TOEIC 直前

TOEICの直前に取りくむべき対策や勉強法、受験の心構えについて徹底解説


TOEICをはじめて受験する、久しぶりにTOEICを受ける人にとって、TOEIC直前に何をすべきかは気になるところ。

TOEICが直前に迫っているからと焦って闇雲に勉強しても、かえって逆効果になりTOEICスコアアップに繋がらない可能性もあります。

この記事では「TOEICまで時間がないけど直前はどんな勉強をするべき?」「少しでもスコアを上げるためにTOEIC直前にできる対策は?」という疑問について徹底解説していきます。

TOEIC本番でベストが尽くせるように、TOEICが直前に近づいてきたらしっかりと準備をしていきましょう!

TOEIC試験の直前(3日前)から取り組むべき最後の追い込み

TOEIC 直前 3日前

試験直前といえば「徹夜で勉強!」というイメージを持っている人も多いかもしれませんが、残念ながら直前の追い込み学習はTOEICに通用しません。

TOEICは出題範囲が指定されているわけではないので、本番が直前に迫っている時期に詰め込みで勉強をしても、すぐスコアには反映されないのです。

TOEIC直前に意識すべきことは、あまり無理をしすぎずリラックスしてTOEIC本番に備えること。

TOEICが直前に迫ってきたらこれまで学習した内容の復習や、弱点の見直しに時間を使うことがポイントです。

直前対策①/新しい参考書や勉強法には手を出さない

TOEICが直前に近づいてきたら、新しい参考書や勉強法には手を出さないことが鉄則。

「少しでもスコアを上げるために新しい単語を覚えたい」という気持ちは分かりますが、TOEIC直前に新しい参考書に手を出してしまうと記憶の定着ができないままTOEIC本番を迎えてしまうため、かえって逆効果になってしまいます。

記憶は時間とともに忘れていくようになっているため、TOEIC直前はこれまで学習した内容の復習に時間をとることが必要です。

参考書の間違えた箇所を見直したり、すべて覚えきったはずのTOEICの単語帳を改めて見返してみましょう。何度も重ねて練習することで記憶が刷り込まれ、時間が経っても忘れにくくなります。

さらに意識したいのは記憶を思い出すためのスピード。単語を見て瞬時に意味がわかるように、TOEICの単語帳を何周もして英語の情報処理のスピードを上げることもTOEIC直前にすべき対策のひとつです。

直前対策②/本番同様の環境で模試を解く(マークシート・スピーカー)

TOEICはリスニングパート45分、リーディングパート75分の計120分の試験。2時間も集中力を保つのは簡単ではありません。

TOEIC試験中に集中力を切らさずに問題を解くためには、やはりTOEICへの慣れが大切です。そのために本番と同様に時間を測りながらTOEICの模試を解いてみましょう。

新しい問題を解くのはなかなか根気が必要になるので、過去問を使うことをおすすめします。

過去に解いたことのあるTOEICの模試や問題集を、時間を測りながら解いてみてください。

またリスニングパートは、スピーカーを使ってTOEIC本番と同じ環境下で解くことがポイント。

リーディングパートは、パート⑤を10分、パート⑥を10分、パート⑦を55分で解答するように時間配分してください。

解答する際は、マークシートを使うことも忘れずに。マークシートを塗りつぶす時間も積み重ねると案外時間をとられます。マークの時間も含めて解答時間を意識しましょう。

ここでは時間配分しながらTOIEC本番の形式に慣れることが目的なので、過去問を解いてみてどれだけ正解したかを気にする必要はありません。

TOEIC直前にこのようなちょっとした対策をしておくだけでも、落ち着いて本番を迎えることができるようになります。

直前対策③/苦手箇所のシャドーイングでリスニング対策

TOEICのリスニングパートは直前でも比較的スコアを伸ばしやすいパートです。反対に英語を聞かない期間が続くとすぐにリスニング力は低下してしまいます。

TOEIC直前は、これまでの復習もかねて苦手箇所のシャドーイングをしましょう。

シャドーイングとは、聞こえてくる音声に対し少し遅れて(1語程度)真似しながら発音していくことです。音だけを聞いて発音しますが、慣れないうちは参考書の原文を見ながら練習してみましょう。

シャドーイングは聞いた音をそのまま声に出すことが大切ですが、バスや電車に乗っているときなど声に出せない環境の場合は、頭のなかで聞いた音を再生するサイレントシャドーイングでもOK。

