英語を独学で学ぶには、参考書よりもアプリの方が便利です。なぜならアプリだと、スマホとネットさえあれば使えますし、場所や時間を問わずに使えるからです。また、参考書にはない、アプリならではの便利な機能もたくさんあります。
しかし英語学習アプリは多すぎて、どれを使えば良いのか分かりません。そこで本記事では、おすすめの英語学習アプリ22選を紹介します。
22選をアプリのタイプ別に分けてまとめているので、きっとあなたにぴったりの英語学習アプリが見つかります。
Contents
英語学習アプリは、大きく3つの種類に分けることができます。自分にどの種類のアプリが必要なのか、考えながら英語学習アプリを選びましょう。
まずは単語学習ができるアプリです。単語学習アプリでは、単語帳と同じように単語学習ができます。また、それだけではなく単語の例文を読み上げる機能や、間違えた単語をチェックできる機能、あとで間違えた単語だけを復習できる便利な機能がついているアプリが多いです。
4択から正解を選ぶ問題や、スペルを入力する問題などの問題形式があります。単語問題は1問あたり5秒もあれば解けるので、1分単位のちょっとしたスキマ時間での英語学習におすすめです。
また、寝る前にスマホを見る方は多いと思います。実は単語のような暗記系は寝る直前に学ぶのが効率的です。
なぜなら人の記憶は寝ている間に定着するのですが、寝る直前に入れた記憶の方が優先的に定着させられるからです。英単語アプリをインストールしておいて、寝る前10分などで英単語学習をするのもおすすめです。
文法学習アプリでは、文法問題を解くことができます。しかし文法に関する解説は簡素なものが多いです。よって、文法に関する知識をある程度インプットした状態で、文法アプリを使って学習する方法が効果的です。
また文法アプリは、単元ごとに問題が分類されている場合がほとんどです。全ての単元の問題を解く必要はありません。自分が苦手な単元だけをピックアップして問題を解くことで、より効率的な文法学習が可能になります。
英文法は、中学高校で習う英文法さえ理解していれば、それだけでスムーズに英会話ができるレベルに達します。英単語のように延々と新しいものを学習し続ける必要はありません。ただし丸暗記はできず、しっかりと構造を理解しなければなりません。先に文法の課題をクリアにしておくと、英語学習がスムーズに進みます。
リスニングアプリには、試験形式で問題に答えるアプリと、ニュースや演説などの生の英語を聴けるアプリがあります。
TOEICや英検などの試験対策にリスニングアプリを利用する場合には、前者の「試験形式で問題に答えるアプリ」を使いましょう。一方で日常英会話やビジネス英会話など、英会話を学びたいという場合には、後者の「ニュースや演説などの生の英語を聴けるアプリ」を使いましょう。
またリスニングアプリでは、ただ問題に答えたり音声を聞いたりするだけでなく、学び方を工夫することで、より効率的に英語を学ぶことができます。
例えばシャドーイングです。リスニングアプリを使ってシャドーイングを行うことで、リスニング力が上がるだけでなく、ネイティブのスピード感に慣れたり、発音を身につけることができます。
アプリを使ったシャドーイングに興味がある方は、以下の記事をご覧ください。
また、英語コーチングスクール「イングリード」では、通常のシャドーイングよりも効率的な、5ステップシャドーイングを推奨しています。
アプリで英語を学習するメリットとデメリットをまとめました。
アプリで英語を学習するメリットは以下の3つです。
アプリを使えば、好きな時に好きな場所で英語を学習できます。まずアプリは、スマホとネット環境さえあれば、どこにいても使えます。今やスマホを持ち歩かない日はないので、電車の中や病院の待合室など、好きな場所でアプリを使って英語学習ができます。
また、英語学習アプリでの英語学習は、1〜3分程度のちょっとした時間でできるものが多いです。まとまって数時間確保する必要はありません。寝る前の時間、5分だけ空き時間がある時など、好きな時間にアプリを使って英語学習ができます。
このようにアプリを使えば、好きな時に好きな場所で英語学習ができます。仕事や学校が終わって、寝るまでの間にまとまった学習時間を確保することは、大変です。疲労から途中で挫折してしまう方も多いです。しかしアプリを使って、1日の中で少しずつ小分けに英語学習をすることで、仕事や学校から帰宅した時点ですでに1時間程度の英語学習を終えている状態を作ることも可能です。日常に潜む無駄な時間を英語学習に充てることで、日常生活と英語学習の両立ができます。
