【効果検証】イマ話題のコーチング、ティーチングとの違いは?
「コーチングってなんとなく意味は分かるけれど、実際になにをするのかはよく分からない」という人……実は多いのでは?
従来、学びとは教えるという立場の人が教えてもらう立場の人に教えることから生まれるという考え方でした。しかし、最近は、教えるという行為を伴わない「コーチング」という新しいスタイルが確立されてきました。
今回は、コーチングとは何なのか、コーチングの手順・メリット、また、コーチングを英語学習に応用した英語コーチングとは何なのかを見ていきます。
Contents
正解は教えてもらえないのに効果が高いコーチングとは?
コーチングとはどのような仕組みなのでしょうか?
コーチングの意味とは?
まず、「コーチング」の「コーチ」という言葉はもともと「馬車」のことを指す言葉でした。つまりコーチングとは、「人が望む目的地まで送り届けること」という意味をもつ言葉です。
コーチングは、従来の学習の基本であった「教える」ことで受講者の能力を伸ばすのではなく、受講者と対話をすることで、受講者がすでに持っている能力・スキルを引き出し、可能な限り自力で目標を達成できるように手助けをする指導法です。
コーチング vs ティーチング vs カウンセリング
コーチングは、受講者の中に答えはすでにあるという考えが前提の指導法です。コーチが受講者に一方的に教えるのではなく、コーチと受講者の対話の中で受講者に新しい気づきをもたらしたり、目標達成の為に必要な考え方や行動を促進する方法です。
コーチの最大の役割は、受講者だけではたどり着けなかったであろうゴール地点へと導くことです。
ティーチングは、教える側(ティーチャー)が答えを持っているという考えが前提の指導法です。基本的には、ティーチャーが受講者に答えを与え、それを受講者が自分のものとして習得していくという方法です。
ティーチャーの最大の役割は、受講者が確実に理解をし、自分で再現を出来るように指導することです。
カウンセリングとは、コーチングと手法は似ています。コーチングはゼロの状態から、受講者の目標を達成するためにプラスの方向に向かうのに対し、カウンセリングは受講者の過去に焦点をあて、受講者の気持ちの整理に重点を置きます。
コーチングに必要な3大要素とは?
双方向/インタラクティブ
双方向をコーチングの場面に当てはめると「会話のキャッチボール」をコーチと受講者間で行うという行為に当たります。
会話の双方向性は、会話をするうえでの基本ではありますが、立場の上下関係がはっきりしてしまう「ティーチング」では、受講者が聞き手にまわる場面が多くあります。
コーチングの指導では、どちらかが一方的に話す、聞き役に徹するということではなく、コーチと受講者間の双方のコミュニケーションが重要です。
現在進行形/オンゴーイング
現在進行形とは、継続をすることと言い換えることが出来ます。「三日坊主」という言葉があるように、新しい習慣や癖をすぐに定着させることは容易でなく、毎日少しずつ継続していくことが不可欠です。
コーチングは、1度だけ指導して終了ではなく、その後も継続して受講者をサポートすることが必要です。
一人ひとりに合った対応/テーラーメイド
「十人十色」という言葉があるように、一人ひとり得意・苦手分野、生活習慣、性格、成長のスピードに至るまで個性があります。コーチングでは、受講者の目標を達成するために、受講者の特性を鑑みた最適な学習法や関わり方を模索する必要があるため、基本的には1対1の体制を採ります。
コーチングの進め方とは?
①現状の把握
コーチが受講者の現状をヒヤリングするところからコーチングは始まります。現在何が出来ている/いないのか、何に困り、どのような課題を抱えているのか、受講者自身はどのように考え、感じているのかを具現化することにより、受講者の思考や感情が整理され、これからの方向性が明確になります。
また、コーチも受講者の現状を把握することにより、より的確で効果的な指導を行うことができます。
②具体的な目標の設定
目標は、第三者が聞いても目標達成後がイメージができるほど具体的であることが理想的です。目標がなければ、途中の過程でモチベーションを失ったり、方向性が分からなくなってしまいます。
また、目標を達成することにより得られるメリットも明確にするとよいでしょう。メリットを明確にすることで、目標達成への強力な動機づけになり、途中で困難にぶつかっても、粘り強く柔軟に対応することができます。
③課題を明確にする
現状を把握し、目標を具現化することで、現状と目標の差が明確になります。そこから見えてくる課題を明確にすることによって必要な行動や能力が明らかになり、目標達成への道筋が描きやすくなります。
④目標達成のために必要な手立てや手順の確認
より早く、大きな成果を得るために、自分に必要な手順を確認します。この時点で課題を発見し、必要な行動が分かっているため、自分に合った効果的な手順を導き出しやすくなっています。
また、自分の目標と近く、すでに結果を出している人の行動パターンから自分に必要な行動パターンを学ぶことも重要です。
⑤目標達成に向けての行動計画を練る
目標達成に向けての手順を明確にした後は、目標により早く、効率的に届く道筋をコーチの助言を基に導き出します。
コーチングが今注目されている3つの理由とは?
効率よく目標が達成できる
目標を達成するために自分に最も効果的な方法をすでに知っているという人は少ないのではないのでしょうか。
コーチングを利用することによってコーチが目標達成までの最短距離を導き出す手助けをしてくれるため、自分に今一番必要なもの・方法が明確になり実行に移すことが容易になります。
客観的に自分の強み・弱みを知ることができる
自分の強み・弱みを知ることは何においても大切ですが、自分で見つけるには時間がかかります。
コーチングでは、コーチが受講者との対話によって即座に受講者の得意なこと、苦手なことを導き出し、目標達成の糸口として示してくれます。
長期的な行動変容が期待できる
長期的な目標を達成するには、長年の行動パターンを変える必要がある場合もあります。
例えば、英語にあまり親しみのない人が英語でコミュニケーションがとれるレベルまで達成するには、長期的な勉強習慣の形成が欠かせません。
コーチングでは、現在進行形で行動パターンの変容をサポートしてくれるため、コーチングを終了した後も良い習慣が継続する可能性が高くなります。
新しい英語学習の形、英語コーチングとは?
