英語コーチングの効果は?効果的な学習方法や各種英語サービスを解説
英語力をアップさせる効果的な学習方法として、「英語コーチング」が気になっているという方も多いのではないでしょうか?
英語コーチングとは、英語学習に取り組む人の目的や目標、レベル、苦手分野を専属のコーチが把握した上で、個人にあった学習カリキュラムを作成する学習支援サービスです。
英語コーチングは多忙で自己管理が難しい方でも、コーチによるマネジメントによってしっかりと学習時間を確保できる魅力があります。
今回は、英語コーチングの効果について、そして効果的な英語学習方法について解説します。
また、各種英語サービスとそれぞれおすすめの方についても紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
Contents
英語コーチングは効果がある?
英語コーチングは英語初心者から上級者まで、目標の英語レベルまで確実に伸ばす効果があります。
英語コーチングを受ける前にどのレベルの英語力があるか、また英語コーチングを受講中にどれだけコミットできるかの程度にもよりますが、3ヶ月でVERSANTでは20点アップ、TOEICでは300点アップも可能です。
実際にイングリードの英語コーチングを受講された方からは、以下のような体験談が寄せられています。
▼SAKIさん(30代女性 / IT系企業勤務 / 3ヶ月〜5ヶ月 / TOEIC IPテストで310点アップ)
▼Miさん(30代女性 / メーカー勤務 / 6ヶ月〜11ヶ月 / VERSANTが13点アップ)
英語コーチングが英語学習に効果的な3つの理由
「英語力を効果的に伸ばしたい」という方にとって、英語コーチングはぴったりな学習方法といえます。
なぜなら、英語力を飛躍的に向上させるためには、「自分に合った学習内容」で「とにかく継続して英語学習を習慣化する」ことが最も大切であるためです。
ここでは、英語コーチングが英語学習に効果的な3つの理由について紹介します。
カスタマイズされた学習内容
英語コーチングは受講生のレベルや英語への理解度に合わせた学習内容にカスタマイズできるため、無駄なく最短で英語を学べます。
週1回のカウンセリングでテスト結果などから学習スケジュールを都度アップデートすることで、現状から最短で目標達成するための軌道修正をします。
通常のオンライン英会話や英語学校では、あらかじめ決められたカリキュラムで授業が行われるため、自分の得意・不得意に合わせた学習内容とは言い難いケースが多々あるでしょう。
その点でも、英語コーチングは1人1人の得意・不得意を見つけて、苦手な部分は徹底的に対策することが可能なのです。
挫折しにくいマンツーマン指導
英語コーチングは、コーチとのマンツーマンの指導のおかげで、挫折しにくいという特徴があります。
英語学習に挫折してしまう原因として、「独学だと学習の成果がわかりづらい」こと、また「自分との戦いになるためついつい怠けてしまう」ことが挙げられます。
英語コーチングは基本的に専属のコーチがついてマンツーマン指導してくれるので、英語学習へのモチベーションが下がりにくく、挫折しにくいシステムになっています。
学習スケジュールや学習方法、成果についてアドバイスしてくれるコーチの存在は大きく、いつでも相談できる安心感と適度なプレッシャーが英語コーチングの魅力です。
英語学習の習慣化が可能
英語コーチングにおけるコーチの存在は英語学習の習慣化にもぴったりで、誰かに伴走してもらうことで毎日のルーティンを確立させられます。
英語学習のスケジュールは1人だと上手く組めず、ついつい怠けてしまい三日坊主になりがちです。
英語コーチングにおけるコーチの存在は英語学習の習慣化にもぴったりで、誰かに伴走してもらうことで毎日のルーティンを確立させられます。
当たり前の習慣になっている歯磨きやお風呂なども、小さな頃から何度も同じ行動を繰り返してきたからこそ、「やらないと気持ち悪い」レベルまで習慣化されているのです。
英語コーチングは、まさにこの習慣化する過程を再現できる最適なサービスと言えるでしょう。
最も効果的な英語学習法とは?