アプリには、無料で学べるものも多いです。本記事で紹介する「おすすめ英語学習アプリ22選」の多くは、完全無料もしくは一部無料で使えます。
アプリ以外での英語学習では、多かれ少なかれ費用がかかるのが一般的です。参考書も英会話教室も費用がかかりますよね。そして費用が英語学習の足かせになってしまうことがあります。
しかし英語学習アプリには、無料のものが多いので、アプリをインストールできる端末さえあれば、誰でも英語学習ができます。無料なのでいくつものアプリを試して自分にぴったりのアプリを見つけ出すこともできます。
「無料ということは、それなりの質のアプリしかないのでは?」と考える方がいるかもしれません。アプリは誰もが自由に作成して公開できるので、確かに中には質の悪いアプリも存在します。しかし本記事で紹介するアプリは、どれも高評価を得ていて質が高いものばかりですので、安心してください。
英語学習アプリでは、どんなジャンルでも学習できます。資格試験対策をすることも、英会話学習をすることも可能です。実際に本記事でも以下のことが学べるアプリを紹介しています。
自分が英語の何を学びたいのかを事前に考えて、アプリを探すことで、あなたにぴったりのアプリを見つけることができます。
アプリで英語を学習するデメリットは以下の2つです。
「アプリで英語学習をするメリット」でも少し触れたように、英語学習アプリには、質が高いアプリから質が低いアプリまで様々です。質が低いアプリで英語学習をしてしまうと、なかなか英語が伸びずに、ただ時間を無駄にしてしまいます。
英語学習アプリは無料のものが多いので、とにかく気になったアプリは試してみて、少しでも向いていないと思ったらアンインストールするか、事前に本記事のようなところで、どのアプリが良いのか見当をつけることが大切です。
アプリで英語学習をする際は、常にSNSをはじめとする他のアプリの誘惑に晒されます。特にSNSは、ついつい気になって「少しだけ」と見てしまったが最後、10分20分と時間を取られてしまうこともあります。普段からSNSをよく見る方は、英語学習の時間には一切他のアプリを見ないと決め事をしておくのも良いでしょう。
また、1日のうち何時間もSNSを見ているという方は、SNSのなかで英語学習ができるような環境を作るのがおすすめです。具体的には、InstagramやTwitterもしくはYouTubeなどで、英語学習について発信しているアカウントやチャンネルをフォローしましょう。そうすることで、SNSを開くたびに英語学習ができます。
各SNSで英語学習をするのにおすすめのアカウントやチャンネルは、以下の記事で紹介しています。
英語学習アプリを選ぶ際には、以下の3点に気をつけましょう。
英語学習アプリを選ぶ時は、自分の学習目的にあったものを選びましょう。英語学習といっても目的は人によって様々です。TOEIC対策をしたい人もいれば、英会話学習をしたい人、英語の映画ニュースを字幕なしで聞き取れるようになりたい人など様々です。
TOEIC対策をしたい人がTEDなどの英語の演説が聴けるアプリで英語を学習するのは非効率です。全く効果がないとは言いませんが、TOEIC対策用のアプリで学習した方が効率的ですよね。
「英語を学習したい」ではなく「英語の何を学習したいのか」まで考えて、その目的に適したアプリを選ぶようにしましょう。本記事でも、目的別に分けてアプリを紹介しています。
英語学習アプリを選ぶ時は、自分のレベルにあったアプリを選びましょう。英語を上達させるためには、本人のレベルによって学ぶ内容を変えなければなりません。例えば、英語初心者がいきなり、長文読解の勉強をしても意味がありません。もちろん長文を読めるはずはありませんし、自信ややる気を喪失して、挫折してしまうでしょう。英語初心者であれば、基礎である単語や文法の学習から始めるべきです。
このように自分にあった英語学習アプリを選ぶことで、効率的に英語学習ができます。幸い英語学習アプリは種類が豊富です。初心者向けのものから上級者向けのものまでたくさんのアプリがリリースされています。本記事で紹介するアプリも、難易度について記載しているので、アプリを選ぶ際の参考にしてみてください。
英語学習アプリを選ぶ時は、できるだけ機能が豊富なものを選びましょう。アプリには様々な便利機能がついています。例えば以下のような機能です。
こういった機能が備わっているアプリを使って英語学習をすることで、より効果的な英語学習ができます。アプリを使わずに、参考書で英語学習をする際は、上記で挙げたような便利な機能はもちろんありません。
