【オンライン英会話は意味ない】オンライン英会話で失敗する6大理由
「オンライン英会話は意味がない」「オンライン英会話はすぐに挫折してしまい続かない… …」このような声をよく耳にします。
実はそのような説を提唱する人は、正しいオンライン英会話の活用法を知らないだけの人がほとんどで、オンライン英会話を上手く活用し英語力の向上に成功した人も多く存在します。
今回は、オンライン英会話が「意味ない」と言われる理由とオンライン英会話の正しい活用法を解説します。
Contents
オンライン英会話が「意味ない」と言われる3つの理由を解説
なぜオンライン英会話は「意味ない」と言われているのでしょうか?
圧倒的にインプットが足りない?
日本人の英語力を改善するために「アウトプットの機会を増やすべき」という意見もありますが、クラッシェンをはじめとする言語学者の多くが、英語の基礎能力が欠如している初期段階にアウトプットを重視する必要はないと唱えています。
インプットを強化するためには自分の現在の英語レベルより少し高い素材を使いトレーニングする方法がおすすめです。一部のみ聞き取りが難しい箇所があるリスニング素材や、部分的に理解ができない箇所のあるリーディング素材を使うとよいでしょう。
オンライン英会話では「話すこと(アウトプット)」に重きを置いてしまいがちですが、先に英単語や文法、構文の基礎を固めることが英語力向上への近道です。
オンライン英会話だけで「勉強した気」になってしまう?
英語学習時間がゼロの状態から、オンライン英会話を開始したことで学習時間が増加したことは英語力向上への大きな一歩です。しかし、オンライン英会話のレッスンを受けるだけでは英語力の飛躍的な向上は望めないでしょう。
日本人が、英語を習得するためには約2200時間の学習が必要であると言われています。多くの人は学生時代に約1200時間を費やして英語を学習していますので、社会人はさらに約1000時間英語を学習する必要があります。
仮に毎日25分のオンライン英会話だけで、1000時間の学習時間を確保しようとすると、2400日(6〜7年)の歳月を費やすことになるのです。
もちろん1000時間を費やしたから英語が話せるようになるわけではなく、勉強の質も重視する必要があります。自分に欠けている英語の基礎分野を把握し、固めるところから始めましょう。
数か月から数年である程度の英語を話せるようになりたい場合は、オンライン英会話プラスαで英語学習を進めていく必要があります。
英語初心者はネイティブと話しても意味がない?
「ネイティブスピーカーの講師を選びたい」という声をよく耳にしますが、ネイティブスピーカーの講師を選んだために、オンライン英会話で失敗する初心者が多いことも事実です。
実は、英語初心者がオンライン英会話がうまくいかない多くの原因は、「会話で使える状態(インプット)」の知識がほとんどない状態で、ネイティブとの会話練習を始めてしまうことです。
また、使用できる単語や表現に限りがあるためにネイティブと会話が思ったようにいかず、英語に対するコンプレックスを必要以上に強めてしまう原因ともなります。「壊れた英語」で会話をしていても、ネイティブ講師はある程度理解出来てしまうため、正しい英語を学ぶ機会がなく、誤った知識が定着してしまうというデメリットも起こり得ます。
「意味のある」オンライン英会話にするには?