「英語力をアップさせるためには最適な学習プランと習慣化が重要なのはわかったけれど、どのくらい時間が必要なのだろう」と疑問に思う方も多いでしょう。
ここでは、英語習得に必要な学習時間の目安と効果的な学習法について紹介します。
最低でも2,000時間の英語学習時間が必要
米国国務省の機関FICの調査によると、日本人が英語を習得するには3,000時間が必要とされています。日本の中学・高校では約1,000時間の英語学習をすると言われていて、残り2,000時間の学習時間が必要です。
2,000時間の英語学習時間を具体例で挙げてみましょう。
【1日1時間の英会話レッスンを365日続ける場合】
2,000(時間)÷365(日)=5.47
つまり、5年ほどの時間がかかります。
実際は1日も休まず英語学習を続けることは困難ですし、5年という長丁場では途中で挫折する可能性も高くなります。
ただし「2,000時間」はあくまで目安であり、個人差があることや、通常の学習スタイルで継続的に取り組んだ場合を前提としています。
自分に合った学習内容をスケジュール管理しながら継続すれば、2,000時間もかからずに短期間で目標達成できるでしょう。
初心者こそ基礎を構築すべき3つの理由
大人になってから英語を学び直そうとすると、「学生時代に基礎は学んだから、応用から始めればいい」と考える方も少なくありません。
しかし、学生時代に学んだ英語の基礎をしっかりと身につけている自信がある方はどれだけいるでしょうか。
「いつも同じような文法や言い回しばかり使ってしまう」「この文法の使い方が曖昧で合っているかわからない」という悩みを解決するには、きちんと基礎を固める必要があります。
ここでは、初心者こそ基礎を構築すべき3つの理由を紹介します。
年齢を重ねてからの英語は基礎にはじまり基礎に終わる
文法知識、単語知識、発音知識は英語の三大基礎であり、これらのスキルを鍛えていくことで、十分な英語力を得られます。
中学・高校で学んだ文法、発音、単語を使いこなせれば多くのシチュエーションでほとんど困ることはありません。実際ネイティブスピーカーが話す時でさえ、基礎的な3,000語が会話の9割を占めています。
英語の基礎がしっかりと定着していると、英会話力を伸ばすこともできます。しかし、間違ったままの英語が定着してしまうと、それを修正するには時間がかります。
特に年齢を重ねてからの英語学習は10代の頃のようなスピードでインプット学習をすることが難しくなっているので、効率的で実践的な学習方法を取り入れるべきで、それが基礎学習となります。
英語の基礎は筋トレと同じように、やれば必ず身に付く
英語の基礎は筋トレと同じで、やれば必ず自身の力になります。
筋トレ開始1日目。あなたは腕立て伏せ10回をこなすのも大変な状態でしょう。しかし、数週間後には腕立て伏せ10回を余裕でできるようになります。今度は回数を増やしたり、アレンジを加えはじめます。
こうして、筋トレ初日とは比べものにならないくらい、より多くのメニューをこなす事ができる身体になっていくのです。
英語の基礎も同じ。はじめは分からなかった表現でも、2回、3回と反復学習をしするうちに自然とわかるようになります。コツコツとやり続けていくことで、確実に英語の基礎力はあなたの頭に身につきます。
必要な基礎体力がつけば土壇場でも応用が利く
英語の基礎を身につけられると、いざという時にも対応できる力が身につきます。
会議やパーティーで自分が理解できない難しい表現があったとします。ここで、英語の基礎が身についていれば、前後の単語や文法から意味を推測することで内容を理解できます。
基礎が身についていない状態だと、勘に頼った回答や返答になってしまい、より深く理解することは困難でしょう。
【第二言語学習理論】英語学習の効果的な順序と手順
英語学習している人であれば、誰もが「1日でも早く学習効果を実感したい」と思うことでしょう。
第二言語学習理論とは、外国語を学習するための理論です。効率よく学習することで闇雲に英語学習をするよりも成果が現れ、比較的短期間で英語を習得することができます。
英語学習の正しい手順は以下の通りです。
- 目標を設定する
- 学習計画を立てる
- 継続して自学自習をする
この手順を飛ばしていきなり英語学習に取りかかっても、成果に期待はできません。ここからは、正しい英語学習の手順を愚弟的に解説していきます。
①効果的な英語学習:目標設定
英語学習のモチベーション維持のためにも目標設定は重要です。大切なことは「何年何月何日までにTOEIC900点をとる!」といった、明確な期間や数値を決めて目標を立てることです。
こうすることで、挫折しそうになった時も目標を見直すことで、モチベーションの維持に繋がります。
②効果的な英語学習:計画をたてる