自分の発音を聞きたいのであれば、自分で音声を録音しなければなりません。また、間違えた単語は自分で単語帳に付箋を貼るなどしてチェックしなければなりません。
しかしアプリによっては、こういった作業を自動で行ってくれます。よって、より英語学習に集中できます。せっかくアプリで英語学習をするのなら、こういった便利機能が備わったアプリを使いましょう。
おすすめ英語学習アプリ22選を紹介します。
ビジネス英会話を学べるアプリは、以下の通りです。
『ビジネス英会話』は、その名の通り、ビジネス英会話について学習できるアプリです。会議・電話・出張など様々なシーンで使うビジネス英語を学べます。フレーズは全部で930収録されています。聞き流し機能を使うことで、スキマ時間の英語学習も可能です。
また音声吹き込みもできるので、実際に発音してみて、より実践的な学習もできます。
料金:無料
公式サイト:なし
app store / google play
日常英会話を学べるアプリを2つ紹介します。
『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』は、70万部以上売れた大人気英語学習教材の公式アプリ版です。瞬間英作文を学ぶことで、自然と英語が出てくるようになります。知っている単語を、使える単語に移行します。英会話学習をしたい方におすすめです。
中学生レベルの英語を使った瞬間英作文も多数収録されています。実は日常英会話のために難しい単語をあえて学ぶ必要はなく、すでに知っている単語や中学高校で習う単語だけで十分英会話はできます。
自動再生モードやシャッフルモードを使えば、ながら勉強やスキマ時間での学習も可能です。声に出さずに英作文をするだけでも効果はありますが、できれば作文すると同時に声も出したいので、電車の中よりは声が出せる環境での使用をおすすめします。
『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』については、以下の記事でも詳しく解説しています。
料金:1,200円
公式サイト:なし
app store / google play
『Real英会話』は、リスニング・スピーキング・ディクテーションの学習ができるアプリです。細かくレベル分けされているので、英語初心者から上級者まで英語を学習することができます。音声を吹き込むことで、発音が正しいかどうかも判定してくれます。
料金は990円で買い切り型です。ネイティブが日常英会話で使うような表現が数多く収録されています。またわからない表現はアプリ内でテリー先生に質問することができます。この質問機能は、他の英語学習アプリでは、なかなかありません。
音楽のように聞き流せる機能も搭載されているので、通勤などのスキマ時間を活用した学習にもおすすめです。
料金:990円
公式サイト:https://realeikaiwa.ltbox.co.jp/
app store / google play(未対応)
英単語を学べるアプリを4つ紹介します。
『キクタン』は、英単語帳としても有名です。多くの学校で、学校指定の単語帳として取り入れられています。本アプリでは、英単語帳のキクタンをそのままアプリで使用することができます。
キクタンには、TOEIC◯点向け、英検◯級向けなど様々な種類があります。その中でも今回紹介する『キクタン』のアプリは、”All-in-One”というもので、TOEIC600点・TOEIC800点・TOEIC990点を目指す方向けの合計3冊の合本版です。
TOEIC学習をしたいという方には、ぴったりです。このアプリをインストールしておけば、TOEIC単語に関しては初心者レベルから上級者レベルまで安心です。
1日16単語ずつ学習すれば、10週間で1冊を1周できる作りになっています。また書籍にはない機能も豊富で、以下のような機能が搭載されています。
また単語は必修順に並べられているので、試験に出やすく点数に直結しやすいものから学習できます。
『キクタン』については、以下の記事でも詳しく解説しています。
料金:1,840円
公式サイト:https://www.alc.co.jp/app/
app store / google play
『究極英単語』は、TOEIC・日常英会話・ビジネス英会話など幅広い英単語を学べる英単語学習アプリです。忘却曲線理論に基づいて作られたアプリで、「いかに一度インプットした記憶を忘れないか」ということに拘ったアプリ設計になっています。