自分の学習目標と英語力に合ったコースを選択する
「ビジネス英語を学びたい」「TOEIC800点を達成したい」など一人ひとり英語学習の目標やスタート地点での英語レベルは異なります。自分に合ったカリキュラムを提供しているオンライン英会話を選ぶことが英語力向上の近道です。
自分の英語力に合ったコース・教材を選ばず学習を進めると、「難しすぎる・易しすぎる」などの理由でモチベーションが続かず途中で挫折してしまう原因ともなります。
もし途中で難しすぎると感じたり、別のコースで学習したいと思った場合は、カウンセラーと相談しながら臨機応変に対応していくとよいでしょう。
予習・復習に手を抜かずに取り組む
オンライン英会話のレッスン前には必ずその日の教材に目を通し予習をしておきましょう。
予習を15分ほど取り組むだけでも、レッスンの理解度に大きな差が生まれます。教材にでてくる英単語やフレーズなどを確認し覚えておくことやレッスンで話す内容をあらかじめ考え話す準備をしておくことが重要です。
レッスン後は、学んだ内容の定着のために10〜20分程度復習に取り組むことをおすすめします。習った単語やフレーズなどを振り返ってみましょう。
余力がある場合は、レッスンで習った表現や単語をノートや単語帳にまとめることも効果的です。予習・復習を繰り返すことによって、英語力の基礎となる語彙力や文法を身につけることができます。
疑問点を質問できるように準備しておく
レッスン中に分からない単語や表現がでてきた際は、講師に「分からない」とはっきり伝えましょう。
講師が話している英語が聞き取れない際や話の内容が理解できない際は、講師に質問しづらいと感じるでしょうが、自分が聞き取れない英単語や音はいつまでたっても正しく話せるようにはなりません。
「Could you say that again?(もう一度言っていただけますか?)」「What did you say after 〇〇?(〇〇のあとはなんとおっしゃいましたか?)」などのフレーズを講師にスムーズに質問ができるよう覚えておきましょう。
受講中にメモをとる・録音をする
オンライン英会話のレッスン中にメモをとったり録音をすることは、レッスン後の復習や現在の英語力の確認のために有効な手段です。
レッスン中に講師が訂正をしてくれた箇所や、知らなかった単語・英語の表現がでてきた際にメモをとり、復習の際に覚えましょう。
録音音声も復習の際に聞き直し、自分がレッスン中に聞き取れなかった箇所や自分の発音・文法などを確認しましょう。
分からない・聞き取れない英語をそのままで終らせないことで、英語力の大幅な向上が見込めます。
次回のレッスンの予約をすぐにとる
「仕事が忙しく、オンライン英会話に割く時間がとれない… …」そのような理由で英語学習を断念してしまう人は多くいますが、オンライン英会話の効果を実感するためには最低でも3ヶ月は継続して受講する必要があります。
早めに次のレッスンを予約し、あらかじめスケジュールに組み込んでおくことがオンライン英会話を継続するコツです。
次のレッスンの予約を早めに確定しておくことで、「次のレッスンまでにこれをできるようにしておこう」というモチベーションの維持にもつながります。
自分に合った講師を見つける
自分の性格やフィーリングに合う講師を見つけることが出来れば、毎回のレッスンへのハードルも下がり、お気に入りの講師ともっと話したいという気持ちからモチベーションの維持も期待できるでしょう。
毎回同じ講師からレッスンを受けると、講師は生徒の成長具合、弱点、課題を把握することができるため、生徒のレベルや要望に合わせた質の高いレッスンを提供できるというメリットがあります。
しかし、その講師が受講者が話す英語の発音の癖や間違いに慣れてしまい、間違いを指摘されにくくなってしまうというデメリットも挙げられます。
また、人気の講師はレッスンの予約がとりづらい場合があるので、4〜5人ほど自分に合った講師を見つけ、そのなかから随時選べるようにしておくとよいでしょう。
フリートークのみにならにようにする
フリートークは、自分の得意な話題で講師と話すことができるためより「楽しい」と感じるでしょうが、特に英語力が高くない人はフリートークで英語力の向上はあまり望めません。
英語初心者は英語の基礎知識が少ないため、限られた知識のなかのフレーズや言い回しを使いがちになる傾向にあります。話す内容も自分の得意分野ばかりに偏ってしまうため、ただ英会話を楽しむだけで新しい学びや発見は少なくなってしまいます。