目標設定の次は計画を立てましょう。どの時間帯に英語学習をして、どれだけの学習量をこなすかなど、具体的に細かく決めることが大切です。無理な計画をつくると継続して英語学習に取り組むことは難しいので、まずは生活リズムを見直すところからはじめましょう。
また1日の計画をスケジュール帳などに記入をし、成果を”見える化”すると良いでしょう。
③効果的な英語学習:PDCAを回す
目標と計画を立てたのなら後は実行するのみ。P(プラン)・D(ドゥー)・C(チェック)・A(アクト)の流れで、実践しながら改善点がないか見直しをしていきましょう。
もしかすると生活リズムに無駄があったり、学習負荷が強すぎて仕事に支障が出てくるかもしれません。大切なのはPDCAサイクルを回して、自分に合った学習方法やスケジュールを理解することです。
そうすることで、より効果のある英語学習ができるようになります。
効果的ではない英語学習【失敗パターン】
効果的な英語学習方法をお伝えしましたが、よくある英語学習の失敗パターンをここではご紹介します。
効果的じゃない英語学習①/闇雲に書店で教材を買い、闇雲に勉強をはじめた
「英語学習をするぞ!」と意気込み、書店やネットで教材を買おうとするものの、あまりの選択肢の多さにどれを選べば良いわからない。書店員のおすすめを聞いたり、レビューを見て選んだものの、思っていたような効果が得られない……。
初心者が一番陥りがちな英語学習の失敗パターンです。自分のレベルにあった教材や、正しい勉強法がわからず下調べに時間をかけすぎてしまい、気づいた時にはモチベーションは既になくなっています。
効果的じゃない英語学習②/格安英会話や格安留学で英語を趣味にしてしまう
格安英会話や留学で「勉強した気分」に陥ってしまう場合ががあります。英語力をあげることが目的だったはずが、いつの間にか英会話教室へ通うこと、留学へ行くこと自体が目的化してしまう状態です。
はじめた頃は一生懸命に英語学習をしていたものの、次第に学習量が減り、せっかくお金と時間をつぎ込んだが、目的を忘れてしまい期間が終了。外国人への恐怖心がなくなっただけで、英語力は向上しません。
効果的じゃない英語学習/少し話せるようになったけどキャリアに繋がらない
お金をかけて海外留学や英会話学校に通ってみたものの、海外旅行での会話は困らないレベル止まり。必要な文法知識・単語知識・発音知識が構築されておらず、仕事で使えるほどの英語レベルに達しないケースです。
転職や昇進などのキャリアに繋がらないので、自己投資としての英語学習は失敗です。
効果的な英語サービスを徹底比較
英語初心者で効果的な学習方法がわからない場合は、英語学習支援サービスを利用するのが一番の近道です。ここでは今話題の英語コーチングから格安オンライン英会話まで比較をしていきます。
英語力向上を求めるなら【英語コーチング】
専任のコーチが生徒の英語学習をサポートしてくれるサービスです。個人に合わせた学習カリキュラムを作成し、課題のチェックや進捗確認、学習相談まで手厚くサポート。
コーチはもちろん英語のプロ。「勉強しているのにTOEICスコアが上がらない」「ビジネス英語を短期間で身につける方法を知りたい」といった相談にも真剣に応えて、最短ルートで成果がでるよう適切な学習スタイルを指導してくれます。
英語コーチングサービスは、通学タイプの「オフライン型」とLINEやZoomなどで完結する「オンライン型」の2種類があります。オフラインは対面でトレーナーと話ができ、オフラインはインターネット環境さえあればどこからでもコーチングを受けることができます。
外国人とスピーキングしたいなら【英会話】
スピーキングを中心とした良質なアウトプット学習をしたい場合は英会話がおすすめです。「グループクラス」「マンツーマンクラス」「ネイティブ講師」「非ネイティブ講師」など、さまざまな選択肢の中から、予算と目的にあったクラスを選ぶことができます。
学習効果を最大化する場合は「マンツーマンクラス」×「ネイティブ講師」の組み合わせになりますが、この場合のレッスン費用は1コマ5,000円以上になることが難点です。
クラスを受講するだけでは必要な学習時間を確保できないので、宿題を出してもらうようにするなどのアレンジをお願いすると良いでしょう。
海外でしかできない経験をしたいなら【留学】
留学をするメリットは日本で生活するのに比べて、比較的簡単に英語環境に飛び込むことができる点です。英語を話す必要に駆られるので、嫌でも英語を離さないといけないシチュエーションになります。
また、海外生活ならではの文化に触れることで、価値観が広がり、新たな刺激を得ることができます。しかし学位などが取れる正規留学以外は、キャリアの評価対象にならない可能性があります。