他の英単語アプリとは異なり、単語にイメージ画像がついています。イメージ画像があることで、単語と画像イメージを関連づけて単語学習ができます。単語を覚えることが苦手な方や英語学習初心者の方におすすめです。画像は自分で追加することもできるので、自分だけの単語学習アプリを作ることができます。
問題形式も、スペル問題や4択問題など豊富なので、学習者を飽きさせません。また単元ごとに、正答率を把握できるので、自分の苦手単元を把握するのにも最適です。
料金:無料(アプリ内課金あり)
公式サイト:http://www.easyrote.jp/
app store / google play
『mikan』は、TOEIC・TOEFL・英検などの資格試験や日常英会話に関する英単語が学べる、英単語学習アプリです。英単語学習アプリの中でも1位2位を争うほどの人気です。資格試験のみならず、中学生・高校生・社会人とさらに細かくレベル分けされています。
『mikan』では、正しい単語の意味を4択の中から選びます。間違えた単語は後でまとめて復習できます。また、間違いやすい単語の傾向を把握して、自動で苦手な単語のリストを作ってくれるので、効率的な英語学習が可能です。
音声読み上げ機能、日々の学習量を管理する機能など、豊富な機能がついています。英単語学習にはもってこいのアプリです。ここまで機能が充実していて無料で使用できる英単語学習アプリはなかなかありません。
料金:無料(アプリ内課金あり)
公式サイト:https://mikan.link/
app store / google play
『金のフレーズ2』は、TOEIC600点以上の方が対象の、TOEIC頻出単語学習アプリです。Amazonでもベストセラーになり、TOEIC参考書の中でも不動の人気を誇る「TOEIC® L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ」のアプリ版です。
TOEIC頻出単語が1,000フレーズ収録されています。1,000フレーズ全てに例文と音声データが収録されています。通常の単語帳のように使うこともできますし、例文のみを聞き流すこともできます。例文の聞き流しは、スキマ時間を使った英語学習におすすめです。
『金のフレーズ2』は他のアプリと異なり、ネット環境がなくても全ての機能が利用できます。よって飛行機内や通信速度制限状態での使用でも、全く不便なく英語学習ができます。
料金:610円
公式サイト:https://www.monokakido.jp/ja/old_product/learning/expressgp2/
app store / google play(未対応)
TOEIC対策ができるアプリを4つ紹介します。
『トレーニング TOEIC®test』は、無料でTOEICをパート1〜7まで満遍なく学べるアプリです。TOEICリスニング対策問題を500問、TOEICリーディング対策問題を383問収録しているので、全問解くとTOEICの実践問題4回分以上の問題が無料で解けます。
また883問全ての問題に解説が付いているので、解きっぱなしにならずに済みます。TOEIC公式がリリースしているアプリではありませんが、TOEIC公式テストの出題傾向を分析し、本番と違いが分からないレベルの問題を解くことができます。
またTOEIC頻出単語対策も可能です。TOEICスコア400〜800点レベルに必要な単語を4択クイズで学べます。TOEIC全パートをアプリだけで学べるアプリは多くはありません。また『トレーニング TOEIC®test』は完全無料で利用できるので、TOEIC学習者はぜひインストールしておきたいアプリです。
料金:無料
公式サイト:なし
app store / google play
『LissN』は、日本経済新聞の英字版を使用して英語学習ができるアプリです。日経新聞の記事が1日5本、アップされます。記事には日本語訳や音声もついているので、リスニングやシャドーイング学習に最適です。
日経新聞自体が経済やビジネスに関する内容をメインで扱っているということもあり、TOEICのリスニング対策にも活用できます。ただし、扱っている内容が難しいので、TOEIC初心者にはおすすめできません。TOEIC700〜の方におすすめのアプリです。
記事は1本あたり2,000ワード程度です。音声を聞けばリスニング対策ができますが、音声を聞かずに記事を読んで学習をすればTOEICパート7対策にもなります。ニュース記事を読んで教養を身につけたり情勢について学んだりしつつ、TOEIC対策もできるアプリです。
料金:月額600円〜
