【今日から使える】TOEICのコツ&テクニック19選【パート別】


TOEICには、TOEICならではのコツやテクニックが存在します。単語や文法を覚えたり、ひたすら問題演習をしたりして地道にスコアを上げていくことも大切です。しかしコツやテクニックを知れば、少ない労力で簡単にスコアを伸ばせます。

今回紹介するTOEICのコツ&テクニック19選には、すでに知っているものもあれば、知らないものもあるはずです。記事を最後までチェックして、効率的にTOEICを解けるスキルを身につけましょう。

【パート別】TOEICのコツ&テクニック19選

TOEICで使えるコツやテクニックを、パート別に全19個紹介します。

TOEICパート1のコツ&テクニック3つ

TOEICパート1は、写真描写問題です。1枚の写真について4つの説明文が放送され、その中から写真を的確に表している選択肢を選びます。全6問出題されます。

写真から問題を予想する

TOEICパート1では、問題が放送される前に、写真を確認できます。写真を確認して、どんな問題が出題されそうか、予想しましょう。

Part1 image

(出典:IIBC TOEICサンプル問題)

例えば上記の写真を見ると、以下のような情景が浮かぶはずです。

  • 女性二人が話している
  • 二人とも椅子に座っている
  • 奥に何か立てかけられている
  • 真ん中にはテーブルがある

上記の写真はTOEICのサンプル問題です。そして “They’re sitting at a table,”が答えです。思い浮かんだ情景のうち上から2番目の「二人とも椅子に座っている」が答えとほとんど同じですよね。

このように事前に写真から問題を予想することで、正答率が大きく上がります。ただし思い浮かべた情景以外の英文が放送されることもあるので注意が必要です。

類似発音のひっかけに注意

パート1では、類似発音のひっかけ問題がよく出題されます。例えば写真に椅子が写っていて選択肢にも ”chair”があった場合、その選択肢を選ぶ方は多いです。

しかし単語だけで解答を判断してはいけません。なぜなら中には類似発音を使ったひっかけも含まれているからです。例えば写真に車が写っていて、選択肢に「カー」という発音があった場合、無条件でそれが正解だと思ってしまう方もいるはずです。しかし実際には”car”ではなく”cart”と発音されていることもあります。

こういった発音を聞き分けるのは簡単なことではありません。単語だけで正解を判断しようとすると、このようなひっかけ問題にひっかかってしまいます。よって正解は単語ではなく文章全体で判断しましょう。文章全体を聞き取れれば、”cart”を”car”と聞き間違えても、正しい文章ではないことには気づけるはずです。

頻出表現は暗記すべし

TOEICパート1には、頻出表現があります。英語において丸暗記はよくないことだと言われます。しかし頻出表現については丸暗記しておくことで、よりスピーディに問題が解けるようになります。

例えばパート1では、”pile up”という表現がよく登場します。これは「積み重ねる」という意味です。写真を見て、段ボールやタイヤなどが積み重なっていた時は「”pile up”を含んだ選択肢が正解になるのかな?」と予想できます。

TOEICパート2のコツ&テクニック2つ

TOEICパート2は応答問題です。1つの質問や文章に対する答えが3つ放送され、最も適切な選択肢を選びます。全25問出題されます。

文頭の疑問詞はなんとしても聞き取る

TOEICパート2で最も大切なのが文頭の疑問詞です。その後の文章が聞き取れなくても、文頭さえ聞き取れれば、多くの問題で正解を導き出せます。なぜなら疑問詞を聞き取れば、解答のパターンを絞り込めるからです。

例えば文頭の疑問詞が”when”だった場合、放送される音声は「いつ〜ですか?」となります。つまりそれに対する返答は「〇〇(日時)です」になりますよね。選択肢から日時を表すものを選べば、簡単に正解できます。

TOEICでは短時間でたくさんの問題を解かなければならないので、途中で集中力が切れてしまいがちです。リスニングでも「ボーッとしていて聞き取れなかった」といった事態が起こり得ます。TOEICパート2では、文頭だけは絶対に聞き逃さないように、特に集中しましょう。

そらしの表現に注意

TOEICパート2では、文頭さえ聞き取れば良いと解説しました。しかし例外があります。それがそらしの表現です。そらしの表現とは、疑問詞に対して明確に答えず、答えをはぐらかす表現のことを言います。

例えば”when”で聞かれたら「〇〇(日時)です」と答えるのが普通です。しかし”I don’t know.”や”Please ask her.”と答えることもできますよね。選択肢の中にそらしの表現があった場合は、それが正解になる可能性が高いので要注意です。

TOEICパート3のコツ&テクニック5つ

TOEICパート3は会話問題です。2人または3人の会話が放送されます。会話を聞いて設問と解答を読み、最も適当なものを選びます。全39問出題されます。

選択肢の先読みは何となくでOK

TOEICパート3では、設問1つにつき選択肢が4つあります。すべての選択肢を先読みする人がいますが、選択肢は先読みしなくてもOKです。なぜなら選択肢4つのうち3つは誤った情報だからです。

