2ヶ月からでも申し込みが可能! 短期の英語コーチングに期待できること・できないこと
近年、外資系企業や海外駐在を目指すビジネスマンから注目を集めている「英語コーチング」。効率的な学習カリキュラムで、仕事をしながらにも関わらず、短期間で成果がでるということから人気が急上昇しています。
しかし、多くの英語コーチングは2ヶ月や3ヶ月という期間固定型が多いうえに、料金が高額なため、なかなかサービス利用に踏み出せない人も多いでしょう。
そこで今回は2ヶ月から申し込みができる英語コーチングの紹介と、2ヶ月の受講で「期待できること」「期待できないこと」について解説をしていきます。
結論、目的が明確なら2ヶ月でも効果は出ます!
Contents
英語コーチングは2ヶ月からでも申し込みができる?
多くの英語コーチングは、3ヶ月や半年という期間固定型を採用しています。まずは、ウェブサイトで2ヶ月から申し込みができる英語コーチングを探してみましょう。
2ヶ月からの申し込みができる英語コーチングを利用する人は、「英語コーチングが自分に合うかわからない」と心配していることがあります。
そういった悩みを抱えている場合、お試しで2ヶ月間の受講をしてみて、それから延長するかどうかを決めれば良いでしょう。
2ヶ月の申し込みで気を付けるべきポイント
2ヶ月や短期の英語コーチングを利用するうえで、気をつけたいポイントがいくつかあります。
入会金/2ヶ月の申し込みで気をつけたいポイント①
英語コーチングの入会金が発生する場合、2ヶ月で受講をやめても長期で利用しても入会金の金額が変わらないので損をします。できる限り入学金が安い、または無料の英語コーチングを選びましょう。
解約金/2ヶ月の申し込みで気をつけたいポイント②
2ヶ月で解約をすると解約金や違約金が発生する場合があります。契約書をよく確認しておきましょう。
教材費/2ヶ月の申し込みで気をつけたいポイント③
2ヶ月の受講では、せっかく購入した教材を使い切ることができません。また、自社開発教材の場合は、解約後に勉強を継続したくても、続きの教材が手に入らないので、せっかく身に付けた学習法や学習習慣が無駄になってしまう可能性があります。
2ヶ月の英語コーチングに過度な期待は厳禁!
2ヶ月から受講できる英語コーチングはありますが、2ヶ月という期間で過度な期待を持つことは厳禁です。
2ヶ月の英語コーチングで「英語が話せるようにはならない」
2ヶ月の英語コーチングを受講しても、急に英語が話せるようにはなりません。スピーキングを強化するためのカリキュラムを作成してもらうことは可能ですが、実際に成果を感じることができるまでには、数ヶ月かかることを覚悟しておきましょう。
2ヶ月の英語コーチングで「スコアは急上昇しない」
2ヶ月の英語コーチングを受講しても、TOEICなどのスコアが必ず急上昇するわけではありません。スピーキング能力などに比べると、成果に繋がりやすい傾向はありますが、50点も上がればかなり良い方だと考えるようにしましょう。
2ヶ月の英語コーチングで受けられるサービス
2ヶ月の英語コーチングで受けられるサービスと、長期の英語コーチングで受けられるサービスは基本的に同じです。つまり、入会金や解約金が発生しない場合、2ヶ月の申し込みはかなりお得ということです。
レベルチェックテスト
受講者の正確な英語力や弱点を把握するためのテストです。国際基準に基づいたテストが実施される場合もあれば、自社開発テストの場合もあります。
キックオフカウンセリング
これまでの英語学習や英語コーチングを受講する目的、期間内の目標をヒアリングします。
意外にも英語学習の目的や目標が定まっていないまま、闇雲に英語学習をしている人は多いもの。専門家との面談をを通して悩みを言語化してもらうことで、英語学習の目的がはっきりし、モチベーションにも繋がります。
学習カリキュラムの作成
レベルチェックテストやキックオフカウンセリングの結果を受け、第二言語学習理論に基づいたオーダーメイドの学習カリキュラムを専属のコーチが作成します。
カリキュラムは教材の種類や勉強法だけでなく、忙しいビジネスマンが日々の生活の中でどのように英語学習を取り入れていくかという、ライフスタイルの提案も含まれています。
根性論で「英語を勉強してください!」と一方的に告げられるわけではなく、現実的に継続して実践できる方法をコーチが一緒に考えてくれます。
約8回の定期進捗カウンセリング
多くの英語コーチングは週1で専属コーチとのカウンセリングがあります。英語学習の問題点を共有することで、カリキュラムの修正や変更などの更新がされるPDCAサイクルができ、より効率的な英語学習が実現されます。
また、週1回の定期進捗カウンセリングだけでなく、日々の英語学習の報告がある場合もあります。目標達成までコーチが並走してくれるので、挫折する心配がありません。
特に英語学習は最初の2ヶ月で脱落する人が多いので、英語初心者にとっては価値の高いサービスと言えるでしょう。
2ヶ月の英語コーチングを受けるなら、目的を明確にしておこう!