サイレントシャドーイングなら移動時間や待ち時間など周りに人がいる場所でも、苦手箇所の復習をすることができます。

またTOEIC直前にリスニングパートの復習をする場合、得点源となるpart③・④を中心に取り組みましょう。ここでどれだけ正解率をあげれるかがTOEICスコアアップの鍵を握っています。

直前対策④/私生活もできるだけ英語脳に切り替えておく

普段、日本で生活しているとなかなか英語に触れる機会は少ないはず。そのような状態からいきなり英語で情報処理をしようとしても、脳の立ち上がりには時間がかかってしまいます。

そこでTOEIC直前には日常的に英語に触れられる環境を作り、脳を英語モードに切り替えておきましょう。

スマホの言語表示を英語に設定したり、英語の音楽を聞いたり、日々の情報収集には英語のニュースサイトを使ってみたりと自分なりの英語環境を作ってみてください。

難しいことに挑戦する必要はないので、自分のレベルに合わせて生活の一部を英語に置き換えてみるイメージでやってみましょう。

直前でも間に合う! TOEICの解答対策4選

TOEIC 直前 対策

少しでもTOEICスコアを伸ばすために本番直前に対策すべきことは、TOEICの出題形式と解答テクニックを把握しておくこと。

TOEICスコアを伸ばすためには時間との勝負に勝つ必要があります。少しでも時間を有効活用できるようテクニックを身につけ、自分なりの対策を練ってからTOEIC本番に望むことが重要です。

ここではTOEIC直前にできる解答対策をそれぞれ紹介していきます。

直前対策①/マーキングは時間がある時に一気に終わらせる

TOEICで意外にも時間をとられているのが、マークシートに解答を塗りつぶす時間です。

時間を有効活用するために、マークシートはパートや設問ごとにまとめて塗るのがおすすめ。

ただし問題用紙に解答を書き込むことは禁止されているので、マークシートに目印となる点をつけながら進めて、時間ができた時に一気に塗りつぶしましょう。

まとめて塗りつぶすことで問題用紙とマークシートの行ったり来たりに使うエネルギーが最小で済み、集中力をキープすることができます。

このテクニックに加えて、マーキング専用の鉛筆やシャープペンシルを使うことでさらにマーキングの時間を短縮させることができるようになります。

TOEIC試験終了5分前になったら、塗り忘れがないかもしっかり確認しておきましょう。

直前対策②/ひっかけ問題を把握して準備しておく

TOEICのにはひねりを効かせた問題も出題されます。いわゆる引っ掛け問題です。

リスニングのパート②で例を挙げてみましょう。

直前対策【例1】
A:When does the bus leave?(そのバスはいつ出発しますか)
B:In thirty minutes.(30分後です)

これはストレートな問題です。「いつ」の疑問に対して、明確に時間を答えています。

直前対策【例2】
A:Where is out manager’s new office?(私たちの部長の新しい執務室はどこですか)
B:It hasn’t been assigened yet.(それはまだ割り当てられていません)

こちらは少しひねった問題。「どこ」という疑問詞に対して、場所の名前を答えていませんが会話としては成り立っているので正解です。

Whereだから場所の名前が来る、と思い込んでいるとこのような引っ掛け問題に手こずってしまいます。

ちなみにこの問題には、

B:No, just the main entrance.(いいえ、正面玄関だけです)

という選択肢が用意されています。

場所の名前が正解になると思いこんでいると、entranceという単語に引っ張られてしまい結果として不正解になることも。文章全体を落ち着いて聞くことが大切です。

このような出題内容のほかにも「似た発音の単語」や「話題と関連する単語」で受験者を惑わせてくることもあるため、ある程度は引っ掛け問題ができることも認識しておきましょう。

TOEICが直前に近づいてきたら、このように問題の傾向を掴んでおくことで、はじめてのTOEICでも落ち着いて受験することができるでしょう。

直前対策③/問題を解く順番を事前に決めておく

TOEICは時間との勝負なのでいちいち解く順番を考えている暇はありません。

もちろん順番に解いても良いのですが、TOEIC800点レベルまではおそらく最後の問題まで終わらず、残り10〜20問くらいを適当にマーキングすることがほとんどだと思います。