日本人の専属コーチが英語学習を徹底サポート
英語コーチングサービスは、受講生一人ひとりに専属のコーチが付き、受講生の英語学習をトータルサポートします。
初回カウンセリングで使用教材を含む学習計画・目標を立て、決めた目標を達成するために専属コーチが毎日の学習の進捗確認や学習のアドバイスを行います。
スクールによっては、学んだ英語をアウトプットするために、外国人講師による英語レッスンを提供しています。
応用言語学に基づいた英語学習指導
言語には文法・語彙・発音・文章の書き方など多岐にわたるルールがあります。
このルールを学ぶことを意識的学習と呼び、学習を積み重ねることによって英語脳を作り、英語力の向上に繋がります。
この言語習得のためのプロセスに応用言語学を用いることによって、英語を母国語としない人たちが効率的に英語(第二言語)を学べる方法を確立しています。
一人ひとりに合ったカリキュラム
英語学習の目的・英語のレベル・生活リズム・弱点は一人ひとり異なります。
コーチは受講者の英語力診断テストとカウンセリングを通じて受講者と徹底的に向き合うことで、受講者が最短で結果を出すための教材選定やカリキュラム作成、学習計画を行います。
英語コーチングのメリットとは?
英語学習の習慣が身につく
最初に専属コーチが自分のライフスタイルにあった学習法を提示してくれるため、無理なく英語学習を続けることが可能です。
また、毎日のコーチとの学習進捗確認もあることから、コーチが受講者が学習を続けられるようにサポートしてくれます。
毎日英語学習を続けていくことで、英語学習が毎日の習慣となり英語コーチングサービスの利用を終了した後も英語学習を継続できる人が多く生まれます。
自分に合った効率的な英語勉強法の確立
英語学習に限らず自分に最適な勉強法を見つけることは容易ではありません。コーチがカウンセリングによって導き出した勉強法を実践すると最短で最も効率的な英語学習が実現できます。
英語力の可視化
「自分の英語力を測るためにTOEICを受けたいけれど、なかなかTOEIC受験に割く時間が取れない」という人も多いのでは?
英語コーチングでは、定期的に受講者の英語力を測るテストを実施しますので、英語力の伸びが目に見えて実感しやすくなります。
学習時間の確保
コーチと決めた学習スケジュールを基本的には毎日こなすため、1日1時間の勉強時間であっても1ヶ月にすると30時間前後の学習時間が確保できます。
また、コーチに毎日学習の進捗報告をするため、学習のモチベーション維持にも繋がります。
英語コーチングのデメリットとは?
柔軟性に欠ける
英語コーチングサービスは、3ヶ月単位、半年単位の契約であることが多く途中で合わない、時間の都合がつかなくなったということが起きても中途退会が難しい場合が多いです。
契約期間中は、コーチと決めた目標を達成するために英語学習を優先において考えなければなりません。
他の生徒との交流が限られている
英語コーチングはコーチと受講生の1対1のスタイルが基本のため、大人数で切磋琢磨しながら英語力を伸ばしたいという人には不向きです。
スクールに通う型の英語コーチングであれば、少しは他の受講生の交流機会もあるかもしれませんが、従来の英会話スクールよりは少ないと思ってよいでしょう。
自分のペースで学習ができない
コーチと決めた学習計画によって英語学習を進めるため、受講者が毎日の学習内容を決めるという自由度は少なくなります。
自由に自分のペースで学習を進めたい人には英語コーチングは窮屈に感じるかもしれませんが、そもそも英語学習なにから手をつけていいのか分からないという人には最適です。
イングリードの月額サブスク・完全オンライン完結型英語コーチングとは?
自分で受講期間を決められる
目標や、理想の英語レベルを達成するために必要となる時間は受講生一人ひとりによって異なります。
イングリードでは、目標達成のために必要な期間だけ受講できるように1ヶ月単位で契約が可能です。解約金も一切発生しません。
場所を選ばず世界中どこからでも受講可能
従来の英語コーチングは週に1~2回の通学は必要で、スクールが最寄りにない場合は継続が難しいという問題がありました。
イングリードは申し込みからカリキュラム受講までの全ての行程をオンラインで完結させることで世界中どこからでも質の高い英語コーチングを受けることが可能です。
専属コーチからの毎日の学習サポート
イングリードを運営するMorrow Worldでは、過去に4,000人以上の留学相談を受け、英語学習者をサポートしてきた実績があります。そんな当社の中でも選りすぐりのコーチたちが、専属のコーチとなり徹底した毎日の学習サポートをします。
具体的には、チャットツールを利用した日々のフォローアップや毎週の定期カウンセリング、月1回の習熟度チェック・カウンセリングを行い、軌道修正や次のレベルアップのために必要な学習を提案します。
英語コーチング各社に実際に話を聞き、体験してみよう!
英語コーチング各社は、無料カウンセリングを実施しています。実際に話を聞いてみないことには、本当に英語コーチングが自分に合っているのか、どの会社が最適なのかは分かりません。最低でも3社は無料カウンセリングを受け、比較検討することをお勧めします。
まずは、イングリードで実際に話を聞いてみませんか?