初心者はフリートークに重きを置くのではなく、カリキュラムに沿ったレッスンを質の良い講師から受けることに焦点をあてることが重要です。
TOEIC650点前後・英語中級者以上の英語力を持っている人であればフリートークでも英語力の向上が期待できるでしょう。
オンライン英会話+自宅学習で効果が倍増
具体的な学習目標・計画を立てる
①現時点での英語力を把握する
オンライン英会話を活用しつつより効果的に英語力を向上させるには、十分な自宅学習の時間確保が欠かせません。
まずは、自分の現時点の英語力を正確に把握しましょう。英語学習のスタートラインとなる英語力を把握することで具体的な学習計画を立てやすくなります。
TOEICなど民間機関のテストを受験することで自分の英語力を正確に測ることができます。TOEICなどのテストを受験する時間がないという人は、初回無料カウンセリングの一環で無料英語学力診断を実施しているオンライン英会話スクールを活用し、英語力を測るという方法もあります。
②明確な学習目標を設定し学習計画を立てる
学習目的を立てる際は、「仕事で英語を使い活躍したい」などの最終目的だけではなく、3ヶ月後、半年後、1年後の段階的かつ明確な目標を設定しましょう。
目標や目的に合わせた適切な教材を使用し、日々の学習計画を立てましょう。例えば、「ビジネス英語が使えるようになりたい」という人が日常英会話の習得に重きを置いた教材を使っていてはなかなか目標にはたどり着けません。
自分の学習目標を効率的に達成するために、なにを重点的に学習するべきでどんな学習方法を取り入れるべきなのかを考慮し計画を立てましょう。
英語の基礎は固めておく
オンライン英会話を始める前に、中学レベルの基礎英語力は固めておきましょう。中学英語は英語学習を進めていくうえで土台となる部分です。この土台が無いうちは、オンライン英会話で学習しても効果は薄いでしょう。
英文法や単語は講師に教えてもらうより自分で日本語の教材を使い勉強するほうが分かりやすく効率的です。
「中学英語もあまり覚えていない」という英語初心者はまず3ヶ月を目安に基礎の英単語・文法を見直しましょう。
専属コーチ付き? 最新のオンライン英会話
従来のオンライン英会話とは異なる「コーチング」という新しい形態のオンライン英会話が近年注目を集めています。
「コーチング」は主に自主学習に焦点を当て、英語教材選びや英語学習法、目標達成までに必要な英語学習時間などを、専属のカウンセラーがオーダーメイドでカリキュラムを作成し、二人三脚で並走をしてくれるサービスです。
自分に最適な勉強プランを作成してもらうことによって無駄や無理のない英語の勉強を続けることができ、目標達成へ向けて最短ルートで学習を進めることができます。
また、スクールによっては、専属コーチとの定期的なカウンセリングやスマホアプリを使った毎日の学習進捗報告もサービスに含まれているため、毎日の学習達成度の確認や具体的な学習アドバイスをコーチから得ることができたり、英語の疑問点や悩みをすぐにコーチに相談できるという利点もあります。
英語の勉強を始めてもモチベーションが続かず挫折してしまうことが多いという人には最適のサービスです。
まとめ:英語学習のプロの手を借りて「意味ある」オンライン英会話に!
オンライン英会話は「意味ない」と謳われていますが、オンライン英会話を正しく使い、自宅学習と平行して継続すると効果を実感する人が多いことも事実です。
英語の基礎力をしっかりと固めたうえでオンライン英会話に臨みましょう。
「英語の基礎力が足りないけれど、何から手を付けてよいのか分からない」「英語学習はいつも途中で挫折してしまう」という人は英語学習のプロの手を借りてみましょう。自分に最適な勉強プランを作成してもらうことによって無駄や無理のない英語の勉強を続けることができ、目標達成へ向けて最短ルートで学習を進めることができます。
まずは、無料のオンライン初回カウンセリングでサービスを比較検討をし、自分に合うスクールを見つけましょう。
イングリードの無料カウンセリングは、自身の現在の英語レベルのチェックや学習指導が含まれているため、今後の英語学習に役立てることができます。
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