誤った情報までインプットできるほど、リスニングテストに時間の余裕はありません。選択肢は先読みする必要はありません。その代わり設問は確実に先読みしておきましょう。設問の先読みまで終わって時間が余った場合のみ、選択肢にも簡単に目を通してみてください。

設問は絶対に先読みしておく

選択肢は先読みする必要はありませんが、設問は絶対に先読みしておきましょう。音声を聞き終わって、問題を解く時に初めて設問を読む方がいますが、それだと非効率です。

理由は2つあります。まず先に設問を読んでおいた方が、メリハリをつけて音声をリスニングできます。TOEICでは膨大な量のリスニング音声が40分間途切れることなく放送されるので、全ての音声を全力で聞き取ることは不可能に近いです。関係なさそうな部分は力を抜き、解答に関係しそうな部分を全力で聞き取った方がスコアにつながります。

2つ目は、設問を読んでいるうちに放送された音声を忘れてしまうからです。音声を聞いた後に設問を読むと、設問3つをすべて同時に解くことになります。一方設問を読んでから問題文を聞くと、設問を1つずつ3回に分けて解くことになります。後者の方が頭に一時保存しておく情報量が少なくて済むので楽です。

設問の答えは上から順番に放送される

TOEICパート3では、1つの音声につき設問が3つ用意されています。そして設問1の該当箇所が最初に放送され、その後設問2、3のように、順番になっています。

つまり音声の最初の方では、設問2や3について考える必要はありません。設問1についてのみ考え、設問1に関する放送が終わってから、2、3と順番に解いていきましょう。

最初の5秒間で状況を把握する

TOEICパート3では、状況把握が肝心です。「どんな場面での会話か」を早めに判断することで「どういう内容が放送されるか」を絞り込んで問題を解けるようになります。

問題を半分くらい聞いたところで「あ、クレームについての会話だったのね!」と気がついた経験はありませんか?状況の把握が遅れれば遅れるほど、問題は難しくなります。例えば冒頭で”May I help you?”と放送されたら「店員とお客さんの会話かな?」のように、冒頭5秒で状況判断ができるように心がけましょう。

3人での会話は諦めることも視野に

TOEICパート3の問題は、2人での会話が原則です。しかし毎回1〜2問、3人での会話が出題されます。そして3人での会話の問題は、2人での会話の問題に比べて、遥かに難易度が高いです。

目標スコアによっては、3人での会話は諦めることも検討しましょう。難しい問題は、いくら時間をかけても不正解になる可能性が高いです。それなら時間を少しでも節約して、他の問題の先読み時間に当てた方がマシです。

TOEIC900点や満点を目指す場合は3人での会話も正解しなければなりません。しかしそうでないのであれば、3人での会話は無理して解く必要はありません。

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TOEICパート4のコツ&テクニック2つ

TOEICパート4は、説明文問題です。アナウンスやナレーションのようなミニトークが放送されます。トークを聞いて設問と解答を読み、適当なものを選びます。全30問出題されます。

表がある場合も確実に先読みしておく

TOEICパート4では、設問と選択肢とは別に、表や地図がある問題も出題されます。表や地図がある問題が出題された時は、必ず先読みをしましょう。

TOEICリスニングにおいて先読みは必須ですが、時間が足りずに先読みをせずに問題を解いてしまうこともあります。通常の問題だとそれでも解けることはありますが、表や地図がある問題で先読みができていないと、問題を解けません。

表や地図に加えて設問も先読みしなければならないので大変です。時間的にどちらも先読みするのが難しそうな場合は、表や地図だけでも必ず先読みするようにしてください。

TOEICパート3のコツを流用可能

TOEICパート4は、パート3と問題形式が似ています。どちらも音声を聞いて設問に答える問題で、1つの放送について問題は3つで選択肢は4つです。

TOEICパート3で解説した「選択肢の先読みは何となくでOK」「設問は絶対に先読みしておく」「設問の順番は上から順に放送される」の3つのコツは、パート4にも応用できます。

TOEICパート5のコツ&テクニック2つ

TOEICパート5は短文穴埋め問題です。空欄に入る適切な言葉を、4つの選択肢の中から選びます。全30問出題されます。

まず最初に問題パターンを特定する

TOEICパート5には3つの問題パターンがあります。語彙問題と文法問題と品詞問題です。問題を解き始める前に選択肢を見て、どの問題パターンかを特定しましょう。なぜなら問題パターンによって、解き方が異なるからです。

例えば語彙問題の場合は、単語の意味を知らなければ絶対に正解できません。また文法問題の場合は、単語の意味が分からなくても、空欄に入るものが過去形だとわかれば、選択肢を絞り込めます。

選択肢に全く意味の異なる4つの単語が並んでいた場合は語彙問題です。同じ単語が過去形・進行形・現在完了形など異なる文法で並んでいた場合は文法問題です。また同じ単語が副詞や形容詞など異なる品詞で並んでいた場合は品詞問題です。