そのため解けるはずの問題も無駄に落としている可能性があるのです。

だからこそ自分の得意、不得意を考慮して解く順番を決めることでより効率的に解答を進めることができます。

パート⑦のトリプルパッセージから解いてみる、パート⑤を解いたらパート⑦を解いて時間があればパート⑥を解く、など予めルールを決めておきましょう。

直前対策④/わからない問題の対応方法を決めておく

TOEICで時間を消費してしまう原因のひとつに、考え込んでしまうことが挙げられます。

瞬間的には分からなかったけれど「もうちょっとで分かりそう」と感じて考え込んでしまうと、その積み重なりでどんどん時間は過ぎていきます。

特にリスニングパートでは、それが大きなリスクになります。

つい考え込んでしまうことで、問題の先読みができなかったり、次の問題の音声が流れ始めてしまったりして瞬時に解けるはずの問題を落としてしまう可能性があるからです。

リスニングの音声はパート①から④まで自動的に流れ、待ってはくれません。そのため分からない問題には見切りをつけて、次の問題に集中することが大切です。

「5秒考えても分からない問題は捨てる」というふうに自分の基準を作ってTOEIC本番に挑むことをおすすめします。

学習の成果を出し切る! 直前にやるべき心体の調整方法

TOEIC 直前 体調

何事も最高の結果を残すためには、体調管理が極めて重要。TOEIC直前は心と体のコンディションにも気を配りましょう。

直前対策①/TOEIC1週間前から規則正しい生活を送る

TOEICは計2時間で200問を解く必要があり、かなりの集中力が必要になります。

集中力を保つためにはエネルギーを使うので、TOEICの直前1週間は規則正しい生活を送り、日々の疲れからしっかりと体を休めておきましょう。

特に睡眠は十分に取っておくこと。TOEICが直前に迫っているからと夜遅くまで勉強し過ぎないように注意しましょう。

また、昼夜で寒暖差が激しい季節やインフルエンザが流行する季節は特に気をつけてください。

直前対策②/3日前からは生ものを食べるのを控える

体調管理を第一に考え、生ものの摂取はなるべく避けましょう。

ほかには辛いものや乳製品の摂取も最低限にすることをおすすめします。

TOEIC本番で体調を崩し「トイレに行きたくなったらどうしよう」「リスニング中に咳が出て周りに迷惑かけたくない」という不安は集中力を下げてしまいます。

できる限りのリスクを考えて直前に体調管理しておくことも、TOEICスコアを伸ばす秘訣です。

直前対策③/朝食はしっかり、昼食は軽めに取る

TOEIC公開テストは、昼の12時30分に受付が終了し、13時に試験が始まります。ちょうど昼食をとって眠たくなってしまう時間帯です。

昼食でお腹がいっぱいの状態では、消化にエネルギーが使われてしまい集中力も低下する可能性があるので、TOEIC当日は朝食をしっかり取って昼食は軽めに済ませるのが理想です。

朝は7時までには起きて朝食をしっかり取り、脳も目覚めさせておく。そして11時頃に軽めに昼食を取り、時間に余裕を持ってTOEICの受験会場に向かいましょう。

ちなみに、寝坊して朝食が遅くなりお腹が空いていないからと昼食を抜いてしまうと、TOEICが始まった頃にお腹が空いてしまうのでそれだけは避けましょう。

「朝食はしっかり、昼食は軽めに」を覚えておいてください。

直前対策④/カフェインの摂取を最低限にする

カフェインは目が冴えて集中力がアップするようなイメージがありますが、それは商品のイメージを刷り込まれているだけです。

カフェインは確かに脳を興奮状態にさせ眠気を覚ます効果がありますが、マイナスになった集中力を無理やりゼロの状態に戻しているだけであって、集中力が増強したわけではありません。

また日常的にカフェインを摂取しすぎると、脳を興奮状態にさせ良質な眠りを妨げてしまう可能性もあるため、TOEICの直前1週間からはカフェインの摂取を最低限にするよう意識してみてください。

さらに、カフェインには覚醒作用のほかに利尿作用もあります。

TOEIC本番直前にカフェインを摂取してしまうと、試験中にトイレに行きたくなってしまう可能性も。朝起きてコーヒーや紅茶を1杯飲んだら、その後はノンカフェインの飲み物で水分補給するようにしてください。

まとめ:TOEICは日々の積み重ねが結果に反映される

TOEIC 直前

TOEICが直前に迫ってきたら無理に新しい学習をはじめたりせず、復習と出題形式に慣れることに注力しましょう。そして、TOEICの直前1週間は体調管理も忘れずに。

TOEIC直前の対策について解説してきましたが、本質的に英語力を身につけTOEICスコアを伸ばすためにはやはり継続した学習が必要不可欠。

遅くとも3ヶ月前からはTOEICの目標スコアを設定し、そこから逆算して学習スケジュールをたてて勉強することが重要になってきます。

目標と計画を立ててしっかりと学習に励むこと、そしてTOEIC直前には体調を整えて万全の状態でTOEIC本番を迎えられるようにすることで、目標スコア到達への道が開けてくるはずです。


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