2ヶ月の英語コーチングでは飛躍的な結果を出すことは難しいでしょう。しかし、目的が明確であれば、2ヶ月でも英語コーチングの価値を引き出すことができます。
2ヶ月の英語コーチングの目的
自分の能力を客観的に知る
英語コーチングをはじめる前に、レベルチェックテストやキックオフカウンセリングが実施されます。自分の英語力を客観的に知ることができ、弱点が明確になります。
目的や目標の設定をする
キックオフカウンセリングを通して、英語学習をする目的や目標の解像度を上げることができます。また限られた期間の中で、能力を最大化できるカリキュラムを組んでもらえるので、やるべきことが明確になります。
英語の学習方法を知る
第二言語学習理論に基づいた効率的な英語学習方法のレクチャーを受けます。日々の学習進捗をLINEやZOOMを利用してコーチに報告が義務付けられており、わからないことがあればいつでも質問ができます。
英語の自学自習を定着させる
2ヶ月の英語コーチング受講で英語学習の方法を理解し、定着させることができれば、ここから先は自学自習でも効率的に英語力を向上させることが可能になります。
つまり、2ヶ月の英語コーチング受講は、自学自習を定着させるためと割り切れば、かなりコストパフォーマンスの高い投資になるでしょう。
2ヶ月の英語コーチングでも効果が出る人、出ない人
「2ヶ月の英語コーチング受講は自学自習を定着させるため」という理由が最も大きなポイントですが、2ヶ月の受講でも英語力を大幅に伸ばす人はいます。その人たちの特徴を紹介しましょう。
2ヶ月でも効果が出る人の特徴
もともと熱心に英語学習を続けていて、既に英語の基礎があった人です。新しい英語学習法によって急激に英語力が向上したり、テストのコツをつかんでスコアを伸ばすことができます。
2ヶ月では効果が出ない人の特徴
英語の基礎(中学・高校の英文法)がない場合、2ヶ月という期間では急激に英語力を伸ばすことはできません。成果が現れるには、最短でも3ヶ月はかかると思った方が良いでしょう。
しかし、英語学習とは本来は数年かけて取り組むものです。現在は英語学習理論が確立されてきたので、短期間での英語習得は難しくても、半年〜1年の期間があれば、十分はグローバル人材として活躍できるようになる可能性はあります。
最後に:習慣が身につくのは3ヶ月から?
英語コーチングの2ヶ月利用は「お試し期間」か「英語学習の習慣化」のどちらかに目的を絞ると良いでしょう。
しかし、2ヶ月で英語学習の習慣をつけるのは簡単ではありません。「こうすれば学習時間が捻出できる」「この勉強法なら英語力が伸びる」と頭で理解していても、実際にできるかどうかはまた違う問題です。
多くの場合、習慣を身につけるには3ヶ月かかると言われています。まずは2ヶ月間お試しで利用をしてみて、必要であれば延長をする、解約後に再申し込みをするという選択肢を持っておくのも悪くないででしょう。