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問題によっては全文読まずに解答する

TOEICパート5の問題パターンは3つです。そして文法問題か品詞問題の場合は、問題を全文読まずとも解答できます。例えば”were (空欄)”となっていた場合、空欄に動詞の原型は確実に来ませんよね。一方で進行形なら問題ありません。選択肢が”play”と”playing”だった場合、全文を読まずとも、”playing”が正解だと分かります。

品詞問題も同じです。全文を読まずに時間を短縮することで、他の問題の解答時間を増やせます

TOEICパート6のコツ&テクニック2つ

TOEICパート6は長文穴埋め問題です。空欄に入る適切な言葉を、4つの選択肢の中から選びます。全16問出題されます。

全文は読まない

TOEICパート6は、長文穴埋め問題です。1問30秒程度で解かなければなりません。1問30秒で解くためには、全文を読んでいる暇はありません。空欄を含む文章から読み、それでも解けないようであれば、空欄がない文章まで読みましょう。

TOEICパート5のコツを流用可能

TOEICパート6の問題形式は、TOEICパート5とほとんど同じです。よってTOEICパート5で紹介したコツを流用可能です。例えばTOEICパート5には、語彙問題・文法問題・品詞問題の3パターンがあると解説しました。これはパート6でも同じです。

TOEICパート7のコツ&テクニック3つ

TOEICパート7は長文問題です。長文に関する設問を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選びます。全54問出題されます。

設問を1つだけ頭にストックして問題を解き進める

TOEICパート7では、1つの長文に対して、設問が数問あります。そしてTOEICパート3や4と同じように、1つ目の設問に関する内容から順番に長文内で触れられます。よって先に設問をすべて読んで、問題を解き進めるのではなく、設問を1つだけ頭にストックして長文を読みましょう。

そうすることで、設問1を頭にストック→長文に設問1に関する記述を見つける→解答→設問2を頭にストックのように効率的に問題を解き進められます。

長文は上から全て読む

TOEICパート5・6では、全文読まずに空欄の前後だけを読む解き方を紹介しました。しかしTOEICパート7では、長文は上から全て読みます。なぜならパート7で出題される問題は空欄補充問題ではないからです。空欄に何が入るかではなく、文章の内容についての問題が出題されるので、全て文章を読まなければ正確に解答できません。

TOEICパート7はTOEICの中で一番最後に解くパートです。つまり最も疲労した状態で解くことになります。疲労した状態で長文をスラスラと読み進めることは、決して簡単ではありません。「長文を全文読もうとしても、なかなか時間内に読み終わらない」という方は、速読力を鍛えましょう。速読力を鍛えるにはシャドーイングがおすすめです。シャドーイングについては以下の記事でも詳しく解説しています。

英語学習に本気で取り組むなら絶対に5ステップ・シャドーイングがおすすめ

※や太字には要注意

TOEICパート7の長文には「※」や太字があります。「※」や太字には重要な文章が書かれる可能性が高く、そのまま解答のヒントになります。よって長文内で「※」や太字を見つけたら、特に集中して読み進めるようにしましょう。

「※」や太字は長文の端っこに記載されていることが多く、ついつい見逃しがちです。長文を読み終わったら、見逃している箇所がないか確認する癖をつけましょう。

TOEIC全体でのコツ&テクニック

最後にどのパートにも共通するTOEIC全体のコツとテクニックを紹介します。

同じ発音や言い換え表現には要注意

TOEICでは同じ発音の単語がダミーとして選択肢に登場することがよくあります。これはリスニングの全パートで見られることなので、同じ発音や似た発音が登場したら要注意です。

またリーディングパートでは、言い換え表現が頻繁に登場します。似たような意味が登場した時は「これは言い換えかな?」と疑う力が必要です。

時間配分は最優先

TOEICで最も大切なのが時間配分です。TOEICは英検やTOEFLなど他の英語資格試験と比べても、試験時間に対して問題数と語彙量が多い試験です。TOEIC初心者の方が、時間配分を気にせずに問題を解けば、まず最後まで解き終わりません。3分の1くらいの問題は空欄のまま、試験時間が終了してしまうはずです。

TOEICの問題を試験時間内に解き終えるためには、秒単位で時間配分を決め、その通りに問題を解き進める必要があります。例えばTOEICパート5であれば1問20秒のような形です。

TOEICの時間配分については、以下の記事で解説しています。

TOEICは時間配分を見直すだけで劇的にスコアアップする? リーディングとリスニングの対策を解説

まとめ:コツやテクニックを駆使してTOEIC高得点を目指そう!

TOEICのコツやテクニックついて解説しました。コツやテクニックは知っているか知らないかで、TOEICスコアに大きく影響します。高得点を取得したいのであれば、コツやテクニックは必須のスキルです。

本記事で紹介したテクニックはどれも今日の学習から実践できるものです。1つずつ実践して、何度も繰り返し、無意識で実践できるようになりましょう。

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