公式サイト:https://school.nikkei.co.jp/special/lissn/
app store / google play(未対応)
『iKnow』は、オンライン英会話で有名なDMMが運営する英語学習アプリです。主にTOEIC対策やビジネス英会話学習ができます。単語・文法・リスニングなど、英語習得に必要なスキルを一通り学習できます。リスニングでは、シャドーイングを行うことも可能です。
1・2分から学習できるような作りになっているので、スキマ時間での学習にもおすすめです。また学習記録はクラウド上に保管されているので、他の端末からアクセスしても、あなたの学習記録に基づいた学習ができます。
ただし、無料では使用できないのが難点です。
料金:月額制
公式サイト:https://iknow.jp/
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『English Upgrader』は、TOEIC公式が運営する唯一のアプリです。TOEIC対策ができるアプリはたくさんありますが、公式が運営するのは『English Upgrader』だけです。完全無料でTOEIC対策ができます。
公式が運営しているということもあり、問題も最もTOEIC本番に近いです。『English Upgrader』には、「同僚からの留守電を聞く」「クライアントへのプレゼン」など、全63のエピソードが収録されています。それぞれのエピソードで、リスニングをして出題される問題に答えます。TOEICパート3・4のような問題形式です。
また間違えた問題に登場したフレーズは、自動でまとめられるので、あとで自分が間違った表現のみをまとめてチェックできます。各フレーズには例文もついています。
『English Upgrader』にはリスニングモードとクイズモードがあり、リスニングモードを選択すれば、クイズは出題されず音声を聞き流すことができます。家事やランニングをしながらの「ながら学習」にもおすすめです。
料金:無料
公式サイト:https://www.iibc-global.org/toeic/support/englishupgrader.html
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ニュースやプレゼンで英語を学べるアプリを4つ紹介します。
『バイリンガルニュース』は、人気Podcast番組の公式アプリです。Podcast番組での内容が文字起こしされています。番組だと聞き取れなかった単語を再確認するのに手間がかかりますが、文字起こしされたアプリなら立ち止まって確認できるので、便利です。
『バイリンガルニュース』では、世界中のおもしろニュースに関して、マイケルとマミが台本なしの一発本番でトークしています。ニュース番組を英語で見れるアプリは本記事でもいくつか紹介しています。しかし『バイリンガルニュース』はエンタメ系のニュースに特化しているので、堅苦しいニュースではなく、楽しいニュースで英語を学びたいという方にはおすすめです。
わからない単語は辞書機能を使って検索できます。またメモ機能もあるので、自分だけの英語学習アプリを作れます。
エピソード1〜3までは無料で、全ての機能を使うには、月額240円が必要です。
料金:一部無料(月額240円)
公式サイト:https://bilingualnews.libsyn.com/
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『NHK WORLD TV』は、NHKが海外向けに配信しているニュースアプリです。日本に関するニュースを、全て英語で放送しています。またニュース以外にも、日本の文化やエンタメ系の情報についても配信しています。
24時間ライブ配信されていますし、アーカイブで過去の放送もチェックすることができます。特に日本の文化やエンタメ系の情報に関する配信では、我々日本人であれば馴染みがあるようなことを、英語で配信しています。
すでに知っていることを英語で聞くと、例え英語が聞き取れなくても「多分こう言っているのかな?」と見当をつけることができます。英語初心者の方でニュースやプレゼンなどを聴きながら英語学習をしたい方は、まずは日本人に馴染みのある『NHK WORLD TV』で英語学習をするのがおすすめです。
ニュースは映像付きですが、音声だけを聞くこともできます。通勤時間などのスキマ時間をうまく使いましょう。英語学習をしつつ、教養も身につきますよ。
料金:無料