数週間から1ヶ月程度の短期留学なら、連休と有給を組み合わせれば会社に所属しながらの龍岳が実現できますが、今後は中途半端な期間になってしまい成果に期待ができません。
転職などのタイミングを利用して、半年以上の期間が取れる場合は留学も選択肢に入るでしょう。
とにかく予算を抑えたいなら【オンライン英会話】
とにかく費用が安いオンライン英会話は初心者のアウトプット学習に最適です。
多くのオンライン英会話は、「マンツーマン」×「非ネイティブ講師」の組み合わせが多くなりますが、中級以下の場合はネイティブ講師にこだわる必要がありません。
オンライン英会話を受講するだけで英語力が向上する訳ではありませんが、自学自習や上記の学習支援サービスと組み合わせることで、効果的な英語学習が実現できます。
英語コーチングを効果的に受けられる人の特徴
英語コーチングを効果的に受けられる人の特徴について紹介しますので、以下に当てはまる方はぜひ英語コーチングをご検討ください。
- 英語学習を始めたい人
- 独学での英語学習に苦手意識がある人
- ビジネスで使える本格的な英語を学びたい人
英語初心者や学び直しの方にとって、自分のレベルや理解度をしっかりと把握して学習計画をカスタマイズする英語コーチングはぴったりな学習方法です。
過去に何度か独学で英語学習したけれど、その度に挫折してしまったという方も、専属のコーチが二人三脚でサポートしてくれる環境がおすすめです。
英語コーチングは1人1人の目標に合わせた最適な指導を行うため、ビジネスで使える英語をトレーニングしたいというご希望にも合わせられます。
イングリードの英語コーチングの効果
イングリードの英語コーチングは、1人1人の目標達成に必要なオーダーメイドの学習カリキュラムと、応用言語学に基づく効果的な学習方法で短期間での飛躍的な英語力向上が見込めます。
コーチのほとんどが海外での留学・就労経験があり実践的な英語スキルを持ち合わせているので、受講生の悩みや改善点を的確にアドバイスしたり最適なサポートを継続したりすることが可能です。
イングリードの英語コーチングの効果について、実際に受講された方の体験談より紹介します。
受講前に、セファールでB1レベルに到達することを目標に設定しました。1年間の受講を経て、現在はB1レベルに到達できています。正直に言うと、もう少し早い段階で目標達成できれば良かったのですが、個人差はありますし、VERSANTなどの数値で見ても着実にレベルが上がっているため、嬉しさを感じています。
成長実感としては、段々とインド人が話している英語が理解できると感じるようになりましたね。また、4〜5年ぶりぐらいに偶然インドで再会したイギリス人の同僚と以前より話せることが増えました。
R.Mさん(30代 男性 / 重機メーカー)
ある一定のタイミングで振り返ったとき、「すごくわかる様になったかもしれない」と思える瞬間が何度かありました。
例えば、仕事をしている中で英文をスムーズに読める様になったことや、教材が以前より取り組みやすくなった際に成長を実感しました。
以前は、海外のメンバーとミーティングする際は、半分くらいしか聞き取れていませんでしたが、最近では内容を殆ど理解出来る様になりました。また、ミーティング以外の1on1でも笑い話も出来る位リラックスして臨むことが出来ています。
Y.Kさん40代 女性 / 外資系人事
上記のクチコミのように、「短期間で英語力の向上を体感した」「着実に英語レベルが上達した」という効果を感じられた受講生の声が多く寄せられています。
まとめ:効果とコスパを追求すると【英語コーチング】がベスト?
ここまで「効果的な勉強法」「効果的ではない勉強法」「効果的な学習支援サービス」「効果的ではない学習支援サービス」を紹介していきました。
結論としては、英語初心者〜中級者(TOEIC 600以下)の人には、強く英語コーチングをおすすめします。その理由は以下の通りです。
- 第二言語学習理論に沿ったカリキュラムで無駄がない
- 自学自習の併走サービスで、モチベーションが下がらない
- コーチが目標達成までの予算と学習時間を知らせてくれる
- 通学の必要がないので時間がない社会人でも挑戦できる(オンラインの場合)
- 英語力アップ=自己投資。転職や昇進に繋がる可能性も
英語学習初期に英語コーチングを利用することで、効果的な自学自習の方法を習慣化できることが最大のメリットでしょう。
また、ある程度のレベルに達したら、オンライン英会話などを組み合わせることで、インプット学習とアウトプット学習を効果的に取り入れることができます。
学習スケジュールや進捗を管理してくれる英語コーチングを利用すれば、英語に挫折する可能性は限りなく低くなります。まずは無料体験やカウンセリングを受けるところからはじめてみましょう。