortunately, this doesn’t fit our budget at the moment.(残念ながら、現時点では予算に合いません)
  • Let’s keep in touch for future opportunities.(今後の機会に向けて、引き続きご連絡を取り合いましょう)

商談後のフォローアップで使う英語フレーズ

商談は終わってからのフォローも重要です。

お礼と次のステップを早めに伝えることで、相手に誠実な印象を残せます。

お礼と次のステップを伝えるメール

商談後は、早めにお礼のメールを送りましょう。

  • Thank you again for your time today.(本日はお時間をいただき、あらためてありがとうございました)
  • As discussed, I will send over the revised proposal by Friday.(お話ししたとおり、修正版のご提案を金曜までにお送りします)
  • Please don’t hesitate to reach out if you have any questions.(ご不明な点があれば、遠慮なくお問い合わせください)

フォローメール全体の構成や、失礼にならない言い回しはビジネス英語メールの書き方で詳しく確認できます。

議事録・要点を共有する

複数人が関わる商談では、決定事項や次のアクションを議事録として共有すると認識のずれを防げます。

  • Here is a quick summary of what we agreed on today.(本日合意した内容を簡単にまとめました)
  • I’ve attached the meeting minutes for your reference.(ご参考までに、議事録を添付します)

議事録を作るときは、用語の違いも確認し、決定事項と次のアクションを分けてまとめましょう。

イングリードが行う英語プレゼン・交渉スキルを伸ばすための具体的指導内容とは?

イングリードでは英語の商談指導も行っています。

英語プレゼンでは、単に原稿を暗記するのではなく、内容を論理的に整理し、自分の言葉で分かりやすく伝えられる状態を目指します。

具体的には、PREP法などを活用し、結論、理由、具体例、まとめの順番で話す練習を行います。また、プレゼンの導入、目的の説明、データやグラフの説明、話題の切り替え、要点のまとめ、質疑応答など、場面ごとに必要な表現を身につけます。

実際のプレゼン資料を使った模擬練習を行い、発音や文法だけでなく、話すスピード、間の取り方、強調する箇所、声の大きさ、聞き手にとっての分かりやすさまで確認します。フィードバックをもとに繰り返し改善することで、本番でも落ち着いて話せる状態を作ります。

交渉スキルについては、自分の要望を一方的に伝えるのではなく、相手の意図や条件を確認しながら、双方にとって納得できる着地点を探す力を養います。

具体的には、希望条件を提示する、理由を説明する、相手の意見を確認する、反対意見に対応する、代替案を提案する、譲歩する、合意内容を確認するといったシチュエーション別で発話練習をします。また、強すぎる表現や直接的すぎる言い方を避け、ビジネスの場に適した丁寧な表現へ言い換える指導も行います。

商談の英語でよくある質問(FAQ)

Q1. 商談は英語で何と言う?

商談は、内容によって business meeting や negotiation、deal などと表現されます。相手と条件を詰めていく交渉のニュアンスを強調したいときは negotiation、打ち合わせ全般を指すときは business meeting が自然です。

Q2. 英語の商談で丁寧度はどう使い分ける?

初対面や目上の相手にはフォーマルな表現を、何度もやり取りしている相手には少しくだけた表現を選ぶとよいでしょう。迷ったときは丁寧な言い方を選んでおけば失礼になりません。

Q3. 価格交渉が苦手。どう切り出せばいい?

いきなり値引きを求めるより、Is there any room for negotiation on the price? のように「交渉の余地があるか」を尋ねる形から入ると角が立ちにくいです。長期契約や数量増など、こちらが差し出せる条件をセットで伝えるのも効果的です。

Q4. 商談フレーズを暗記しても話せるようにならないのはなぜ?

フレーズを丸暗記するだけでは、相手の返答に合わせて応用する力が身につきにくいためです。実際の商談を想定した会話練習を重ね、状況に応じて言い換えられるようにしておくと、本番で使える表現になります。

まとめ:商談は流れに沿ったフレーズで乗り切ろう

英語の商談は、プロセスごとの定番フレーズを押さえれば、初めてでも落ち着いて臨めます。

今回のポイントを振り返っておきましょう。

  • 商談はアポ設定から冒頭挨拶、提案、価格交渉、譲歩、クロージング、フォローまで流れが決まっている
  • 各段階で丁寧度に応じた定番フレーズをストックしておけば、会話の大半はカバーできる
  • 価格交渉や譲歩は、こちらが差し出せる条件とセットで伝えると対等に進めやすい

フレーズを知ることと、本番で自在に使えることの間には差があります。

相手の反応に合わせて言い換える力を伸ばすには、実践的なトレーニングを継続することが近道です。

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