公式サイト:https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/ja/tv/
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『POLYGLOTS』は、全ての英語学習を一つのアプリだけで完結できる英語学習アプリです。具体的には、以下の学習を『POLYGLOTS』だけで行うことができます。
基本的には、長文のニュースを読みながら学習を行います。ニュースに登場する単語を学んだり、ニュースの音声をリスニングしたりすることで、英語学習全般を学習できます。ワンタップ辞書や音声読み上げ機能などの便利機能も豊富です。AIによって、あなたに最適なニュースを選んでくれます。
無料でも使うことができますが、月額制に登録することで、より多くの機能を使えるようになります。
料金:無料(月額制あり)
公式サイト:https://www.polyglots.net/
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『TED』は、世界中の著名人による、講演やプレゼンを配信している非営利団体です。『TED』のアプリを使用すれば、無料で世界中の著名人の講演やプレゼンを視聴できます。これまでの3000以上のトークに無料でアクセス可能です。講演やプレゼンは全て英語で行われるので、英語学習に役立ちます。特にリスニング学習に役立ちます。
しかし専門的な用語が数多く使用されるので、難易度は高く、英語上級者向けです。『TED』では、映像に字幕をつけられます。英語のみ・日本語のみ・英語と日本語両方など、自由に組み合わせて字幕を表示できます。
単純に教養としても面白いですし、シャドーイングやディクテーションに活用するなどさまざまな使い方ができます。
料金:無料
公式サイト:https://www.ted.com/talks?language=ja
app store / google play
リスニングを学べるアプリを2つ紹介します。
『ディクトレ』は、ディクテーションに特化した英語リスニングアプリです。リスニングに特化したアプリはあれど、ディクテーションに特化したアプリはなかなかありません。
通常ディクテーションは、聞こえた音声を紙に文字で書き起こします。しかし『ディクトレ』では、聞こえた音声をわざわざ紙に文字として書き起こす必要はありません。アプリ自体にタイピングして、ディクテーションを行います。
紙に直接書き込む必要がないので、電車の中など、紙とペンを使えない場所でもディクテーションができます。
ディクテーションというと、英語初心者には難しい勉強方法というイメージがあるかもしれません。しかし『ディクトレ』では短い文章を多く取り入れているので、英語初心者にもおすすめです。
『ディクトレ』については、以下の記事でも詳しく解説しています。
料金:無料
公式サイト:https://english-listening-center.com/app/
app store / google play
『英会語リスニング』は、旅行・留学・仕事に役立つ英会話を1,460シーン学べる英会話学習アプリです。長い文章はなく、短い会話をサクッと学べるのが特徴です。1フレーズずつ、日常英会話で役立つ表現を学べるので、英語初心者の方におすすめのアプリです。
1,460全てのフレーズに、ネイティブの音声と英語学習に役立つ豆知識がついています。学校・スポーツなど、シーンごとに分けられているので、自分に必要なシーンの英会話だけをかいつまんで学びましょう。また各シーンをどのくらい学習したのかも一眼でチェックすることができます。
料金:無料
公式サイト:なし
app store / google play
英文法を学べるアプリを2つ紹介します。
『早打ち英文法』は、ゲーム感覚で英文法について学べるアプリです。英文法は、中学〜高校まで、単元ごとに分けられています。単元を選ぶと問題がスタートし、出現したフレーズを文法的に正しい語順に並び替えます。単語は風船のようになっており、その風船をタップして撃ち落とすことで、単語を選択できるようになっています。
5問1セットなので、1分でもスキマ時間があれば、英文法学習ができます。
そもそも英文法に特化した英語学習アプリは珍しいです。また『早打ち英文法』は、単元ごとに英文法を学べるので、自分がわからない文法単元だけをピンポイントで学習できます。英文法が苦手な方はもちろん、英語学習を数年ぶりに始める方が、中学高校の英文法を総復習するのにもおすすめです。
問題形式は、整序英作・空所補充・スペル入力の3パターンから選べます。全1500問を収録していますが、完全無料で英語を学べます。
料金:無料
公式サイト:なし
app store / google play
『LearnEnglish英文法』は、英文法について学習できるアプリです。初級から上級まで幅広く英文法を学習できます。過去形・付加疑問文・前置詞など、全25項目の練習問題を1000問以上収録しています。
日本のみならず、世界中の英語学習者の間で使われているアプリで、世界44ヵ国でiTunes教育カテゴリーランキングでトップ10入りを果たしました。以前は有料でしたが、現在では完全無料で学べるようになっています。
また本アプリで学べる英語はアメリカ英語です。アプリによってはアメリカ英語もイギリス英語もオーストラリア英語もごちゃ混ぜで問題を収録しているものもあります。しかしこのアプリでは最も学習者が多いアメリカ英語に関して学べます。また、イギリス英語を学べるアプリも同時にリリースされています。
料金:無料
公式サイト:なし
app store / google play
ゲーム感覚で英語を学べるアプリは以下の通りです。
『英語物語』は、RPG形式でストーリーを進めながら英語を学べるアプリです。敵と戦闘を行ったり、パーティをカスタマイズしたり、本当にゲームを遊んでいるような感覚で英語を学ぶことができます。ストーリー性も高いので、純粋にゲームとして楽しいです。
戦闘では、英語の問題に答えることで、敵にダメージを与えることができます。問題は4択問題です。どのジャンルの問題を解くかは、以下のような選択肢の中から自ら選択することができます。
ただ楽しく遊ぶだけではなく、ステージクリア後のオート復習機能や単語読み上げ機能などがついているので、効率的に英語学習ができます。通勤通学時などに、少しずつストーリーを進めていくのが楽しいですよ。
料金:無料(アプリ内課金あり)
公式サイト:https://eigomonogatari.com/
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英語初心者におすすめのアプリは以下の2つです。
『duoLingo』は、世界中で1億2000万人以上が利用する、世界的にも有名な英語学習アプリです。リスニング・リーディング・スピーキングと、英語に関することは一通り、『duoLingo』だけで学ぶことができます。
ゲーム要素満載のレッスンで、楽しく英語学習ができます。世界中の学校でも導入されています。英語の基礎の基礎から学べるので、英語初心者の方にもおすすめです。
『duoLingo』は他の英語学習アプリと比べても、ゲーム性が強いです。ゲームが好き、ゲームを一度始めるとなかなかやめられない、という方が一度『duoLingo』にはまると、急激に英語力を伸ばすことができます。
また完全無料で使用できるのも、大きな特徴です。月額メンバーシップに登録することで、広告を非表示にできます。
料金:無料(月額制あり)
公式サイト:https://ja.duolingo.com/
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『abceed』は、人気の英語教材207タイトルが収録されたアプリです。人気の英語学習教材を、一つのアプリに集約して便利に学習したいという方にはおすすめです。
AIが20,000問を超える問題からあなたに最適なものを判断して自動で出題してくれる機能もあります。この機能では、現在のレベルに合った問題、復習の必要な問題の2種類から出題形式を選択できます。
この両方の形式を繰り返し解くことで、新しい知識をインプットしながら、忘れそうな知識を復習することができます。
また100万人を超える学習データに基づいて、TOEICスコアの予測値を産出してくれるので、TOEIC受験者にもおすすめです。ただし、無料で利用できるのはリスニングと自動採点機能だけなので、本格的に『abceed』を利用するのなら月額会員になる必要があります。
料金:無料(月額制あり)
公式サイト:https://www.abceed.com/
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英語学習におすすめのアプリ22選を紹介しました。アプリを使えば、ほとんど費用をかけずに英語学習ができます。英語学習アプリは、スマホとネット環境さえあれば、いつでもどこでも英語学習ができます。このメリットを活かして、スキマ時間を使って毎日継続的に英語を学べば、英語力は必ず上がります。
しかしアプリでの英語学習には一点だけ欠点があります。それは、いつでもどこでも自由に学習できる反面、学習をサボるのも自由だという点です。英語を習得するには、どうしても長い時間をかけなければなりません。FSIによると、日本人が英語を習得するには最低でも2,200時間は必要だと言われています。
それだけの学習時間を確保するためには、英語学習に対する強い熱意を持つか、英語学習を習慣化しなければなりません。それに加えて英語学習を最大限に効率化して、できるだけ短い時間で英語を習得できるようにしなければなりません。
これら全てを、自分一人の完全独学でやりきるのは至難の技です。難関大に独学で合格した経験や、難関資格を独学で取得した経験がある方は、問題ありません。なぜならどのように学習すれば良いのか、どのようにモチベーションを保てば良いのかを知っているからです。
しかしそうでない方にとっては、独学での英語習得は簡単なことではありません。そこでおすすめなのが英語コーチングです。
英語コーチングとは、英語のプロであるコーチがあなたの英語学習をサポートするサービスです。特に英会話レッスンのみならず、自宅学習をサポートするのが特徴です。
具体的には、以下のようなことを行います。
英会話スクールに通っても、頑張るのはスクールでのレッスンだけで、自宅学習をサボってしまっては英語は上達しません。それと同じように、いくら英語学習アプリをインストールしても、それを使って毎日継続的に英語学習ができなければ意味がありません。
しかし、自分の意思だけで自宅学習を毎日継続するのは簡単なことではありません。英語コーチングを受講することで、一番大きな課題である自宅学習を、コーチと二人三脚で達成できます。
英語コーチングは、決して楽ではありません。しかし本気で英語を習得したいという方には、おすすめのサービスです。
英語コーチングスクール「イングリード」では、幅広い英語学習のニーズに対応しており、日常英会話・ビジネス英会話・TOEIC対策を英語(TOEIC)コーチングで学べます。
イングリードは、完全オンラインの英語コーチングスクールです。完全オンラインで英会話レッスンから英語コーチングまで受けられます。通学の手間が一切かからず、本来通学にかかるはずだった時間も英語学習や何か別のことに充てることができます。
英語コーチングスクールによっては、英語コーチングのみを行い、英会話レッスンは行わないところもあります。しかしその場合、自宅学習でインプットはできてもそれをアウトプットする場所がない、もしくは自力でアウトプットの場を確保する必要があります。
しかしイングリードでは、月8回の英会話レッスンがカリキュラムに組み込まれているので、アウトプットの機会も十分確保できます。
そこで気になるのがイングリードの受講料や受講期間ではないでしょうか。
イングリードでは、英語コーチングスクールでは破格の月額125,000円(税込137,500円)で英語コーチングのサービスを受けられます。具体的には、以下のサービスが含まれています。
またイングリードのカリキュラムは1ヶ月単位です。数ヶ月や半年のカリキュラムはなく、1ヶ月単位で継続するかどうかを決められます。英語コーチングスクールの多くは数ヶ月から1年程度のカリキュラムを設定しており、受講料も50万〜100万円近くかかってしまいます。
しかしイングリードでは、月額125,000円(税込137,500円)で1ヶ月単位で受講の継続を決められます。途中で英語が上達したと感じたり、自分には向いていないと思ったら解約や休会をすることができますし、もっとイングリードで学びたいと感じた方は、そのまま継続することができます。
イングリードは無料カウンセリングを行っています。もちろんオンラインから一切手間をかけずに参加できます。「英語コーチングも良いかも」「イングリードについて詳しく知りたい」という方は、無料カウンセリングに参加してみましょう。15分程度の英語力診断も無料で行うので、自分の英語力を把握するのにもぴったりです。
おすすめの英語学習アプリ22選を紹介しました。気になるアプリが見つかったのではないでしょうか。気になるアプリが無料アプリなら、まずはインストールして実際に使ってみましょう。
ただし気になるアプリをインストールしただけで満足してはいけません。大切なのは、アプリをうまく活用して、いかに英語を習得するかです。アプリを使えば、本来学習時間に充てることができなかった時間も、学習時間に充てられます。通勤時間などのスキマ時間をうまく使って、学習時間を確保しましょう。